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5月19日 歩行距離23㎞ MANSILLA de las MULAS~LEON
晴天が続く毎日。^^
引き続きの平坦道はやがて緩やかな登りになり
峠を越えたらレオン県の県都、大きな街が目に入ってきました。
この日宿泊したのはレオン市街に入る前、
川を渡る手前、プエンテ カステロ にある
真新く、とても綺麗で快適な宿でした。
各部屋は二段ベッドが4台だけ。
設備が新しいのでシャワー室もトイレも清潔でした。
(ドライヤー付き!)自販機やお土産も置いてあります。
コインランドリー、洗い場あり。洗濯干し場もあり。
自販機やお土産も置いてあります。環境は住宅街にあるので静かです。
調理器具もそろっていましたし、キッチンは使いやすかったです。
この宿でひとつだけデメリットなのは市街中心から離れていること。
私達は巡礼以外に歩きたくなかったので街までの往復は市バスを利用しました。
中心地までバスで15分ほど(徒歩40分、約3km)でしょうか、
宿から500m先にあるバス停から9駅(L6乗車)
翌日またレオン中心地を通過しないといけない位置にあるので
それに抵抗のある方は市中心部で宿を探されるほうがいいでしょう。
速攻でシャワーを浴びて洗濯を済ませ、市街地に出ました。
久しぶりの都会にワクワクします。
素敵なお店や飲食店が並び
ついつい買い物魂が呼び起こされそうになりますが、
我慢、我慢!
巡礼中でなければゆっくり観光したい魅力的な街でした。
お昼はベジタリアンのアナたってのリクエストで
ベジタリアン専門レストランへ行きました。
さすが大都市で世界各地から観光客がやってくる街、ベジ専用があるのですね。
日本であまり食べたことがないのですが、肉類を使っていなくても
ボリュームがあって美味しかったです。
ここのオーナーさんは南米の人かもしれません。
店にナスカ地上絵を描いた絵が飾ってあったり、ほかにも面白い装飾が
してありました。(お店の名前は覚えていません・・・)
一度宿に戻って休憩し、再び夕方市中心部に行きました。
なぜなら5時に歯医者の予約を入れていたからです。
そう、2日前に歯の詰め物が外れて困っていたのを見て
アナが歯医者を調べて予約してくれたのです!(*´ω`*)
さすがリーダーは頼りになるし、やることが素早いです。
スペインで歯医者体験
市のど真ん中、ロータリーにある立派なビルの1階にそのクリニックはありました。
とってもオシャレな歯医者さん。3つほど診察室があり歯科医は複数のようです。
設備は日本の町医者よりずっと進んでいると思いました。
受付で30分ほど待ち、一度レントゲンを撮ります。
それから1時間ほど待って美人女先生が診てくれました。
歯の拡大写真をモニターで見せながらの説明。
やはり詰め物がとれてるだけなので応急処置しますね、と
丁寧に処置してくれました。
あれから歯医者に行きましたが特にやりなおす必要もなく
今もしっかり留まったままです。
所要時間2時間。費用は66ユーロ。ちゃんと診断書も出してくれました。
旅先では何が起こるかわからないので海外旅行保険には加入しておきましょう。
(ある巡礼者の経験では犬を飼っていて慣れてるからと現地の犬に近づいたら
噛まれて病院に駆け込んだこともあるそうです。
簡単な英語さえできれば先生は英語が上手いので大丈夫!^^
ようやく晩になって有名な大聖堂に行くことができました。
オルガンコンサートをやっていて参加。
大聖堂に響くパイプオルガンの音は素晴らしかったのですが
聖堂は石づくりなので冷える冷える。(*´Д`)
まだ風邪気味だったため途中で抜けて宿に戻りました。
晩御飯はアナが用意してくれ10頃ようやく着席。
内容の濃いレオンの1日でした。
5月20日 歩行距離28.5㎞ LEON~VILLADANGOS del PARAMO
レオンは大都市なので郊外に完全に抜けるまでに小一時間かかりました。
セント・マルコス広場
藤棚があって丁度満開でした。
その向いにはポザーダと呼ばれる
昔の建物を改修してホテルにした
豪華宿泊施設がありました。
↓巡礼者写真スポット!おじさんと休憩中!
郊外に出ると道は二手に分かれます。
野道を通るコースと車道を歩くコース。私達は車道コースを選択しました。
アスファルト道で眺めに良いところは
あまりありませんでしたが
道沿いの住宅でおじいさんがペリグリーノために
クッキーや飴をおいてくれているのを見て
四国お遍路さんの「お接待」を思い出しました。
ちょっとした思いやりが有難たかったです。
まずこの宿は大きな車道沿いにあるので気を付けなければいけません!
レオンから来たら宿へ行くにはN120 道(国道?)を渡らないといけませんが、
交通量が多い上にどの車も猛スピードで飛ばしています。
大型トラックも通っています。
近くのカフェや雑貨店に行くにも道を渡りますが四差路になっているので
ひやひやしながら渡っていました。要注意です。(航空写真がわかりやすいです)
外観は目新しく見えますが、かなり古い建物のような気がしました。
入って入り口に公共パソコンがおいてあります。
ベッドは一つの大部屋にパイプベッドがずらりと並んでいます。
しかし私達はラッキーだったのか
二段ベッドが1台だけの小部屋にチェックインできることになりました。
私はこの日その小部で屋一人で寝たということです。^^
(ベッドマットレスは古くて清潔とは言えず)
キッチンは広く、洗濯する場所や干すところも十分ありました。
ただ施設が古いためにシャワーはカーテンだけの簡素なもので
あまり清潔ではなかったです。
自炊はできますが夕食も有料で用意してくれるので私達はそれを頼みました。
(自炊の人が多くてキッチンが混んでいたため)
危ない四差路を渡ると雑貨店があり食料品は調達できます。
近くに飲食店はあまりありません。
ランチは道を渡ったところのカフェで軽食をとりました。
頼んだ宿の定食はパスタとチキンという定番でしたが、
デザートのプリンとフルーツの盛り合わせが豪華でよかったです。
食後アルゼンチンのモニがタンゴのステップを披露して皆に教えてくれたり
私は疲れたというジュゼやアナにマッサージをしてあげるなどして
楽しく過ごしました。
寝る前にアナにこっそり耳打ちされ「明日は朝5時半に手伝ってね!」と言われ
OK!と言って床に就きました。早起きの理由は次回に~