50代女一人中央アジア旅 シムケントからビシュケクへ 夜行バスで国境越え2019年(動画有)

両替所側からキルギス審査場を望む

前回からの続きです。

カザフスタン・シムケントから夜行バスでキルギスタン・ビシュケクへ。

バスは安心安全

バスは大型バスでした。ビシュケク行の大型バス

車体は古く、綺麗とは言い難いですが、

走行は悪くなかったです。(暖房も効いていて暑いくらい!)

バスは定刻の18時半から15分遅れの18時45分に出発。

19時半にガソリンスタンドで給油し、ひたすら東へ向かいました。

客席はほぼ満席でした。

その日一番早くチケットを購入したのに最前列は埋まっていました。

なぜなら運転手さんが仮眠するための場所だったから。

運転手さんは一見誰かわかりません。

日本のように制服を着ていないので乗客かどうか判別できない・・・

私が乗車した時は3人の運転手さんが交代して運転していました。

(おじさんと若者2人。それと車掌役の若者)

日本のように居眠り運転で追突事故、なんてことはなさそうです!

そして途中に何か所かトイレ兼休憩所(食堂や売店)があり、

15分ずつくらいストップしました。途中の休憩所

有料トイレは清潔に保たれ、値段はどこも50テンゲ

トイレットペーパーもありました。

言葉がわからないので休憩時に間違って置いていかれないか心配で

バスのすぐ横でうろうろしていましたが、その心配は無用でした。

同乗者たちはこの珍しい外人客を何となく気にしていてくれたし

車掌役の若者も出発前に各席の人がちゃんと戻っているか確認していたので。

ちょっと緊張の国境越え

深夜1時ごろカザフスタンの国境に到着

そこで全員が降車し、荷物を受け取ってゲートに向かいました。

その時は私達のバスしか到着していなかったので

出国審査を受ける人は多くありませんでした。

審査所前に紙コップが貼り付けてあり、

その中にとてもとても小さな出国カードが入っています。(2.5x6.5㎝)

1枚に記入が必要なのですが

紙が極小の上、文字が小さい、ロシア語?なので

全くどう書いていいかわからない・・・( ;∀;)

入国時のように見本が置いてあるわけでもなく、困ってしまいました。

さてはて・・

どんどん人がいなくなり、とうとう一番最後になりそう、という時に

若い男女カップルがいたので英語で話しかけてみたら~

女性は英語がわかりませんでしたが、男性ができてラッキー♪

助けてくださーいと頼んだら、親切に代筆してくれ助かりました。

ウズベキスタン出国カード上から当日の日付、次は意味不明、3番目は名前、4番目はパスポート番号

しかも審査でひっかかった時のために、と先に並ばせてくれ、

親切なカップルの女性

私のすぐ後で何かあっても困らないように

待機してくれていました。感謝!


無事に通過し、外に出でキルギス入国審査へ向かおうとすると

役人に呼び止められました。何かジェスチャーしています。

はてさて???

どうやらさっき記入した極小紙を

出た所の小さな灰色の缶の中に投入しないとダメだったみたいです。

戻って投入!ようやくカザフスタンを出国しました。

キルギスの入国はいたってシンプル!

あっという間に入国できました。両替所側からキルギス審査場を望むゲートを出たところの両替所

 出たところには両替所が1軒あったので

そこでとりあえずのキルギス・スムをドルで購入。

カザフスタン・テンゲはまた後日使うのでそれは使わず。

20ドルが1394スムになりました。

両替を終えた1時40分、乗客全員の入国手続きが済んだ頃、

乗ってきたバスが手続きを終えて私達を迎えに来てくれました。

(出入国手続き所要時間約40分) 誰もいない早朝のバスターミナル

そこから約2時間半、4時半前にビシュケク西バスターミナルに到着

バスは大きなターミナル建物の奥(手前から見ると建物の裏)に停車したと思います。

暗くてどっちがどっちかわからない。(宿の名前を言ったら方向を教えてくれました)

降ろされた所ではバスの到着時間を見計らって何台かのタクシーが待機していて

市中心部の宿まで載せていくよ、と勧誘していました。

ですから宿にチェックインできる人は待合室で時間を潰す必要はないでしょう。

私はそれを知らなかったのと、

3月のまだ寒い時期に早朝待合室で何時間も待つのがいやだったので、

すぐ近く、徒歩で行ける宿を予約していました。

5時前にはチェックインし、暖かいところでゆっくりすることができました。

 

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両替所側からキルギス審査場を望む