タイ北部の都市チェンマイ
チェンマイはバンコクから北へ約270kmに位置する古都です。
現在も旧市街には由緒ある寺院が多く点在しています。
この古都が世界的に有名なのは毎年11月ごろに行われる
コムローイ（天燈籠）のフェスティバルが盛大で、
その幻想的な風景が絶景だと評判だからです。
そんなチェンマイの旧市街は約1.5km四方の城壁に囲まれています。
端から端まで徒歩で30分くらい。
炎天下、点在する沢山の寺院を徒歩で巡るのは正直つらいです。
移動の度にソンテクやトゥクトゥクを拾うのは面倒。
そこで レンタサイクル! を思いつくわけですが、
事前情報によると、従来のレンタサイクル店では
デポジットを預ける、又はパスポートを預ける
ことでレンタルしてもらえるということでした。
しかし、できればパスポートは預けたくないです。
そして連日借りに行って返すのも煩わしいです。
旧市街でよく見かけるオレンジの自転車とは？
チェンマイに行ってみるとあちこちに自転車置き場があり
きれいなオレンジ色の自転車が並んでいるのを目にします。
そして多くの観光客が利用しています。
乗り捨ててあるのか、借りたままホテルに止めているのか
自転車置き場以外のところでもみかけました。
とは言うもののそのシステムを聞きたくても自転車置き場には誰もいません！
困ったな、どうやってかりるのだろう？
と自転車に近づくとQRコードがあります。
それにかざすとアプリが立ち上がりますが
なんと（大陸系）中国語・・うーむ、と1回目はあきらめました。
しかし宿の近くに借りられるところはないから
再度挑戦！
すると中国語画面のアプリが開いて
そこから
大きなボタンを押して進むと
日本語も選択できました！
このレンタサイクルアプリは日本ではまだ普及していませんが
事前にダウンロードしておくと
現地で私のようにアタフタしなくていいと思います。
モバイクの使用手順
まず利用規約を読んで利用登録します。
(もちろんチェンマイでは英語版が面倒でいちいち読んでいません・・汗）
１）各項目に必要事項を入力する
- 氏名、
- パスポートナンバー
- 電話番号かメールアドレス
- クレジットカード番号
２）料金を支払う （カード決済）
2時間は無料お試しサービスです。
- 30分ごとに課金されるコースと
- 200バーツ支払って30日乗り放題コース
の2コースありました。
私はその日何時間乗るかわからないので
200バーツ（約600円）支払いました。
３）乗車する
アプリで近くの駐輪場を検索し、
乗りたい自転車の横に立ちます。
指示が出てQRコードをスキャンする。
（支払いが完了していると） ロックが自動解除されます。
ネットに繋がっていなくてもGPSで自転車の位置は追跡されています。
４）目的地に到着したら施錠します。
（鍵部分をスライドさせるだけ）
5） 次に解錠は
スマホを自転車についているQRコードにかざすと
「解錠する」というボタンが画面にあらわれるので
そこをタップします。
すると あら不思議！ 自動で解錠されます。
簡単ですね！（慣れると）
返却はどうするの？
アプリで一番近い駐輪場を検索できるので
そこの駐車場に返却すればOKです。
アプリの「この乗車を終了する」という項目をタップして
その回の乗車を終了します。
乗車した場所と降車＆返却場所は異なっても大丈夫なのは便利です。
是非試してみてください。
トラブルが発生したら？
私が使用している時は自転車の不具合などは発生しませんでした。
しかし問題発生は想定されているようでヘルプ画面から
カスタマーサポートにコンタクトできるみたいです。
参考までに。（クリックで拡大できます）
又、間違っても使用後その辺の路上に放置したりしないようにしましょう。
違反を見つけた人が報告できるようになっています。
借りている自転車のQRコードをスキャンされるので
誰の自転車かすぐに特定されます。
バンコクでは？
因みにバンコクではモバイクを見かけませんでした。
利用範囲外のメッセージが出たと思います。
別のレンタサイクルシステムを見かけましたが確認していません。
それにバンコクのあの混雑の中でサイクリングは・・・
公共交通機関の利用をお勧めします。
★おまけ サイクリング中の動画
まとめ
いかがでしたか？
チェンマイはこじんまりとした街なので
自転車で移動が便利でおすすめです！
お寺に行ったりスパやお洒落カフェ立ち寄ったり・・・
旧市街の城壁を出ると車がいっぱい、交通量も多いですが
旧市街内は大丈夫です。
貴女もタイの古都チェンマイを訪れて
一人旅を満喫してみませんか？
