![フォンニャケバン洞窟](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/フォンニャケバン洞窟.jpg?resize=728%2C619&ssl=1)
フォンニャ洞窟
目次
ベトナム旅行の目玉 フォンニャ・ケバン国立公園へ
フォンニャ・ケバン国立公園は2003年世界自然遺産に指定された
ベトナム中部、ラオスとの国境近くに位置する国立公園で、
大小約300の鍾乳洞があると言われています。
ベストシーズンは3月~8月。
9月から11月は雨季なので川が増水すると洞窟に入れないことも!
観光できる洞窟は4か所あり
・フォンニャ洞窟(川の水が山を削ってできた洞窟、地底川をボートで見学)
・ティエンソン洞窟(鍾乳石が垂れ下がった景観)
・ティエンドゥーン洞窟(石筍が見事だそうで別名:天国の洞窟)
・ソンドン洞窟(世界最大規模の洞窟でまだ定期的なツアーはなし)
今回私は約2億5000年前に形成されたという
フォンニャ洞窟へ行って来ました。
フォンニャ洞窟入場料 15万ドン +船代 3万ドン(所要時間2時間)
現地ツアーを利用
まず日本から手配を、と思ってH.I.Sのベトナム支社に問い合わせたら
一人参加の場合は135ドル!!
(他に行く人が集まれば少し安くなる)と言われました。
旧正月の時期、当日人が集まるのかどうかわかりません。
そこで予約したホテルに手配できるか聞いてみたら可能とのこと。
現地手配では30USドルと言うではありませんか!
しかもボートや入場料、昼食込みです。
フエ到着後、チェックインした際にホテルを通じて正式に予約しました。
こちらのツアー会社です。
http://tannhattravel.com/en/
当日朝。
6時45分に迎えに来ると言ってたのが15分遅れ。
それから各参加者のホテルを回ったのでそれだけで1時間近くもかかり、
フエを出たのは8時頃でした。小さめのバスに満員の32名。
![ツアーバス 車内](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/ツアーバス 車内.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
ツアーバス 車内
![ツアーバス](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/ツアーバス.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
片道4時間を満席ギューギュー詰めはキツかったです。
(途中1回教会遺跡の場所で15分ほどのトイレ休憩あり)
ガイドが一人つくのですが、とってもおしゃべりさん。
洞窟以外の話=ベトナム事情も沢山話してくれて為になりました。
お客さんの半分は欧米系で、あとはベトナム人。アジア人は私一人でした。
後からわかったのですが、32名のうち10人はツアー参加者ではなく、
フォンニャ・ケバンに行く為だけに乗った人達でした。
彼らは国立公園前のホテルに宿泊し、ゆっくり時間をかけて
洞窟を見て回るようなのです。
(フォンニャ洞窟以外も観ようとすると丸1日はかかる)
ドンホイを拠点に動く手もあるそうですが、
上記のように国立公園の目の前にも小規模ホテルが何軒もあったので
ゆっくり見学したい人はここに宿泊してもいいかもしれません。
*ドンホイ 国立公園まで44km、車で50分に位置する街 空港もあり
まずは昼食から
12時頃到着。(片道約4時間)
国立公園入口には大きなレストランがあり、そこでの昼食となりました。
事前にベジタリアンかノンべジかを聞いてくれます。
ツアー客皆で円卓を囲んでの食事。
量は十分にあり、結構おいしかったので満足、満足。
ツアーなのでお粗末な昼食を想像していたから意外で、よかったです。
![ベジタリアン用の円卓席](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG_7447-e1544673169708-300x225.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
ベジタリアン用の円卓席
レストランの他、トイレや売店もありました。
1時前にここから体勢を整えていよいよ出発です!
洞窟へはボートで!
![洞窟へのボート](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/洞窟へのボート.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
レストランの先にボート乗り場があり
かなりの数のボートが待ち受けていました。
10名ほどずつに2隻に分かれて乗船。
30分ほどかけて川を下り、
遊覧の後、いよいよボートのまま洞窟内部へ。
![洞窟へ向かうボート](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/洞窟へ向かうボート.jpg?resize=300%2C282&ssl=1)
訪れた日は2月で曇り空。23度位。
ボートでは風が当たるので少し肌寒い感じでしたが
ライフジャケット着用だったので
そこまで寒かなかったです。
洞窟内は薄着長袖で丁度良かったです。
奇岩に囲まれた洞窟内はまさに絶景!
![奇岩からなる天井](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/奇岩からなる天井.jpg?resize=728%2C441&ssl=1)
洞窟内は静寂に包まれていました。
薄暗い洞窟、ボートは地底川をエンジンを切って手漕ぎで進んでいきます。
やがてライトアップされた奇岩の数々が目に飛び込んできました!!
![鍾乳洞入り口](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG_7494.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
一つとして同じ形のない大自然の造形美!
鋭く尖ったものもあれば、
丸みを帯びてユニークな形をしたもの。
乳白色やグリーンが買った色のものもあれば
グレーや黒の岩肌も。
長い年月をかけて形成された唯一無二の巨大鍾乳石が360度に渡っています。
![鍾乳洞内部](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/鍾乳洞内部.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
とにかく規模がすごくて写真では表しきれません。
ボートは鍾乳洞の突き当り、奥まで行き、
その後Uターンして入り口近くで停船、
乗客はそこで下船&上陸します。
幻想的世界に上陸
船を降りたった場所は細かい砂浜のようなところで、
そこから巨大鍾乳石の上を歩いて進みました。
![段々状の奇岩](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/段々状の奇岩.jpg?resize=300%2C292&ssl=1)
![洞窟前での撮影](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/洞窟前での撮影.jpg?resize=222%2C296&ssl=1)
水上から眺めるのと又違って、岩壁に手を触れながら歩くところもあるので
肌で感じることもでき、感激でした!
ボートを降りた地点より先のところ、鍾乳洞を出た川沿いで
ボートが待機しています。
同じボートが沢山並んでいるので自分の乗ってきたボート番号をお忘れなく。
この乗り場前には飲み物などが売っていたりお手洗いもあります。
フエ到着は夜
再びボートでレストラン前まで戻り、
15時頃そこからバスに乗りました。
洞窟にいたのは2時間ほど。
帰りは観光客向けの土産物屋で一度だけトイレ休憩。
フエに到着したのは19時半くらいでした。ホテルまで送ってくれます。
![17度線の橋](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2018/02/17度線の橋.jpg?resize=300%2C194&ssl=1)
17度線の橋
途中通過した歴史上のスポット:17度線
昔はここで北ベトナムと南ベトナムが分かれていたそうです。
見にくいですが橋の左右で色分けされています。
まとめ
いかがでしたか?
ベトナムは現在発展途上、
開発が進む近代的なイメージの強い国となっていますが
大自然もいっぱいあります。
フォンニャ・ケバンは交通の便はあまりよくないですが、
時間があれば是非立ち寄ってほしい絶景スポットです。
個人的にはハノイから行くハロン湾より洞窟を身近に体感できるので
おすすめです!