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インドの鉄道ってどんな感じ？
インドの地下鉄は比較的最近の車両なので予想よりきれいでしたが
全国を網羅する鉄道の車両は古かったです。やはり！！
しかしそれはこれまで訪れた世界各地の列車と比べると
特別にひどい！というものではありませんでした。
（乗車した3等級寝台ACより上のクラス）
3等寝台クーラー付き。トイレも意外にきれいでした。
が、慣れなかったのは車両そのものよりも人込み！です。
席を予約するのにも一苦労ですが、等級によっては
予約してあっても当日その場で席取り合戦をしないといけない
のが疲れました。（苦笑）
インド鉄道予約の仕方
いつも満席状態なので時間に余裕のない人、
予定がある程度決まっている人は予約したほうがいいですね。
予約には３つの方法があります。
１）自分で駅の窓口に行って購入する
→行き当たりばったり旅派、放浪旅派におすすめ
２）旅行代理店等を通じて手配してもらう
→自分で手配するのに自信なし、時間や手間を短縮したい人向け
３）ネットで予約する
→ある程度の日程がわかっていて日本から予約しておきたい人向け
アプリを駆使できる人向け
それではそれぞれの方法について具体的に述べてみましょう。
１）自分で駅の窓口に行って購入する
ハリドワールの駅、朝なので空いている
事前にインド国鉄IRCTCHPで列車時刻表をチェックしておきます。
駅のチケット販売窓口に行ってそこにある申し込み用紙に
乗りたい列車の詳細などを記入して渡します。
申し込み書。英語です。いろいろ質問があったり、細かいことを記入しないといけないので面倒かも。
駅の窓口は空いていればいいですが、
人が多いと長蛇の列に並ばないといけません。
又、デリーではメトロの駅から国鉄のチケット窓口に行くまでの間に
騙されて違う場所に連れていかれるというトラブルも起きていると聞きます。
時間や労力を考えると一般の外国人観光客にはハードルが高いかもですね。
2階にあるこの外国人向け窓口に行くまでが大変とききます。 が、ニューデリー駅前、話しかけられても反応しなければめちゃくちゃ怖い場所とは感じませんでした。
運がよければ窓口ですぐに希望の座席を購入できますが、
満席の場合は希望の列車が取れなかったり、
列車のチケットは購入できても座席の指定がその場でできない
（間際までわからないことも！）ので注意が必要です。
＊外国人特別枠
一般人枠で満席でも外国人だと買える席もあるそうですが、
これも限りがあるので日にちに余裕をもって予約するほうがいいでしょう。
２）旅行代理店等を通じて手配してもらう。
インド各地、街中には旅行代理店が沢山あります。（土日の休みに注意）
ホテルでも代理で手配してくれるところもあります。
あらかじめ自分の乗りたい列車の日時を決めてリクエストすると
調べて空席の有無などを教えてくれます。
自分の名前とパスポート番号、年齢を告げるだけでOK!
（インドに日本人スタッフがいる旅行会社もあり、日本から予約もできますが
問い合わせをしたら結構手数料を取られるとわかりました。
支払いも外国送金、もしくは現地に到着後会社まで支払いに行かないとダメなので面倒）
一般住宅街にあったアムリトサルの旅行会社。
こんな感じのOfficeに3人くらいおじさんがいて親切・迅速に手配してくれました。
手数料がどれくらいかかったか、控えるのを忘れましたが、
運賃が565ルピー（930円くらい）のところ
600ほど払ったので10％ほどだったかもしれません。
とにかく元の運賃が安いので並ぶ労力や時間を考えると
代理で手配してもらうほうが楽ちんです。
３）ネットで予約する
私が一番おすすめするのがこの方法！
今回往復の飛行機はFIXで日程変更不可だったため、
行く前から旅程をある程度組んでいました。
ですから今回の旅での一部区間は日本で購入しました。
手順 ①インド国鉄のHPから会員登録をする。（日本の電話番号で）
②外国人は登録に手数料を支払う必要があるので
（クレジットカードで）支払う
③会員IDとパスワードを控えておく。（後述のアプリでもログインに必要）
④Clear Trip という旅行代理店にリンクされるので
まずアカウント登録をする。
その後、乗りたい列車を選択して支払いを済ませる
⑤支払いが済んだら内容を確認するメールと
eチケット控えのPDFが送付されてくるので
必ずプリントアウトして現地に持参する
以上、です。
慣れない英語画面で戸惑ったりしましたが、何とか購入できました。
こちら５star traveler さんの記事が
新しくてわかりやすいから参考にされるといいかと思います。
インド国鉄のアプリを活用する
チケットをプリントアウトしたら当日駅に向かいます。
インドの列車は遅延することが当たり前、と言われていますが、
今回私が乗った3本はどれも始発駅だったので
出発時間の30分前にはホームに入ってきました。
とにかく慣れないうちは早めに駅に行きましょう。
なぜならまず、改札前に荷物の検査があります。（X線）
それから（掲示板かアプリから）出発ホームを確認！
ホームに向かいますが、これがなかなか見つかりません！
ニューデリー駅のようにホームが何十番というところもあったり
変形でホームがへっこんだところにあって見つけにくい駅もあり、
注意が必要です。
列車が入ってきたら自分の乗る車両を探します。
乗ってしまってからでは移動できないこともあるので
必ず指定あされた車両に乗ります。が、
列車はものすごく長くて自分の車両がどこにあるのか見当がつきません！
そんな時はアプリが便利です！コレ！↓
出発時間が近くなると出発ホームが表示されます。
乗る列車の車両構成がわかります。
乗る車両の図解があるので自分の席がどのあたりにあるか 見当がつきます。
目的地までの所要時間もわかるので 心の準備ができます。
1等寝台に乗車した時は車両を見つけるのに苦労しました。
アプリで車両構成は見たのですが、
どちらが進行方向で、
入ってきた電車はどちらに出るのかわかっていなかったので
右往左往してしまいました。
見つけた！と思った車両も1等と2等が混合だったので
自分の席と思ったところは2等だったり・・（苦笑）
やっと自分の席に到着した頃は発車数分前でした。
発車して暫くすると車掌さんが検札にきます。
コピーorプリントアウトしたチケットを準備しておきましょう。
3等列車の夜行などは発車してすぐに消灯となりました。
乗車して席を確保したらシーツ配布のあるクラスは
さっさと寝床を作って寝る体制になります。
（上、中、下段とありますが自分の段でないところを陣取っている人もいるので注意！）
インドの列車、特に長距離で各停などの列車は遅延がひどいみたいです。
私の乗った列車も1時間以上は遅れて到着しました。
それでは乗車の様子を続けて3本動画でぞうぞ！！
・3等クーラーなし ＞＜”
・3等クーラー（AC)つき
・一等クーラーつき
まとめ
いかがでしたか？
日本からネットでチケットを予約、
できれば1等か2等のクーラー付きを手配できれば
40、50代の女性一人でも安全、比較的快適に一人旅はできると思います。
1等は個室＝コンパートメントになっているから
プライベートは保たれていて人の出入りもなく静かに過ごせます。
同室の人もそれなりにお金がある人なので
荷物を山ほど積み込んでガツガツ、という感じでもありませんし。（笑）
詳しいことをお知りになりたい方はお問合せフォームからどうぞ。
