![西バスターミナル](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/西バスターミナル.jpg?resize=728%2C323&ssl=1)
ビシュケクの西バスターミナルからイシク・クル湖畔にある
チョルポン・アタという町へミニバスで向かいました。
その際のミニバスの乗り方や注意点をお伝えします。
西バスターミナル
ターミナルの建物は大きく、その中に食料雑貨店や食堂、(汚い)有料トイレ等が
入っています。早朝7時ごろはまだ営業していなかったので
朝は8時以降にぼつぼつ開店するのではないでしょうか?
![バスターミナル内食堂](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_3187-e1555138821933-300x225.jpg?resize=313%2C235&ssl=1)
![バスターミナル内店舗](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_3186-e1555138777648-300x225.jpg?resize=328%2C246&ssl=1)
そのバスターミナルの建物正面右手角に両替所があります。
両替所を回り込むように進むとチョルポン・アタ行のミニバス乗り場があります。
一番下段にある動画を参考にしてくださいね。
*注)カザフスタンのアマルティ行もここからです。
ボコンバエバ村行もありますが、間違って遠回りになる北回りに乗車しないよう気をつけましょう。
![西バスターミナルチケット売り場](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/西バスターミナルチケット売り場.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
売り子さんは英語が全く通じませんが料金表が貼ってあるので行先を言ってお金を渡すだけでOK
両替所の真裏にチケット売り場があるので
そこでチケットを購入し、(280ソム約476円)
そのチケットを持ってミニバスの運転手さんに渡して乗車します。
運賃は決まった金額だったので値段交渉は不要でした。
(アルマティ行は国境を超えるからなのか、金額は決まっていましたが
チケットは窓口で買うのではなく、運転手さんに直接払うのでチケットはありませんでした)
![チョルポン行チケット](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/チョルポン行チケット.jpg?resize=300%2C296&ssl=1)
荷物を渡して乗り込むと、朝の8時なのに既に多くのお客さんが座っていました。
一番後ろの真ん中しか空いてなくてアンラッキー。
ですが仕方ありません。
なぜなら次の便がいつ出発するかわからないからです!
時刻表なるものは存在せず、満席になったら出発するシステムなんですから・・・
数十分経ってほぼ満席で発車。
すると前方の2人席に座っていた女性が、
「ここに席を取っていた人、結局乗車しなかったからいらっしゃい」
みたいなジェスチャーをしてくれたのでその人の隣に着席しました。ありがたや。
その女性はほんの少し英語ができる上品なロシア人。
私は少しだけ彼女と会話して後はグースか居眠りをしていました。
大きな町を通過する度にその女性が親切に「今はどこどこよ」と
教えてくれたので安心して居眠り・・・
休憩もちゃんとあり!
約4時間の旅ともなるとトイレが心配です。
狭い車内は暖房が効きすぎで空気は良くないし、換気もしたいところでした。
でも大丈夫!8時過ぎに出発して10時半ごろに1回トイレ休憩が入りました。
車が停車した時女性が
「降りるわよ、休憩は20分間ね」と教えてくれたのでいつ出発するのか
ドキドキすることなく車外で休憩できました。
![](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/サービスエリア食堂.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
![サービスエリアからの眺め](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/サービスエリアからの眺め.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
そこは国道沿いにあるサービスエリア?とでもいうのでしょうか。
有料のトイレ(5スム)と簡易食堂がありました。
私はスナック菓子を持っていたので
雄大な景色を見ながらそれをつまむ程度でしたが、
女性はたった20分の休憩の間にトイレも行って食堂でお茶もしていました。
(仕事で来てると言ってたからこのコースに慣れてたみたい。)
え?私だけ??(危ないところでしたー) 参考動画あり
バスは国道を順調に進み、大きな町バルイクチを通過、そこで数人が下車してだけで
その後はイシク・クル湖の淵を縫うように進みました。
カーテンが閉め切ったままなので車窓の風景はよく見えませんでしたが
時間的にそろそろチョルポンアタ。
そう思っていた時、女性が「チョルポンアタよ」と教えてくれました。
私はチョルポンアタの町の入り口に入ってきたのだろう、
それくらいにしか考えていませんでした。
![](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/506番のバス.jpg?resize=300%2C160&ssl=1)
全ての文字を解読して地図で確認すればよかった・・・
だってこのミニバスはチョルポンアタ行!
とバスの表示板の一番上に書いてあったから、
そこが終点かと。
しかもグーグル地図ではチョルポンアタには大きなバスターミナルのマークがあって
きっとそのターミナルの前で皆が下車するはず、と想像していたのです。
ある場所で一人の女性が下車して車が走り出した時、
隣のロシア女性が「あなたはチョルポン・アタに行くのよね?」
と念を押してきます。頷くと、
「ここがチョルポン・アタよーーー!!」と言って
運転手さんに「この子はここで降りまーす、停めてあげて!!」
と大声で言ってくれました。
マジ??( ゚Д゚)
あたふたと下車する用意をし、
その女性にろくにお礼のあいさつもできないまま急いで下車。
荷物を受け取り、走り去る車を見ながら
「え?なんで?みんな降りないの???」と一瞬ボー全!( ゚ ρ ゚ )ボー
降りたった地点をマップで検索したら
バスターミナルはとっくに過ぎていました(汗)
せっかくターミナル近くの宿を予約したのに・・・
そこからとぼとぼターミナルに向かって荷物を転がして歩きました。
「どこがターミナルよ!!!
ミニバスが数台停車してる駐車スペースだけやん!」
と言いたくなるところがバスストップでした。
よく確認すると停車したのは国道沿い。
ターミナルの建物はずっと奥まったところにあり目立っていませんでした。
私の乗ったミニバスはチョルポンアタよりもっと先まで行くバスだったので
わざわざターミナル敷地内に停車せずに道沿いで停車しただけのようでした。
![チョルポン バスターミナル建物](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/チョルポン バスターミナル建物.jpg?resize=371%2C278&ssl=1)
バスターミナル敷地前は閑散としていました
![ミニバス降車目印](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/04/ミニバス降車目印.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
チョルポンアタ ミニバス降車目印
(後からわかりましたが、
ローシーズンでその付近の店は全部閉まっていて閑散としていたため
気がつかなかったんだと思います。
きっとハイシーズンには大型観光バスがこの辺りにいっぱい停車し
ミニバス利用者もチョルポンアタで下車する人が多くて
見過ごすことはないでしょう。)
*チョルポンアタの宿は一か所に集中しているのでなく、点在しています。
ですからターミナルよりずっと東の方にある宿を予約される人もいるでしょう。
そういう時は乗車時にここで降ろしてほしい!と地図を見せ
強調して伝えておけば、ターミナルで下車せずとも
希望の地点で下車することも可能だと思います。
*注)チョルポンアタから移動する時の注意
このターミナル前に泊まっているミニバスはビシュケク行のみです。
運よくビシュケクから来たバスにタイミングよく乗車できればいいですが
カラコル方面へ向かうミニバス停車場は3キロほど東の国道沿いになるので要注意です。
以上、私の失敗談がお役に立てれば光栄です(苦笑)