女ひとりカミーノ巡礼旅　Day25　CACABEROS～LA PORTERA de VALCARCE/　Day26　LA PORTERA de VALCARCE～O’CEBREIRO

Villafranca del Bierzo　の町は小さいですが

お洒落なカフェなどあって小休憩にぴったりの場所。

「贖罪の門」が有名で、巡礼者には外せないスポットです。

<strong>贖罪の門とは</strong>

今は決まった日にしか開かない教会の扉です。

昔は巡礼の道は今よりずっと大変で、

健康や身体の問題からこの後始まる険しい山を越えて

終点サンティアゴ・デ・コンポステーラまで

行けない人達がいました。

そういう人々に対して、

この門をくぐればサンティアゴまで行ったことになるとしていたそうです。

この門をくぐらなくても自分の足で山越えをできることに感謝です。

私はここでカミーノのシンボル、大きな貝が売られていたので記念に買いました。

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町を通過すると森の中を通る道、舗装した道に分かれますが、

私達は舗装道を選びました。

可愛い住宅が軒をならべ、牛を飼ってる家や材木加工の店の傍を通って

どんどん登っていきました。やがて高速道路と交差しながら二山越えました。

400ｍ登っては200ｍ下り、また200ｍ上がって200ｍ下がる・・

高低差はありましたが舗装した道だったので

割とスムーズに目的地に到着しました。

ラ・ポルテラ・デ・バカルセ　の宿

私営宿　Albergue El Perigrino　（一般向けホステルでもある）

国道に面していますが裏庭は放し飼いロバが草を食んでるくらいのどかな場所です。

近くに小川もあります。

チェックインの時にお店にいっぱい魔女がいてロサは大喜び＾＾（魔女好き）

１階はレストラン＆バーです。ここで食事をしましたが美味しかったです。

近くの川でとれた川魚がでました。

ベッドの部屋は写真のように二段ベッド一台とエキストラが一台の小部屋。

シャワーとトイレは部屋にあって、それも別々の造りになっていて快適でした。

窓からの眺めがいいです。

個室3人だけ。部屋に専用シャワーとトイレあり。

このあたりは公営宿（５ユーロ）が少なめみたいです。

翌日のハードな行程のことを考えるとプライベート宿で

のんびり過ごされるのもいいかもしれません。（９ユーロだし・・）

←ロンシェスから既に約560㎞

残り200㎞を切りました・・・あれ？トータルkm数があいませんね。

これですとトータル760kmですが

ロンシェスバージェスを出た時は790kmとなってました。

とてもアバウトな表示です。( ´艸｀)

この日アナは風邪をひいたと言って体調がすぐれませでした。

ロサは昨日レストランでこけて膝を強打してしまい、腫れていて

痛みを我慢していました。

ジュゼも足の脛が痛い痛いと言っていました。

この頃になると皆疲れが溜まってきて体調を崩すのかもしれません。

明日の大峠オ・セブレイロに向けて

皆何もせず体力温存、パワー充電して早く寝ました。

5月26日　歩行距離19.5㎞　LA PORTERA de VALCARCE～O’CEBREIRO

「今、山の中にいるんだ～」とよくわかる朝でした。

空気は新鮮、濃霧であたりがかすむ中を出発しました。

時間が経ってもこの通り・・

　

　

 

 

 

 

昔は馬が大峠を超える主な交通手段だったのでしょう。

この後傾斜40度？くらいの道で初めて自転車のポーターサービスをみました。

自転車巡礼者は大抵の上り坂は大丈夫そうですが、

さすがにここの坂は上れないだろうなと思いました。

何台もの自転車を積んだトラックが横を通過していきました。

（歩行は大変だけど）いい眺め～とうとう最後の地方、ガリシアへ

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オ・セブレイロの公営宿

Albergue de la Xunta de Galicia de O Cebreiro

100名近く収容可能ですが、この村には公営宿がひとつだけ！

他にも宿泊施設が少ないため

巡礼者のほとんどがここを利用すると思います。

私達は11時過ぎに到着し（13時からの受付開始）、

入り口の前に荷物を置いて他の人たちのようにチェックインのための

場所取りをしました。（前から10番目くらい）

 

その後、鞄を放置したままカフェに行ったり

買ったお菓子をつまんで時間つぶしをしました。

宅配で預けた荷物は公営宿では受け取ってくれないので

チェックインしてから近くのバルまで取りにいきました。

施設は新しいです。

しかし、

ベッドとベッドの間に隙間ない

ので

隣の人とすごく近いです！

（ベッドのバー一本挟んで隣の人！）

2段ベッド20台くらいが一部屋に入ってるから狭い、空気悪いです～

この日私の下段の女性が大柄の北欧人で

すごい鼾をかいてくれました。Σ（・□・；）

その爆音といったら形容しがたく、部屋中の皆の迷惑になっていたと思います。

耳栓をしていましたが役立たず・・疲れ切って先に寝たほうが勝ちですね。

また、シーツは薄い不織布の使い捨てなので

マットレスは今まで泊まった人の汗やほこりがそのままです。

私はここでダニか南京虫をもらいました（涙）。

虫よけスプレーがあるなら寝袋にしておいた方が安全です。

コインランドリー、乾燥機はありますが、

使用する人が多いので待たないといけません。

使用したいならおススメは荷物を置いたらすぐにシャワーして

洗濯を済ませることです。

又、シャワー室はトイレと一緒になっていて、

シャワーの蛇口の並んでいる所はカーテンがありません。つまり丸見えです。

使用人数が多いため、トイレットペーパーもすぐになくなっていました。

＊ポーターサービスの荷物を預かってくれたバーはこちら

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小さな村ですが、郷土資料館、教会、可愛い雑貨屋、

土産物屋、カフェがあり退屈しません。

私は何軒かの土産物屋をはしごし、

ガリシア地方独特のユニークな小物たちに

テンション上がりっぱなしでした。

村の食材店も趣があっておすすめです。

チーズ丸ごと！

店の前の大きなベンチでチーズワインパーティー

自炊するならここで食材を＾＾