タシケントから地方へ向かう時に鉄道を利用する人は多いかと思います。
日本と同じ調子で駅に向かうと勝手が違うので少し戸惑うかもしれません。
そこで今回は日本や欧米と少し違うタシケントの駅についてお伝えいたします。
メイン駅なのに閑散としている!!
日本人の感覚でいくと
東京駅や大阪駅は通勤客や観光客、買い物客でごった返していることから
首都タシケントも人がいっぱい溢れているのだろうな、と思います。
しかーし、実際は全く違っていました!
人がいない・・・Σ(・□・;)
博物館なら休館日???っていうような雰囲気。
建物の前に柵が置いてあり、正面からは入場できないのです!!
実は入場するには左右両サイドの検問所からということになっているから。
そして利用客が少ないのは
多分一般の国民はあまり鉄道を利用しないからだと思います。
近郊に行くにはミニバスやバス、タクシーを利用するかと・・
鉄道を利用するのは日に数本の特急列車等で遠くに向かう人だけ。
その理由はウズベキスタンの新幹線と言われるアフラシャブ号以外に
ホームで見かけた列車の車体はかなり古く、
たぶんソ連時代のものでは?と思うような
廃れた感じの車体で、誰も利用してなさそうに見えたからです。
駅の見取り図はこちら!
赤〇 のところが検札所。(2か所)
そこでチケットとパスポートを見せて通過し、
中央玄関?から入場します。
するとすぐに荷物X線検査があります。
タクシーで乗り付けると緑〇あたりで降ろされます。そこからは車両入場禁止。
地下鉄で地下から上がってくる場合は黄色〇か黄色・のところに出ます。
地下鉄改札口を出ると特に案内がないので迷いますが
先頭車両側の階段を登って、改札から出て左に曲がり、
そこから地上を目指したら黄色〇あたりに出ました。
青〇 はチケットを販売する窓口。入り口で警官みたいな人や荷物検査スペースが
ありますが、特に検査されずに通過できました。
チケットは事前購入がベター
チケットの売り場は駅舎構内ではなく隣接する別の建物にあります。
夕方や夜の列車利用なら当日そこで買うのも「あり」かもしれませんが、
アフラシャブ号等午前便は朝7時、8時頃発なので
当日朝に行ってチケット売り場が空いているかどうかわかりません。
チケット売り場から駅舎まで少し距離があるので
時間に余裕がない朝はチケット購入は避けた方がいいと思います。
さて、そのチケット売り場ですが、
とても綺麗でザワザワした雰囲気もなく
外国人でも落ち着いて買えそうな雰囲気でした。
入り口を入るとインフォメーションデスクがあるので
そこのお姉さん(英語もできそう)に
何番窓口で買えるか尋ねたらいいと思います。
思います、というのは実は私はここでチケットを購入していません。
アフラシャブ号は売り切れることがあるというので日本でチケットと手配しました。
しかし実際チケット売り場に来てみると、購入はさほど難しくなさそうなので
数日後の夜行列車のチケットはここで自分で購入すればよかったと少し後悔しました。
(値段が随分違うので)
チケットの読み方
こちらがチケットです。
添付してある英語のメモを参考に乗車時間や車両、座席NO.を確認してください。
購入時にはパスポートが必要です。
チケットにはパスポート番号、氏名、生年月日、国籍が記入されています。
アフラシャブ号 タシケントーサマルカンド間 ビジネスクラス
料金は特急料金や税金込みなんでしょうか?
142000スム(1927円)となっています。
手配代行して購入した金額は40ドル(約4400円)だったので
自分で買うとかなり安いですね。
以上、一人旅の参考になれば嬉しいです。