ミトゥナ像で有名なカジュラホーとは
首都デリーから南東に620kmの位置にある人口約5000人弱の村。
なぜ有名かというとwikipediaより
カジュラーホー寺院群
10世紀初頭から12世紀末ごろのチャンデーラ朝時代に、カジュラーホーでは、85か所に及ぶ寺院が建設されたと考えられている。
カジュラーホーの寺院群は細い釣鐘状の塔の上部全体をシカラと呼ぶ北方式[2]の典型例を示している。
現存しているのは25か所のみで、東西約2キロ、南北約3キロの約6平方キロの範囲に分布し、2か所のヒンドゥー教寺院で構成される南グループ、ジャイナ教寺院が主体の東グループ、ヒンドゥー教寺院のみで構成され、もっともよく建造物が残存している西グループの三つの寺院群にわけられる。
ヒンドゥー教寺院は、ヴィシュヌ派の寺院が主体となっている。またヒンドゥー教かジャイナ教かによって建築や彫刻に極端な差はほとんどみられず、ミトゥナ像(男女交合のエロティックな彫刻)を含む官能的なレリーフ群も共通して見られ、いずれも豊穣祈願が込められていると考えられている。
こんな世界遺産の場所ならさぞかし大きな街で賑わっているだろう、
と想像してしまいますが、そこはやはり村なのでした。
鉄道:デリーから約10時間、バラナシから約11時間半。
飛行機:バラナシから約50分 (私はアグラから45分)
カジュラホーの空港とメインストリート
カジュラホー空港
メインストリートと空港規模とのギャップが凄いです。
世界中から外国人観光客が来るにしても1日2便程度の発着、
こんな立派な建物を作ったら赤字のような気がしましたが、
村の玄関口はとても綺麗、近代的でした。
と、この様に立派な建物ですが、
野中の何もない所にポツンと建っているので出口前には何もありません。
もちろんバスやタクシー乗り場もです!
カジュラホではタクシーアプリ:Uber や OLAも使えません。
ほとんどの外国人観光客はツアー参加なので空港に迎えが来ていました。
私は宿の人に手配をお願いしていたので迎えが来ていました。
タクシー代400ルピー、高い!!
帰りは自分でリキシャを頼んで150ルピーでした。
もっと値切れるかもしれませんが
距離も結構あったので良しとしました。
流しのタクシーやリキシャは空港駐車場には入れないみたいで
空港敷地外で1,2台止まっているだけでした。
空港を個人旅行で利用される人は要注意です。
村メインストリートまで5kmはあるので
荷物を持って歩くのは大変かと思います。
メインストリート
空港敷地を出るといきなり田舎の一本道です。
世界遺産:西側寺院遺跡群の前に村のメインストリートがあるのですが
こんな感じです。
土産物屋、飲食店、雑貨店などがあり必要なものは手に入ります。
ATMもありましたが、私は土日に行ったので閉まっていました。
ネットやガイドブックで
街の人達は相当「ウザい」と書いてあり
覚悟していましたが、
インドの他所の地域と差ほど変わりませんでした。
(確かにしつこくウザい暇人もいたのですが)
ひたすら無視です!
用事がなければ相手にしない=反応しないことです。
宿の人、店の人、リキシャマン・・用事があって交流した人は皆良い人たちで
不快な思いはしませんでしたよ。
村の結婚パレードやお祭りに遭遇し
都会ではなかなか見れない様子を楽しむことができラッキーでした^^
カジュラホでの宿
予約サイトの写真の印象とは少し異なりましたが、
田舎の村にしては良いほうかもしれません。
1階のクーラーなしの部屋だったので
薄暗かったです。
この部屋で唯一よかったのはインドにしては部屋に
ドライヤーが設置されていたこと。
部屋の中で洗濯禁止!とありましたが、
洗濯してドライヤーで乾かしましたよ!
2階にレストランがあるのですが清潔で味も良かったです。
館内にはマッサージ室があるので試してみました!
すすめられ、最初は(セラピストが男性なので)断りましたが
その人の姉を手配するからと言われ女性にしてもらいました。
屋上にある小さな部屋でしてもらいました。1時間たっぷり丁寧に。
400ルピーとチップ100ルピーでした。
まとめ
カジュラホーはインドの田舎。
少し足を延ばすとのどかな風景が広がっています
村の収入源は観光客なので商売熱心な人や外国語を試してみたい暇人に
声をかけられますが、物騒な感じではありません。
女一人旅の人は見かけませんでしたが一人でも大丈夫ですよ。
砂ぼこりと暑さがなければ、もっとのんびりできただろうな、
と思います。
貴女もインドの田舎を歩いてみませんか?
寺院遺跡のことは次回書きますね。