チェンマイ旧市街の内外には有名なワット・プラシンを始め
沢山の寺院が点在しています。
それら多くの有名寺院はとても見ごたえはあるのですが観光客も多く、
一人静かに参拝するということはなかなかできません。
そんな中、こころ静かに参拝できる
「おひとり様」向けスポットを見つけたので2つ紹介しますね。
ローク・モーリー寺院
旧市街北門、近くに位置しています。
レンタサイクルなら簡単に行くことができますよ。モバイクの記事はこちら
小さくて可愛い門をくぐると本殿が見えます。
広々とした本殿は凝った彫刻の格子から優しい木漏れ日が差し込んできます。
車通りから少し離れただけなのに音はほとんど気になりません。
十二支のシンボル達が取り囲む本殿を後にし、
その裏に回るとレンガを何層にも重ねて造られた仏塔が見えます。
大きな仏塔は奥まったところにあり、私が訪れた夕方には誰もいませんでした。
台座のあちこちに小さな仏像が置いてあり
それが塔と一体化してとても趣があります。
又、タイに十二支があるとは知りませんでした。
木にいっぱいぶら下がっていて印象的でした。
タイで願掛けするのはいかがですか??
そして仏塔の高い位置に安置されている仏様にご挨拶するには
龍の頭をした鈴を鳴らしてみましょう。なかなか面白いです^^
私はざわざわしたところでは神様仏様とお話できないのですが、
ここの空間では完全に一人でゆっくりお話しすることができました。
ワット・パン ターオ寺院
旧市街のど真ん中にインパクト大、
かつて86mもあったという巨大(半壊)仏塔があります。
その名はワット・チェディ・ルアン。
この寺院と、ワット・チェン・マン寺院は格式が高く
チェンマイを訪れる人は必ずと言っていいほど参拝する寺院です。
詳しい案内はガイドブックに任せますが
確かにこの寺院の仏塔は半壊していると言っても一周するだけでも大変で、
かつての王朝の隆盛がよく伺えるほど迫力がありました。
しかし、私は敢えてお隣のワットパン・ターオをおすすめします。
タイのお寺は建材は木造であっても
外壁は色鮮やかに塗られているか、金ピカ!!がほとんど。
日本のお寺のような年代を経た木材の良さがわかる
寺院がなかなかありません。
でもこちらの寺院は珍しく外壁も内部も木の温かみがそのままの本殿でした。
十二支の絵柄が入ったリボンが天井から沢山ぶら下げられています。
日本人としてはこういうお寺は落ち着きますね。
タイの寺院はどこも素晴らしく、絵になります。
チェンマイはバンコクと違って
ツアー観光客でザワザワしていることはありません。
自分のお気に入りの寺院を見つけてそこでのんびり過ごせますよ。
中には瞑想をして過ごしている欧米の旅人もいました。
お寺拝観のあとはタイ伝統の木槌療法トークセン!
タイと言えばタイマッサージですが、
北タイは伝統の木槌療法トークセンでも有名です。
トーク ( ตอก ) とはタイ語で『 叩く 』を意味します。
木槌と杭を使って生み出した振動で、深層広範囲に働きかけ、
タイ伝統医学では人体に72000本あると言われる、
センを幅広く活性化していきます。引用元:札幌のSALAさんHPより
旧市街ターペ門から東へ歩いて数分
白い仏塔のあるお寺で施術してもらえると知り、訪れてみました。
正門でなく横門から入ったために人気がなく、
本当にこんなところにマッサージの施術所があるのか?と
不安でしたが、奥まで行くとありました!
最終受付の7時前ギリギリに到着したので
お寺参拝もせず・・
受付でボスのようなおばちゃんに
有無を言わさずトークセン1時間250バーツを勧められお金を支払いました。
続いて隣の建物に案内され、そこでラフな服を渡されて着替えました。
(男性や足マッサージだけの施術なら屋外のテント張り小屋のベッドでするみたいです)
2階に上がると意外に広いスペースにいくつもマットレスが敷いてありました。
私が行ったときは私だけ。^^
寺院なので決しておしゃれではありません。
ゴージャスなリラクゼーションを期待する女性は
ホテルやサロンに行きましょう!
旧市街には沢山あるのですぐに見つかりますよ。
1時間コースの半分はTok Senトークセン施術。
木槌で筋肉や腱をほぐします。
残りの30分は古式マッサージです。
(様子は動画をご覧ください)
初めての体験。
木槌の音が疲れた身体に心地よく響きました。
身体の不調と思われるところでは音が鈍って
自分でもここが悪いんだろうなとわかりました。
脇の下の筋肉が痛気持ちよくて意外でした。
タイマッサージも気持ちよかったです。
小柄で細いおばちゃんなのによく効きました。
力を入れてすると言うのではなく
体重をうまく使って施術しているのでしょう。
施術中痛みを感じることなく、翌日痛くなることもなかったです。
とても丁寧にしてくれました。
←2018年6月の価格
別の日、昼間にもう一度行きました。
その日は別の若い女の子にしてもらいましたが
とても上手で途中で寝落ちしました(苦笑)
そしてこの日はちゃんと参拝もしました。
お昼は白い寺院が輝いてとても綺麗です。
観光客がわざわざ見に来るお寺ではないため、とても静かで落ち着いています。
ワット・マハワンの施術所:営業時間は朝8時頃から晩8時まで。
まとめ
いかがですか?
チェンマイ旧市街は城壁の中に
見ごたえのある寺院、お洒落なレストランやカフェ、
土産物屋、Spa等外国人観光客向けのものは何でも揃っています。
しかも治安もよくて女性の一人旅にはおすすめです。
ガイドブックに載っている誰もが訪れるスポットは
やはり人は多くて値段も高めですが、
自転車を使って少し遠出してみたり、
ローカルの人が行く施設を利用すると
オリジナルな旅になっていいかと思います。
タイに行くならぜひチェンマイも訪れてみてください!!