フランス人の道は大きく分けて3つの気候と地形から成る
カミーノ概要がわかったら次は行く時期を決める!です
フランス人の道は 気候と地形は大きくわけて3つに分かれます。
1)ナバーラ州あたり ピレネーからの山道下り坂
リオハ州 景色よく道もなだらか ワイン産地なのでブドウ畑沢山
*春先はひんやり涼しい。夏は比較的快適。
2)カスティージャ洲 メセタと呼ばれる大地 日陰ない単調な道
*メセタは日が照ると暑くてしんどい,雨に降られると道がぬかるみます。
ブルゴス州
パレンシア州 まっすぐ歩きやすい道
3)レオン州 だんだん上り坂多くなってくる
ガリシア州 森、山道 多雨地方
*必ず雨が降ると思っておいた方がいい、多湿地方です。
このように900キロ通して歩く間に地形や気候は変化して行きます。
1日の中でも気温差があり服装等は臨機応変な対応が必要です。
(5月1日出発でしたが初日は雪、みぞれでした。
メセタで日照りは逃れましたが雨でドロドロに。
平地で遮るもののないところの強風はすさまじかったです。
道中ダウンとレインスーツは防寒・防風に役立ちました。
巡礼中最後まで半袖になることはなかったです。
巡礼ベストシーズンは?
複数回経験者は9月がおススメと言っていました。
真夏は避けたほうが賢明です。特に中高年者は。メセタでバテると思います。
又、夏休みやホリデーシーズンは混雑が’予想されます。
具体的な気温等は以下のサイトが参考になります。
巡礼は早朝出発が多いので日照時間も考慮にいれるといいでしょう。
活動時間は長いほうがいいですから^^
巡礼旅で欠かせない クレデンシャルとは?
一言で言うとパスポートのようなものです。
クレデンシャル手帖は行く前か出発地で入手するようにします。
なぜなら
1)最終目的地:サンティアゴ・デ・コンポステーラで
巡礼証明書をもらう時に必要(どこから何キロ歩いたかの証明)
*最後の100キロ地点からは必ず忘れずにスタンプはもらいましょう!
2)巡礼宿を利用する時に必要。
(巡礼宿は基本巡礼者のみ受け入れ。巡礼者料金適用。)
3)旅の記念に
カフェやお店でもスタンプはもらえます。
各々凝ったデザインもあるので見てるだけでも楽しいです。
どこで入手できるか?
★日本のカミーノ友の会で 1000円+送料 手渡しでも郵送でもOK
★現地で 主要都市の大きめの巡礼宿で
http://camino-de-santiago.jp/credential/index.html
私は現地の人は手に入らない日本版が欲しかったので
日本版を取り寄せましたが途中で足りなくなったから
レオンの宿で入手しました。5ユーロだったと思います。
***************************************
ずっと耳にする単語です!覚えてね^^
巡礼者=Peregrino ペリグリーノ
巡礼宿=Arbergue アルベルゲ
スタンプ=sello セジョ
(言葉が通じなくてもセジョセジョというだけで押してくれます)
巡礼者間の挨拶はHola オラでもいいのですが・・
Buen Camino! ブエン カミーノ! が合言葉。
まとめ
いかがですか?
行く季節の判断は重要だと思います。
長期に休暇がとれて自由のきく人は春か秋がいいですね。
暑さに強い人なら6月か9月。
暑いのが苦手な人は5月か9月下旬がおすすめです。
ヨーロッパからの参加者には70代くらいの高齢者も見かけます。
ですがアジアからの参加者は飛行機や電車を乗り継いでの参加になるので
特にミドル世代以上で一気に歩き切ろうと考えてる人は
身体に無理のない季節を選択されるのが良いでしょう。