50代女一人中央アジア旅 ウズベキスタンで夜行寝台に乗車!(ブハラータシケント)2019年

夜のブハラ駅

寝台列車でブハラから首都タシケントまで戻りました。

ブハラ駅の様子や車内の様子をレポートしたいと思います。

夜のブハラ駅構内

列車は23時発 タシケントには翌朝6時58分着の予定です。

二人部屋もありますが、

ハズレ(=男性と二人っきりとか、鼾がすごい人と一緒とか)になったらイヤなので

クラスはコンパートメント(4人部屋です)。

124183スム(約1680円)でした。寝台列車チケット

旧市街で時間を持て余していたので早めの夜9時に駅へ向かいました。

タクシーで約20分、道が空いていたのであっという間。

来るときは3万スムに値切りましたが、夜なので言い値の35000スムでOKしました。

駅前にはバーガーショップやカフェが1,2軒あったように思います。

検札所でチェックを受け、構内に入って荷物検査を済ませるとすぐに待合室です。

大きな建物ではありませんが、小ぎれいな場所で、トイレも清潔でした。

ブハラ駅待合室 ブハラ駅自販機

食品を売る売店はなかったものの小さな食堂があり

そこにお菓子類は置いていたと思います。

自販機はありました。充電スタンドはなかったですが、

ベンチのところにコンセントがあったので私は勝手にそこで充電していました。

両替所もありました。(この時間両替所はクローズ)

ブハラ駅両替所 ブハラ駅食堂

列車は定刻出発

列車は遠くの駅からくるので多少の遅延はあるかと思っていましたが、

ウズベキスタン鉄道は素晴らしい!

ちゃんと出発予定時刻の10分くらい前には入ってきました

既に車内には沢山のお客さんがいて寝ている人もいました。

車掌さんにチケットを渡し、急いで乗り込みます。

(降車時に押印されたチケットをもらうのを忘れずに!!)

私のベッドは下段。あとの乗客は男性2人でした。

知らなかったのですが、

荷物はシートを持ち上げると箱になっていて、そこに入れるみたいです。

わからなかったのでそのまま足元に置いてしまいました。

そろそろ発車する頃になって車掌さんが枕カバーとシーツを配りに来ました。

その際に、「シーツを拡げるのは待て!」みたいに言われ、なんで?

と思っていましたが、

「隣の部屋の(太った)女性が上の段のベッドと交代してほしい言っている」

と言うのです。それを訳してくれたのは同室の若い男性。

え?なんで私・・・

おばさんは私が若いから、という理由で目をつけたらしいのですが、

(太りすぎで上段に登れないのはわかるけど・・・

貴女は絶対私より若いはず!

私に頼む前にその若いウズベクの男性に頼めばいいのでは?)

と内心思いました。

寝床も作ったし、今更隣の部屋へ移るのも面倒なので断りました、

少々の罪悪感を感じながら。

でも結局断って正解でした!!なぜなら後からよくベッドを見ると

上段に登るのには手すりも階段もなにもなく、

腕力でよじ登るしかなかったのです!Σ(・□・;)

これは初めて見ました。

これまで乗った各国の寝台列車には(あのインドでさえ)

足をかけるところくらいあったから。

消灯したら真っ暗闇の中、トイレに行きたくなっても我慢せざるを得ない状況です。

(若いギャルならともかく)もし女性でこの列車を予約することがあれば

下段指定で予約することをおすすめします!!

結局その女性は若い男性に代わってもらっていました。よかったね。(*^▽^*)

車内は快適とは言えず

コンパートメントはかなり狭かったです。

ベッドの幅は女性で丁度、

男性なら寝返りをうつのは大変かも。

カーテン等仕切りはありません。

座ると前の人と膝が当たるので2人しか座れないです。

つまり上段の人は下に降りてきて座るスペースなし。

友達や仲間と一緒なら気にならないでしょうが、

見知らぬ人同士では息が詰まりました。

最初は3人だったところに例のおばさんが入ったので定員の4人に。

男性が商売に行くの?というような大きな荷物を持ち込んでいたので

スペースはより狭く感じました。

又、男性が「締め切ると真っ暗になるから」とドアを半分開けたままにしていたので

隣の乗客の話声(日本語もあり)が丸聞こえ。なかなか寝付けませんでした。

充電できるコンセント等はありません。

列車行先表示 寝台列車の廊下コンパートメント内

到着はタシケント南駅

到着30分ほど前になると車掌さんが大声で起こしに来ます。

チケットも忘れずに返却してくれました。

トイレはあまり清潔でなく、洗顔するスペースもないので

多くの人は利用せずに下車していましたが、

私は下車してから駅の構内に入れないのはわかっていたので

トイレだけ済ませておきました。


列車はほぼ定刻に到着。到着は南駅です。

高速鉄道アフラシャブ号等はタシケント駅発着ですが

寝台列車はタシケント南駅発着です。

南駅ホーム タシケント南駅

ホームから直接専用出口に向かうとそこはやっぱり出迎え人と客引き運転手の山!

事前にこの近くで早朝から営業しているカフェはないかと目星をつけていましたが

実際目にすると、とても落ち着いて洗顔できそうにない食堂だったので

行くのを辞めました。

駅前はバスの発着場になっていて通勤通学の客でごった返しています。

(バスでティムール広場方面に向かうことはできると思いますが

大きな荷物を持っての乗車は大変かも)

タシケントで1泊すればばこのまま宿に直行できてよかったのにな、

と一瞬頭をよぎったものの、

いえいえこれで良し、今日はこのままカザフスタンへ一気に国境越えするのだ!!

気合を入れ直しました。。

それにしても朝7時に到着してそのまま向かうのは・・・

せめて洗顔して一息つきたい、どこか近くで適当な場所はないか・・・

駅前でスマホでいろいろ検索しましたがどこも営業は9時や10時開始なので

近くで探すのをあきらめ、タクシーで街中心にとりあえず行くことにしました。

タシケントで早朝からやっているカフェ 

Room 5

https://goo.gl/maps/hTnJE7ABR8o room5 サンドイッチ

ティムール広場近くに24時間営業のカフェを見つけてタクシーでそこへ向かいました。

配車アプリでタクシーを読んで7800スム(約105円) 12分 でした。

(本当は7.8km16分くらい)

グーグルマップで調べて住所を入力して呼んだのですが、

実は住所の番号が間違っていました。

へんなところで降ろされ、下車してから地図を頼りに

暫く歩きました。呼ぶ時は地図にピンを指す方法がいいと思います。


カフェはこじんまりとしていましたが、落ち着けました。

トイレも綺麗。早朝でまだお客さんが他にいなかったので

トイレでゆっくり洗顔、歯磨き、化粧させてもらいました。

ソファーで充電も^^

メニューはロシア語なので全くわからず。

英語が少しわかる男性に朝食になりそうなものはない?と尋ねたら

サンドイッチがあるというので注文。

凄いボリュームでした!美味しかったです♪

(お値段は他所に比べたらちょっとお高め、

サンド(23000)お茶(7000)+サービス料で34500(約470円)スム)

もし早朝タシケントに到着して行くところがなければ

こちらのカフェはおすすめです!

 

次記事:タシケントからシムケント(カザフスタン)陸路国境越えへ続く

 

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