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海外旅行、一歩外に出れば「日本人」の看板背負ってますよ!
皆さんは海外に出た時、
自分が「日本人」であることを意識していますか?
一歩外に出ればあなたが意識していようといまいと
周囲の人はあなたを「日本人」だと意識し、接します。
サッカーワールドカップでは
日本人選手やサポーターの素晴らしい行いが
日本人の好をUPさせているのは皆さんよくご存じでしょう。
あなたと出会った現地人が
「ああ、やっぱり日本人はサッカー選手たちのように
礼儀正しい、素晴らしい!」と思うのか、
「なーんだ日本人は思っていたより・・・」と思うか
はあなたの振る舞い次第です。
何も大げさに
「日本人の代表としていい日本人でいないと!」と
思う必要はありませんが、
折角外国人と交流し、お互いの文化や習慣を知り、
日本人を知ってもらう良い機会なのですから
旅に行って楽しく帰ってくるだけでなく、
ちょっとしたところで日本人として
好印象を残す振る舞いをしてみませんか?
「旅の恥はかき捨て」だけはやめたいものです。
Yes,please. No,thank you.
「はい、お願いします」「いいえ、結構です」
街角日本語で使う場面は少ないからでしょうか?
海外で気になる場面に、
日本人観光客が質問の答えに
「イエス!」「ノー!」でしか答えない
というのがあります。
これはちょっとぶっきら棒に聞こえますし残念な感じもします。
英語圏やヨーロッパでは子供の頃から厳しく
YESの後にはプリーズ、NOの後にはサンキューを
付け加えるよう躾されます。
カフェや小さな売店でも「イエス、プリーズ」です。
言えないとちゃんと躾けられていないかと思われます。
皆さん、英語が苦手で話せなくても海外旅行では
イエスやノーは絶対使うはず。
この時後ろにちょっと一言付け加えるだけ、簡単!
セットで覚えて癖にしてしまうのがおすすめです。
イエスプリーズ、ノーサンキュー♡
これであなたの好感度はUPしますし、
日本人は礼儀正しいね、となるでしょう。
是非お試しください。
チップはどうしていますか?
チップ(Tip)は
満足するサービスを受け取ったことに対する「心づけ」です。
チップの習慣のない日本人にとってこの習慣は
いつまでたっても慣れないものですね。
チップのない国は小銭の心配が無用なので私は好きです。
しかしチップのある国に行ったときは
やはり「郷に入れば郷に従え」で、できる範囲でしています。
かつて、裕福で旅慣れた日本人高齢者達と
一緒になる機会がありました。
到着ロビーで待ち構えていた(ガイドと関係のない)現地の人達が
荷物を移動バスまで運んでくれました。
私は自分で運べるから断りましたが、
彼ら日本人達は運んでもらったのを
当然のサービスのように思っていて
チップを要求された時びっくりし、それから渋々払っていました。
日本円でわずかな額なのに。
この光景には私がびっくりしました!
ツアーばかりで旅慣れている人は
いつもガイドさんが払うか、
チップのことを理解していないのでしょう。
現地人は給料が安い分、チップで生計を立てています!
又、日本の若い子とホテルで同室になった時も
その子はポーターにチップを渡すことなく、
枕銭も置いてませんでした。
外国では置く習慣があるということさえ知らないみたいでした。
あからさまに指摘するのはどうかと思って、
私は「している態度」を見せて後から軽く説明しておきました。
これぼど日本人が海外旅行をし、
中には子供の頃から海外旅行に連れて行ってもらってるのに
知らないとは残念です。
きっと親も知らないから教えてもらってないのでしょう。
無理にする必要はないですが、
サービスを当たり前と思わず、
気持ちよいサービスを受けたなら
チップを渡すようにしてみてはいかがでしょう?
行って楽しんでくる(もらうだけ)でなく、
その国の習慣や文化を知り、尊重するという意味において^^。
チップを払いたくないなら
・サービスを受けない(荷物は自分で運ぶとか)
・その店を利用しない
などすればよいのです。
もちろんいいサービスでなかったり、
何も受けてないのにする必要はないと考えます。
*特に貧しい国の子供に不用意にばら撒く、
という行為もその子のためになるのかどうかわからないので疑問です。
国によっては子供の後ろにマフィアがいて
稼ぎは全て持って行かれるという話も聞きますし。
私はたまに宿泊先でごみ箱のごみが多かった時や
滞在最終日にチップと一緒に
筆ペンで書いたお礼メモと折り鶴を置いて出てきます。
日本人の「看板」もちょっと意識して。
見えないところで国際交流??
日本では値切らないのに、
海外に行くと時と場を考えず必死になって値切る人を見かけます。
英語ができないと言って普段喋らないのに、
値切るときだけ日本語でまくし立てるとか・・(苦笑)
確かにイスラム圏では値切るのは
コミュニケーションの一つと言われてますし、
アジア圏でも「とんでもなく」吹っ掛けてくる
悪意の人もいますから注意は必要です。
が、定価で売っているショッピングセンターでや、
「べらぼう」な額でもない提示なのに
とにかく相手のことを考えずに値切るのは
品格を疑いますし、
見ていて哀れにもみえることがあります。
ある時、お金持ちでキャリア学識もありそうな高齢日本人男性が、
現地で手作りの民芸品を売ってる女性に
罵声を浴びせながら値切っている姿を見て
日本人として悲しくなりました。
人を人として見ていないそんな感じでした。
一方で年代的には同じでも、
「この編み方はとっても凝っていて時間も相当かかるものよ、
この値段で売ってくれるなんて嬉しい」と言って
買うご婦人もみかけたことがあります。
その人曰く「何でもかんでも値切るのは可愛そうよ。
あんな小さい子も抱えてるし。
私は値段を聞いて妥当だと思ったら値切らないの」と。
「値切る」時は
コミュニケーションの一種としてを楽しむため、
適正でor自分の納得できる価格で手に入れるため
にしたいものです。
ただ義務かなにかのように相場も知らず、
その品の価値を見出すこともせずにして値切るのは考え物かと。
お互いが気持ちの良い取引をする。
日本人として
現地の人に後々まで残す印象を考えられるといいですね。
まとめ 私たちが普段外国人観光客に対し感じていること
来日する外国人観光客に対してどんな感想を持っていますか?
「もっと来てほしい」「もうこれ以上は来ないで」
又は特定の国の人に対して
「素行が悪いから歓迎しない」
「感じいいからわからないことは何でも助けてあげたい」
「もっとお近づきになりたい」
いろいろあると思います。
このことを考えると
自分が海外に行った時どう振る舞うか、が
自然に見えてくると思います。
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