デラドゥーンとは
インド北部,ウッタルプラデーシュ州北西部の都市。シバーリク山脈の山間盆地,標高 670mに位置。 1699年にシク教の寺院を中心に建設され,グルカー戦争後,1816年にイギリス領となった。首都デリーと中国国境との中間に位置するため,大規模な兵営がおかれ,陸軍士官学校などがある。製茶が主要産業であり,米,コムギ,雑穀,茶,木材などの取引中心地。
↑だそうです。こういう私も成り行き(デリー行き列車の始発駅だった)で
訪れたようなもので何があるか知りませんでした。
多分観光ガイドブックにもあまり情報がないと思います。
街の印象は他のインドの大きな街と変わりませんでした。
砂ぼこりが凄くて車の排気ガスもすごくて・・
それでも意外にすごく楽しめたので、
近くのリシュケシュやハリドワールを訪れる際には
立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?
チベット人居住区がある都市
北インドと言えば1959年にインドに亡命して政治難民となり
チベット亡命政府を樹立したダライ・ラマ14世が住むダラムマサラがあります。
そのダラムマサラにも比較的近いからか、
チベット人が多く住む居住区があり、チベット仏教寺院もありました。
この地区はインドなのに道端にゴミもなく、ザワザワした感じもなくて
とても落ち着いた感じでした。
そして何よりも歩いている人の顔立ちが我々に近いモンゴリアンの顔つきなので
ずっと濃い顔のインド人に囲まれているためか、
人種的に近い人達をみると何故かほっとしてしまいました。
チベット仏教寺院
(牛のふんを心配することなく)芝生を裸足で歩いたり寝転がったりして
「新鮮な空気を思いっきり吸うことができる、最高!」
それがチベット仏教寺院に踏み込んだ時の感想でした。
又、院内は初めて見る風貌のチベット仏の絵や曼荼羅が壁一面の描かれ、
静謐な雰囲気の中、自然と厳かな気持ちになれましたし、
読経の響きの中、行った瞑想もいい経験となりました。
又、子供達と一緒に巨大マニ車を回して楽しかったです。
日本人にはヒンドゥー教の混沌とした寺院よりも
こちらのほうが馴染みやすいですね^^
チベット仏教寺院への行き方
デラドゥーン中心部、鉄道駅辺りからはかなり離れています。
リキシャかタクシーの利用がおすすめです。
私はスマホアプリ、OLAを使ってタクシーで行きました。
約10.5km、片道25分くらいでしょうか。
約200ルピー(330円)でした。
院内はゴミ一つ落ちていないし、落とすと監視人の人に注意される徹底ぶり!
トイレはピカピカに掃除されていました。
土産物屋や軽食をとれるスペースもあります。
読経を聞きたいなら本殿ではなく別館で16時から。
チベット人居住区でチベット料理を食べる
チベット仏教寺院から歩いてすぐ、
目立つ通りに数件の飲食店やお店が並んでいる通りがあり
カレー味にうんざりしている時にチベット料理の「薄味」は
より一層美味しく感じられました。(^^)
奥さん手作りのモモがボリューム満点、お腹にも心にも優しい一品でした。
こちらのお店も上記の食堂と同じ通り、すぐ近くにあります。
カフェとレストランの2か所に分かれています。
レストランは広々としてゆっくり落ち着ける店でした。
値段も高くなかったですよ。
100~200ルピーで麺類や一品料理を食べられます。
寺院の若い僧侶達も食べにきていました。
まとめ
いかがでしたか?
たまたま立ち寄ったところで予期せぬいいことや楽しいことに遭遇すると
とても嬉しくなりますよね。
インドのように日本人には体力的にかなりハードな土地でも
ちょっと一息つける場所や時間があると有難いものです。