50代女ひとり中央アジア旅 タシケント観光スポット

タシケント街頭販売

ザイールコフ通り 歩行者天国

タシケントでの観光スポット

タシケントの観光スポットはそれほど多くないので

急ぎ足で回れば1日でも足りそうです。

私は深夜に到着したことや

SIMカード入手、鉄道チケット受け取り等用事があったので

丸2日滞在しました。

・アミール・ティムール広場

ウズベキスタンをモンゴル侵攻の破壊から復興させた

英雄アミール・ティムールの像がある、それだけです。

巨大でかっこいい像以外に何もない公園ですが、

ここを起点に西へ向かうと方向感覚がつかめていいと思います。

・ティムール博物館 16000スム(約220円)

ここは意外とよかったです。(地下が入り口)

ティムールの資料ばかりあるのかと思っていましたが

中に入るとドーム空間に巨大な美しい絵、天井の豪華な装飾、大きなコーラン書・・

外からは想像できない目を見張る空間です

ティムールは天文学に興味があったらしく、星の動きを観察して

占星術を政治にも運用していたようです。

そんな当時の様子や星観察に関する資料、

その他各地にある巨大モスクやメドレセ(神学校)の模型が展示してあり

サマルカンドやブハラに行って実物を見る前に全体像を把握することができました。

ティムール博物館壁画 星座盤

 

・ナヴォイ・オペラバレエ劇場

戦後日本人抑留者がこの建物の改修に従事したといわれる立派な建物。

私も見に行きました。

洋風とイスラム建築が融合した美しい建物で中にも入ってみたかったのですが

残念ながら訪れた日は出し物はなく入館できませんでした。

中から練習する音楽や歌声が聞こえてきていい感じだったのですが・・・

入り口の前にチケット売り場があり、公演スケジュールも張り出してあります。

タイミングが合えば観劇もいいのではないでしょうか

オペラ劇場 公演スケジュール

・ウズベキスタン歴史博物館 外国人料金16000スム(約220円)

2,3,4階が常設展示。

古代石器時代から現代までの資料が展示してあります。

遺跡から出土したものや民族衣装や習慣に関する資料もよかったですが

一番為になったのは個人的に4階の現代のスペース。

ウズベキスタンの産業について何も知らなかったのですが、

自動車産業(韓国GMや日本のIsuzuの現地工場あり)や鉄道事業、航空産業が

進んでいてびっくりしました。

資源が豊富、各国との交流が盛ん、オリンピックにも力を入れている等

現地にいかないとなかなか知ることができない現状をざっと学べてよかったです。

・旧市街 チョルスーバザール(動画あり)

チョルス ファーストフード チョルス内 食堂

中央アジア(ウズベキスタン、キルギス、カザフスタン)3か国のバザールの中で

ここが一番印象に残っています。

古い円形の建物、1,2階に現地の豊富な食材が並んでいて

それなりに活気もありました。屋外にも生鮮野菜や工芸品が並ぶなど

規模が大きくて見ているだけでも楽しかったです。(見やすい)

2階のドライフルーツ売り場は日本人観光客に慣れているのか

声をかけて試食を勧めるお店が多かったです。

私は旅の開始地だったのでここでお土産は購入しませんでしたが

あとは日本に帰るだけ、の人はお土産を調達するのにいい場所だと思います。

又、ガイドブックには警察の職務質問があるとか、

スリが多いとか、写真撮影は禁止、と書いてあったので

どんなに物騒なところかと思いきや、全くそんなことはなかったです。

(たまたまラッキーだったのかもしれませんが。)

バザール敷地に一応柵があり、その外にも日用雑貨を売る店が軒を並べているのですが

そちらは道幅が狭く、ごちゃごちゃしているので

そこはスリ等に注意したほうがいいかもしれません。

その他の観光地について

上記以外に幾つものメドレセ(神学校)があるそうですが、

サマルカンドへ行く予定だったので、そこでの感動が薄れるとイヤなので

タシケントでは訪れませんでした。

当初予約していた宿から美術館や工芸館が近かったので行くつもりでしたが

まさかのハプニング(チェックイン時に宿泊できないと言われた)で

別の離れた場所に宿泊することになり結局行きませんでした。

又、地元の人おすすめの遊園地Anhor Lokomotive に

観覧車を乗りに行きましたが

2019年3月現在、大がかりな工事をしていて休園していました。

 

以上、観光の参考になれば嬉しいです。

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