アグラ城塞とは
世界遺産アグラ城塞はあのタージ・マハルを造った王様が
息子に幽閉されていた場所。
王様は「囚われの塔」からヤムナー河に浮かぶタージ・マハルを眺め
王妃を偲んでいたと言われています。
そしてこの絶景を朝日と共に見ると最高です!
早朝、開門とともに訪れてみてください。
私はタクシーアプリで前日に予約を入れて朝5時半に宿を出発、
その日一番のお客さんとしてゲートをくぐりました。
のんびり、静かで落ち着いた空間
タージ・マハルが休みだからでしょうか、
朝一番はほとんど人がいなくて、敷地内はとても静かで心地よかったです。
リスが至る所をウロウロしているし、カラフルな鳥のさえずりが
「あー、平和❤」と感じさせてくれました。
城塞を一歩出ると喧噪と排気ガスのインドですから、
ここは天国のように思えたくらいです!
見事なイスラム建築様式
「よくもこんな分厚い大理石に透かし模様を入れられたものだわ~」とか
「幾何学模様は似てるけど一つ一つ異なったデザインなんだ~」など
タジ・マハルで人混みに流されて見逃してしまったもの
が見られてよかったです。
陽光が城塞をより際立たせる
朝の太陽はヤムナー河に浮かぶタージ・マハルを絶景に導くだけでなく
その陽光が城塞の建物を照らす時、フォトジェニックな空間となります。
透かし模様の窓から零れる光が柔らかくてロマンチックでした。
これらの写真を撮っている時はずっとおひとり様状態。至福のひと時でした。
一人旅でもバッチリ記念撮影!
タージ・マハルではメインゲートをくぐると多くの観光客に
多くのカメラマンが待ち受けていましたがこの日はおひとり様状態。
時間が経ってインド人観光客がちらほらしてきましたが
それでも「写真をお願いしまーす」とインド人や警備の人に
言えるのは1回1ショットくらいでした。
「あ~こんな記念撮影するのに持ってこいの場所とは知らなかった~
自撮り棒持ってくればよかった!」と残念に思いましたが仕方ありません。
最後にそろそろ下に降りようかな、と思った頃
暇そうな警備のおじさんを見かけました。
写真をお願いしたらとても親切に撮ってくれ、
撮り慣れているのか
「あそこに立って!そうそういいね。あ、こんなポーズを撮って~」
と指示が飛びました。それから約30分。
彼の言うままにスマホで撮ってもらっていたら
充電が残りわずかになってしまったので
そこでやっと打ち切りとなりました。(正直ほっとしたくらい。苦笑)
インドでは一人旅でも撮影に困らないかもです。
インド人は外国人と写真を撮るのが大好きです。
男性は特に外人女性と撮るのが好き。後から自慢できるから?
まとめ
のんびり写真を撮りながら回っていたら
2時間半くらいかかりました。
8時を過ぎたあたりから外国人観光客も増え賑やかになってきたので
早朝がおすすめの時間帯です。
城壁はヤムナー河に面した囚われの塔あたりだけで、
その他のところは危険なのか、
登ろうとしたら警備の人に注意されました。
立ち入り禁止区域もありました。
モーティーマハル、ミーナバザールもガイドブックに載っていましたが
やっていないと言われました。2018年9月現在
(誰にも英語が通じないのでそんな感じ)
とにかく、狙い目時間に訪れると世界遺産を独り占めできます!
カラフルな羽の鳥が飛び交い、リスがチョロチョロする城内で
至福の時間を体験できるかも。
貴女も世界遺産を一人でゆっくりのんびり満喫してみませんか?