目次
タイで寝台列車に乗るには(ネットで予約購入)
チェンマイからバンコクまで寝台列車を利用することに決めたので
そのチケットを日本から予約しました。(各写真はクリックで拡大できます。)
1)乗車する列車を決める
どんな路線があるのか調べ路線の時刻表をチェックします。
そして料金も見比べます。1等と2等列車があります。
写真つきで説明があるので解りやすかったです。
私はチェンマイを18時に出発し
バンコクに朝6時50分に到着する列車No.10の2等に決めました。
2)購入前にサイトで登録を済ませる
タイ レールウェイチケット(英語版あり)でまず登録をします。
Sign Up のボタンを押すと入力画面がでます。
・日本人を選択する。
・パスポート番号、メールアドレス等
入力するだけ。
以上、これで登録OK!
3)予約に進む
再び予約(booking)の画面に戻って
・3路線あるうち北ラインを選択
・乗車駅、降車駅を選択。
↓
画面はその日予約できる列車の一覧に
切り替わるので
・希望の列車ボタンを押します。
(緑は購入可能、グレーは購入不可、満席)
↓
希望する列車を選ぶと次に座席を選ぶ画面に。
・等級と金額が表示されるので選択。ここで満席かどうかもわかります。
↓
・2等のボタンを押すと
(登録時に女性だといれてあったので)
女性専用車両の空いている席が表示されます。
・上段か下段を選択。
↓
4)支払い
(座席選択後にログイン画面がでるのでログイン!)
支払い画面が出るのでカード情報を入力して完了!
今回(2018年6月現在)、2等は1041バーツ(約3600円)でした。
↓
5)必要書類を印刷する
次に印刷するよう促されます。
まずはカードで支払い済みの証明。それからチケット。
注意書きにもありますが
スマホ画面や確認メールを提示するだけでは乗車できないそうですので
必ず印刷を忘れずに!
予約したのは乗車日2週間前。女性専用車両は残席僅か3でした。
上段には窓がないとのことなので最後の一つの下段にしました。
ハイシーズンで旅行される方は早めの予約がよろしいかと思います。
(90日前から予約可能)
チェンマイ駅から寝台列車でバンコクへ
旧市街西側の門からチェンマイ駅までソンテクで行きました。100バーツ。
駅から一度、ターペ門まで戻った時は
駅前に待機していたタクシーを利用し、(交渉で)60バーツでした。
駅入り口に入ると左手すぐのところに荷物預けがあります。50バーツ。
小銭がなかったので切符売り場で両替してもらいました。
受付の若いお母さんが部屋に布団を敷いて赤ちゃんを
寝かせているのが印象的でしたよ^^
入り口入って右手、切符売り場奥がトイレ。3バーツ。
ホームにはチェンマイに関するインフォメーション窓口があり
宿のあっせんもしていました。
バンコクから来た人には何かと便利だと思います。
駅を出て正面にみえる駐車場にたくさんソンテクが止まっていましたが
私が荷物を預けに行ったときは電車がほとんど出入りしない時間だったので
ソンテクの運転手さんたちは不在。
タクシー?と聞かれタクシーに案内されるかと思ったら
普通のおじさんが自家用車でタクシー業務をしていました。親切でした。
この写真左手に7-11があります。
入り口前に軽食屋、雑貨屋も。
駅構内にも軽食店、お菓子なども売っています。
皆乗車前に買い込んでいましたが
車内でも夕食の提供がありました。
有料ですが注文を聞いてから作るのであったかいままの感じでした。
気になる寝台列車の感想は
とても清潔で快適でした!
乗車後1時間ほどすると男の車掌さんと警察官が入ってきて
簡単なチケットチェックがあります。
(長距離バスでの移動は運転手達の盗難が多発していると
聞きましたが、こちらはその心配はないです。)
18時発でしたが、19時をすぎる頃から順次ベッドの準備。
女性専用車両なのでベッドメイキングは女性の車掌さん。
あっという間でした。
コンセントが枕元にあるので充電しながらスマホ操作OKもできます。
窓は下段にしかないので景色を見るなら下段がおすすめ。
消灯時間はありません。
ずっと電気がついているので明るいです。
カーテンを閉めればそれほどではありません。
予約時に残席3しかなかった割には空いているなと思いましたが
途中の駅から中国人やタイの地元女性が乗ってきました。
何回か止まって人が入ってくるので
夜中12時頃までざわざわしていました。
ど田舎を走っているのでネットに繋がりにくく
圏外の表示が多かったです。
トイレ、洗面所はこまめに掃除してくれるので清潔でした。
運行はドアンムアン空港を通過し、
サムセン駅あたりまでは時間通りでしたが
最終バンコクのフアランポーン駅に近づくにつれ線路上での待ち時間が増え
結局到着予定の6時50分が7時35分くらいとなりました。
11時間ほどの乗車はちっとも苦にならず。
6月で日の入り&夕陽が美しかったです。
虹や星、満月、朝焼けも見れました。
時間に余裕のある方にはお勧めです。
車内様子動画
バンコク フアランポーン駅 到着!
列車を降りるときにホームに段差がないのにまずびっくりしました!
私の乗っていた特急は新しい車両でしたが
他の一般車両はどれも古い感じです。
新幹線を通す計画があり、南北線は中国の企業が
東西線は日本の企業が担当するとチェンマイのガイドさんが話していました。
近い将来タイ国内の旅行が
もっとスムーズ&快適にできそうなので楽しみです!
トイレは3バーツ。
あまりの長蛇の列と荷物を担いだまま入れそうな感じではなかったので
使用断念。一人旅はこういうとき不便ですね。
寝台列車内で済ませておくべきでした。(苦笑)
改札右手に行くと西口で地下鉄と連絡しています。
途中で荷物検査がありますよ。テロ対策はバッチリですね。
地下鉄はスカイトレインより新しく開通してから10年ほどだそう。
30日有効のメトロカード180バーツを買いましたが
結局それほど使いませんでした。
スカイトレインBTSでは1日乗車券140バーツを買いました。
1日に何度も乗るならお得です。
その都度乗車券を買うには小銭が必要(23~59バーツ)ですが
券売機で紙幣は使えません。窓口で両替してくれます。
もともと両替機が存在しないので、黙って紙幣を差し出すだけで
両替してくれます。^^
窓口の駅員さんはその作業ばかりしていたので
人間両替機?と思ってしまったくらい^^
BTS利用方法は
1)行先の値段を確かめる
2)その行先ゾーンのボタンを先に押す
3)小銭を投入
4)磁気カード式乗車券が出てくる
*BTSでの注意
サパーン・タークシン駅
は王宮方面へ向かうとき船に乗り換える駅ですが、
ホームが一つしかありません。
上りも下りも同じホームに入ってきます。
それを知らなかったので駅でうろうろまごつきました。
電車の行先をしっかり確認してから乗車しましょう。
私のように反対方向へ行かないように。
(親切な駅員さんがホームにいて
行きたい方向の列車を教えてくれることもありました。)
まとめ
タイ国鉄は車内も駅構内も意外と綺麗でびっくりしました。
バンコクの公共交通機関も観光客にとって使いやすいと感じました。
女性が一人旅で移動するには問題はありません。
もちろん車内では盗難等に気をつける必要はありますが、
凶悪犯罪の匂いはしませんでした。
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