インドのお金事情（2018年9月）
空港で入国審査を終え、荷物を受け取り、
到着ゲートでまずすることと言えば両替かATMでキャッシングでしょう！
インドルピーの現金は日本の銀行や両替所では扱っていません。
あのシンガポールの空港でさえ扱っていませんでした！
ですから（インドリピーターでない限り）
誰もが入国してから現金を手に入れると思います。
インドATM
ATMはあちらこちらで見かけました。
が、かと言っていつでも使えるわけではありません！
街中のATMコーナーは土日は閉まっていることが多かったですし、
24時間OKでもなかったです。
（銀行の支店に入っても必ずATMの機械が設置されているとは限りません。
又、海外のカードでは引き出せないこともあるので要注意！）
しかも！ 使えるカードは
差し込んでみるまで使用可能かどうかわかりません（苦笑）
入り口にVISAやMASTERのマーク、PLUSマーク等があっても
カードによって使えるものと使えないものがありました。
例えば、同じ時にイオンカード（VISA)はダメでも
UFJのデビットカード、海外プリペイドNeoマネーカードは使えました。
引き出し金額も上限は1万ルピーですが、
機械によっては1万まで引き出せないことがありました。
ATM使用の明細が出ないのでよくわかりませんが、
機械によっては「手数料200ルピーがかかります！」
と言うような表示がでることもあったので
大体これくらいはかかると思います。
引き出す時のコツ
2000ルピー札はできるだけ避けましょう！
なぜなら高額紙幣を受け付けてくれるところが
少ないからです。
例えば：ATMの機械で1万ルピーを指定すると
2000ルピー札が5枚出てくるので
7500ルピーにしておくと
2000ルピー3枚と500ルピー3枚がでてきて
後に小銭両替の手間が省けておすすめです。（下記項目参照）
＊クレジットカードはブランドによって使えないこともあるので
2枚は持参したほうが無難です！
参考：レート 2018年9月
UFJデビットは1.6くらい それとATM使用料は108円のみ
NEOマネーカードは1.67くらい （多分現地ATM使用料込）
インド両替所
リシュケシュの両替所 Dev Ganga というゲストハウスの隣の 両替屋さん。よく知る人が信頼できると教えてくれたので利用。
空港で両替所を利用しませんでしたが、
ATMで現金を引き出せなかった場合は利用するしかありません。
街中の両替所の方が空港よりレートがいいと聞きます。
又、地方都市や田舎では
日本円はあまり流通していないのでデリー等に比べるとレートが悪いです。
そして数日違うだけでもレートの変動によって
大きな差がでることもありました。
9月12日に両替した時は1万円が6500ルピー位（約1.53）だったのに
9月16日では同じ場所でも6200ルピー（約1.61）でした。
（1回目の時のレシートを見せてこんなに差があるの？と尋ねたら
レートの変動があったから仕方ないと言われるものの、
過去のそのレシート＝証拠は取り上げられ、2回目のレシート発行はありませんでした＾＾）
インド お金で面倒なこと
ATMや両替所で1万円を両替すると2000ルピーが数枚出てきます。
この2000ルピー札、日本人的感覚でいくと1万円札より高額な3万円くらい？
とにかく現地の庶民は普段使うことはないお札。
2000ルピー札の次はいきなり500札しかなくて（2016年11月に1000ルピー札廃止）
この500ルピー札でさえ、日本人感覚からしたら5000円から1万円くらい？
100ルピー札でやっと1000円くらいの感覚かもしれません。
| インドの街角では リキシャに乗るときに使う紙幣は10ルピー札、 タクシーでよく使う紙幣は100ルピー札、 食堂で使うのは50ルピー札～200ルピー札。 |
だから高額紙幣：500札を出すと思むろに嫌な顔をされるか、
本当にお釣りがないことが多いです！！
（現地のお店ではお客に渡す釣銭がなく、
お釣りを作るために個人の財布をひっくり返したり
知り合いから借りてお釣りを作ってたくらいです。
現地の人曰く：これがインドのプロブレムだって！賛同！！）
ATMや両替所で現金を手にしてまず考えること・・・
「この2000ルピー札をどう崩すか？！」
インドで小銭をゲットする
高額紙幣を比較的出しても使えた場所
１）上の写真にある全国チェーンの「カフェ・コーヒー・デイ」
スターバックス、マクド、ケンタッキー等
（トイレも使えるし、場所によっては コンセントを使ってスマホの充電もできるから便利）
２）少し高めのレストランやカフェ
心のオアシス ジャイプール ANOKIH カフェ
３）大き目のスーパーマーケット
４）ショッピングセンター
５）宿やホテル
６）観光施設のチケット販売窓口
城、博物館等外国人向けの高額な入場料（600～1000ルピー）
をとっているところではお釣りは大体あります。（早朝などでない時もあり）
まとめ
いかがでしたか？
私はクレジットカードで支払える場所でも
あえて高額紙幣を出して小銭を作っていました。
タクシー、リキシャ、水を買うのに10ルピー札は絶対必要だからです。
インドでは小銭を作れそうなチャンスは逃さず旅してくださいね。
そして最後にもう一つ。
お札は結構ボロボロです。（特に10ルピー札）
破れていると使えないことがあります。
お釣りが戻ってきた時、破れていないか必ずチェックしましょう。
外人だからと言ってわざと破れているお札を渡されることもありました。
そういうときは「破れてるから交換して！」と言いましょう。
相手も「見つかったか、しかたないな。ばれたか～」
という感じで交換してくれます。（苦笑）
