ジャイプール、いつもとは違う観光を!
ジャイプールへ行くことを決め、情報を集めていた時、
ジャープール上空を飛ぶ熱気球が目に留まりました。
「ジャイプールにいる時は満月。ラッキーなら満月と夕陽が同時に見れる!
面白そう!絶対乗りたい!」
そう思って日本サイトで現地ツアーで熱気球を扱っているところを探しました。
が、ありませんでした。
そこでTrip Adviser で検索すると出てきたので
そこから
熱気球ツアー会社のHP SKY WALZ
に飛びました。
値段は・・・高めです!(クレジット払い)
Sky Visaが290USドル(約32000円) ・日程変更可能、 ・天候不順などでキャンセルがあった場合や自己都合でキャンセルしても返金あり SKY Sailが190USドル(約21000円) ・何があっても返金なし |
差額が100USドルもありかなり迷いました。それだけでなく
・その当日にジャイプールにいるかどうかまだ定かでない
・信頼できる会社かわからない
(オフィスの場所だけ記載、どこから発着するのか等の詳細なし)
・インドの会社なので予約しても本当に催行されるかわからない
以上のようなことからジャイプールについてから予約することにしました。
直接オフィスへ
ジャイプールへ到着したのが深夜だったので翌朝に直接オフィスに出向きました。
なぜならその晩のツアーに参加したかったからです。
うっかりするとタクシーで通り過ぎてしまう場所。
水上宮殿のある池の近くです。
結果、(ネット予約でなく)直接行ってよかったです。
HPに記載はありませんが、イブニングツアーは期間限定で
いつもはモーニングツアーしかやっていないとのことでした。
催行は天候に大きく左右されるそうで、
私の行く3日前は天気はよくても強風でキャンセルだったとか。
翌朝の天気予報は晴れでしたが、
そんなことを言われると返金なしのプランは選ぶのをためらいます。
スタッフの女性は感じのいい人。
とても脅しで言ってる感じでもなかったので
(1万円の差をケチって乗れなかった時ショックだし)
返金あり&日にち振替も可能のプランに決定しました。
(申し込み時にパスポートかコピーが必要)
申し込み後は夕方に
男性担当者から電話で翌日の(ホテル)迎えの時間が伝えられました。
念のためSNSでも当日朝の迎え運転手の連絡先も伝えられました。
ツアー当日の流れ
早朝4:30、宿に迎えの車がきました。
運転手さんは制服を着たキチンとした感じの男性で礼儀正しかったです。
その後近くのホテルを回り3人の外国人観光客を拾って一路熱気球出発地へ。
高速道路と山道を走って約一時間。
ジャイプール市内からかなり離れたところまで移動しました。
6時前(日の出前に)離陸地到着。
広場では他の2台の車で連れてこられた参加者がいました。
(この日の参加者は定員ちょうどの16名)
スナックとドリンクがテーブルに用意されていたので
暖かいチャイを飲みながら熱気球の準備を待ちました。
まだ満月が空に輝いていて美しかったです。
熱気球、いよいよ離陸!!
籠は4つに区切られていて1スペースに4人ずつ乗り込みました。
初めての乗船に興奮して写真ばかり撮っていたら「カメラ、ストップ!」の声が!
白人の操縦士さんが乗船時の注意を始めたのです。
ランディングの時が一番危険だそうで、
強風時は皆で体重のかけ方を統一しないとダメなのでその練習もしました。
そしてようやく離陸体制へ。
ガスバーナーの轟音ときらめく炎を見上げているうちに
いつの間にか空中へ舞い上がっていました。
眼下ではこの熱気球を上げてくれた十数人のスタッフ、連絡係のスタッフ数名、
が見送ってくれていました。
操縦士を含めると1回の飛行に20人くらいは関わっている感じです。
皆さん早朝からの勤務、ご苦労様です。
参加費用が高めなのは仕方ないのかな、と納得しました!!
絶景かな~
まずは西の空に残る、白くなりかけた満月を遠くに見ながら平野を見下ろします。
緑の木々が上からみると丸いボールのように点々と散らばっていて可愛い!
インドにもまだ緑があるんだ、と驚きました。(いつも砂ぼこりにまみれてるから実感なし)
次に操縦士さんが方向転換して東の方に向かうと
ようやく登り始めた朝陽が段々と輝きを増してきました。
オレンジの光と朝靄が幻想的!!
操縦は自由自在なのか、かなり低空飛行もできるみたいで、
村人がにこやかに手を降ってくれているのがはっきりと見えます。
こちらも笑顔で手を振り返しました。
村人は毎朝こうやって熱気球に向かって手を振っているのかな、いいな~
それからまた急上昇してオレンジから黄色に変化していく太陽を拝みます。
やがて先ほどまではっきり見えていた岩山がだんだんガスに覆われて
雲海が広がったようになりました。
その後十分飛行を楽しんだ頃、
操縦士さんがランディングする場所を探し始めました。
着地定位置は決まってなくて
その日の天候や風向きで最適な場所に着陸するそうです。
サトウキビ畑のようなところに降り立ったので
下で待機しているスタッフは
どこに着地したかすぐにわからない様子でした。
まずは村人達がわらわらと草の間から湧いてきて
熱気球と我々外国人たちを珍しそうに眺めていました。
暫くするとGPS追跡で居場所を確認したスタッフたちが
ジープで駆け寄ってきました。
証明書をもらって帰途に
スタッフたちがバルーンを回収している間に
操縦士さんから一人ひとりに証明書が手渡されます。
その後各々来た時と同じ車=同じ運転手さんで
宿や指定した場所まで送り届けてもらって終了でした。(帰りも車で約1時間弱)
まとめ
朝4時半から8時前まで所要時間約4時間
(うち飛行1時間、車往復2時間、待ち時間など1時間)
早朝の清浄な空気を吸いながら、満月と太陽に挟まれての絶景
大変満足できました!
ゴミゴミしたインドの街中ばかりにいると
インドが広大な自然に恵まれていることを忘れてしまいますが、
この熱気球体験は美しいインドを堪能させてくれたと思います。
ジャイプールに立ち寄った時は
早起きしてこの絶景体験されることをお勧めします!
一人参加でも全く問題ありません。
確実に行く日が決まっていれば前もってHPから予約されてもいいでしょう。
季節によって朝だけ(閑散期)朝&夜両方(繁忙期)があるみたいです。
時間も日の出や日の入り時間によって多少前後するでしょうし、
飛行する場所もその日の天候や風向きによっても変わるので
毎回同じコースとは限らないと思います。
いかがでしたか?
貴女もガイドブックには掲載されていないようなアクティビティーを
自分で探し、記憶に残る旅をしてみませんか?