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ノイバイ空港から市内へ
ベトナムの首都ハノイは政治と文化の中心都市。
南部の商業都市ホーチミンと比べると西洋化の度合いが少ないかもしれません。
ベトナム戦争時代はアメリカが南ホーチミン(サイゴン)を、
ソ連が北ハノイを支援していましたから。
今でも郊外に行くとロシアの影響があちこちに見受けられました。
そんなハノイの玄関口はノイバイ国際空港。
ターミナル1が国内線、ターミナル2が国際線専用です。
(1と2の間は無料シャトルバス有り)
空港からハノイ旧市街までは約33km、約57分。
タクシー、エアポートミニバス、路線バス(86番)が利用できます。
*配車アプリGrabならトラブル少な目!
SIMフリーのスマホを持参しているなら日本で前もってアプリをダウンロード、
空港で通話付きSIMカードを購入し、電話番号を設定した後タクシーを手配するのが
安くて安全、便利です。(31万~41万ドン)
又は日本の電話番号のままアプリも使用できますが、海外料金で高くつく恐れがあります。
私は今回フエから国内線を利用してハノイに入りました。
空港では様々なトラブルが発生している
と聞いていたので事前にホテルの迎えサービスを手配していました。
一般的に15USドル~らしいですが私は18USドルで承諾しました。
帰りは、ハノイ市内から空港までは
シンツーリースト(現地旅行会社)で頼み、12USドルでした。
空港から市内までのタクシーの運転手さんはすごくいい人でした。
もともとは私一人だったのですが、
機内で一緒になった日本人が長時間路線バスに揺られて帰宅するといい、
スイス人はホテルまでタクシーで行くのが不安というので「彼女たちもいい?」
と尋ねたら一人5ドルづつの追加で快諾してくれました。
日本人女性は郊外の離れたところに住んでいて遠回りになるにもかかわらず。
おじさんはとてもフレンドリーで、
ベトナムのことについて質問したらいろいろ答えてくれて車内は和やか、
楽しいひと時となりました。
ハノイの第一印象
第一印象は、「暗い!」。
霧がものすごくて空港周辺の様子がはっきり見えない!
訪れたのは2月でしたが、
毎年11月~3月くらいまではほとんど霧か曇りだそうです。
ですからハノイではよく飛行機が欠航したり遅延するそうです。
ホーチミンは南国で暑くて薄着だったのに、
ハノイではコートを着ていました。
気候の差が激しいことでベトナムが南北に長ーいと実感できました。
又、市内は古い感じがするものの、郊外の開発ラッシュはものすごく、
新築マンション群の様子にびっくりしました。
入居者の半数は外国人といいますから2度びっくりです!
不動産投資のために海外から買い付けに来る外国人も多いそうです。
そしてベトナムと言えば「バイク」です!
私は台湾でバイク社会に鍛えられていたのですが、
それでもバイクの量にびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!
しかも道が三差路になっているところが多くて
右左2方向を見てるだけではダメなのです!
信号も少ないし皆信号を無視して渡っています。
まともに待っていたらいつまでも渡れないので
タイミングを計って慎重に素早く渡りました。
道路の通行が日本と反対なので日本人には慣れないと大変!
旧市街 伝統市場周辺で古きベトナムを感じる
ドンスアン市場周辺は
建物がフランス占領時代のもので外観がお洒落だったり
お寺や廟があちこちにあり人々の信仰心の厚さを伺いしれたり、
問屋街や屋台フードもあって庶民の暮らしぶりが垣間見れて
とても面白かったです。
ドンスアン市場
1階は雑貨、日用品(鍋など調理器具)、衣類、バッグや靴、お土産
2階は布類(アオザイ等)を扱っています。
竹籠バッグもお洒落なものがお手頃価格で手にはいります。
ホーチミンの市場と異なるところは「売り込み」が激しくないことです!
ホーチミンの人は商売気が凄いので電卓片手に高額で吹っ掛けてきます。
立ち去ろうとすると「いくらなら買う?」と電卓を渡してきます。
しかし、ハノイではこちらが値段を聞くまでいくらとは言いませんし、
見てるだけでもOkです。しつこくない^^
価格もホーチミンと全く同じ品でもハノイの方が安かったです。
同じドンスアン市場内でも値段が若干違うので
いろいろ見て回ってから最後に買うことをおすすめします。
又、バッチャン焼きと言われる陶器も売っていますが、まがい物です。
種類も多くてバッチャン専門の店がいくつも入っているのは別の市場。
そちらは日本語を話せる店員さんもいてお勧めです。Hang Da Market 地下1階
屋台フード
ドンスアン市場周辺では野菜などの食料品も沢山売られています。
南側の道を渡ると
ローカルフードを食べさせる食堂、屋台が並んでいる狭い通りがあり
利用者は地元の人ばかり。
なので格安で美味しいものを食べられます。
旧市街には外国人向けメニューのある
小ぎれいな食堂やレストランも多くありますが、
値段は高め。
問屋街
この付近には様々な問屋街がひしめいています。
衣類、日用雑貨から花屋、手芸用品、ハンコや漢方薬。
宝石も。代わったものでは神具仏具まで。
見ているだけでも面白いです!
手芸が好きな人は長時間ここで過ごせるかもしれません。
リボンや変わったワッペンなど種類が豊富で安いです!
宝石に興味のある人、目利きできる人は覗いてみると
掘り出し物があるかもしれません。ベトナムはルビーの産地があると聞きますし。
ハノイ大教会(聖ヨセフ大聖堂)周辺
ハノイ大教会の前では結婚記念の写真を撮る花嫁さんや
地元の小学生が見学にきていたりでとても賑わっていました。
内部はヨーロッパと変わらないくらい厳かなな作りと装飾。
裏手にはマリア様が岩の合間から見下ろしているスペースがあり
なんだかほっとします。
教会で一息ついた後は近くを散策。
この付近はセンスのいいブティック、観光客向けの土産物屋、
雑貨店、ベトナムコーヒーの店等が点在していてショッピングにおすすめです!
ハノイ水上人形劇
ハノイには多くの湖が点在しますが、その中でもホアンキエム湖は庶民の憩いの場。
湖の畔は遊歩道になっていて、週末には周辺が歩行者天国、
土産物&飲食の出店も出現して多くの市民や観光客で賑わいます。
平日の午前中や昼間は静かなのでのんびり散策におすすめです。
そしてこの湖の北東の角に水上人形劇の劇場があります。
当日朝8時30分、
チケット売り場が開くと同時に行ったのですが
午後3時か8時の公演しか残ってないくらいの人気でした。
当日でなく、前もって購入されることをお勧めします。
全席指定席で10万ドンでした。
カメラビデオの持ち込みは別料金。
前の席で見る方が絶対面白いので
早めに予約を!
開演は時間通りに始まりました。
予想以上にコミカル、動きが細かくアクロバティックな演出もあって
すごく楽しめました!ハノイに来たなら絶対1度は見てほしいです^^
(写真でもわかると思いますが、席が後ろだと人形の細部まで見えないので目の前で観劇がベストです)
まとめ
いかがですか?
ハノイはベトナム昔ながらの文化や習慣が残っていて
それに触れられるのがいいですね。
現代的センスの良さや活気があるという点ではホーチミンの方がいいですが
ハノイはハノイ独特の魅力があります。
バイクにさえ気をつければ女性の一人旅にも向いてますよ。