イシク・クル湖は首都ビシュケクの東約260kmに位置する
東西180km、南北最大70km、周囲700kmの琵琶湖9倍の大きさを誇る湖です。
この湖は謎の不凍湖と言われ、湖底には大昔に(原因不明で)沈んだと思われる集落があり
今でも湖岸に青銅器や土器が打ち上げられるそうです。
楕円形の湖の北側・南側は山脈に囲まれていて、
万年雪を頂いた山脈をバックに広がる湖の絶景を観るために
世界中から観光客がやってきます。
チョルポンアタは湖岸町で一番賑やか、ハイシーズンには湖水浴で賑わう町だそうです。(街の様子は最下段の動画を参考にしてくださいね)
不凍湖の透明度にびっくり!湖面に昇る朝日が絶景!
3月の中旬、天山山脈も近いということなので冷え込むかと思っていましたが、
想像するほど寒くはなく、日中は10度を超していました。
チョルポンアタにはお昼ごろ到着、チェックインしてからすぐに湖に向かいました。
残念ながら天気は曇り。
閑散期で誰もいない湖岸をのんびり散歩しました。
砂が細かくて少し歩きにくかったです。
湖岸周辺には沢山のカフェやレストラン、ホテル等があるのですが全て閉鎖。
毎年いつから営業するのでしょうか・・・
透明度が凄くてびっくりしました!
翌日、早起きして日の出を見に行きましたが・・・
雲の間からしか朝日は見れず(涙)
これはこれで素敵でした。
そして最終日の朝は見事な光景を見せてくれました!
夏は湖水浴ができ、遊覧船も出るそうでそれはそれでいいと思いますが、
その分観光客や家族連れでこの辺りは賑わい混雑し、
心静かに過ごせなくなるでしょう。
私はこの時期に来てよかったと思いました。
閑散期のチョルポン・アタは何にもなーし!(*´Д`)
避暑地のオフシーズンがこれだけ閑散としているとは正直思いませんでした。
行く前に地図をチェックすると、宿周辺にはいくつもレストランやカフェがあって
オフシーズンでもどこかは開いてるだろうと楽観していました。
ところが・・・もともと小さな田舎町で主な産業はないのか
町全体が冬眠してるの?というくらいホテルや飲食店は全て閉まっていました。
営業していたのは国道沿いの
雑貨店、スーパー、両替所、データ通信会社のショップ、床屋、薬局だけでした。
歴史文化博物館もお休み。(開館は6月1日から10月1日まで)
小さな食堂が1軒開いてたのみ。
夕食はスーパーで買ったものを宿の部屋で食べていました。とほほ。
そんな中で毎日通ったのがこちらのスーパー↓
Narodnyi
この近くで一番品揃えが多くて新しいのでは?
24時間営業!歴史博物館の真隣です。
チョルポン・アタで唯一のおすすめレストラン!
どこもかしこも閉まっていたので外食をあきらめていました。
そんな時、宿のご主人が「バラシェクには行った?」と聞いてくれ
「何ですかそこは?」「レストラン。魚料理が美味しいよ」
「え?でもそこ営業してます???町のお店はみんな閉まってますよ」
「大丈夫、そこはやってるから行ってみなさい」
よく聞くとその店は唯一生命線?のスーパーの2階というではありませんか!
早速行ってみました。
初日からくればよかった・・・そう思うくらい、
この田舎町には似つかわしくない洒落たお店 バラシェク。
地元の人はお金持ちしかこれないのでは?ちょっと高め。
広々とした空間、くつろげるソファー、美味しいメニューに態度のいい店員。
半日でも座っていたいくらい、チョルポンアタでは貴重なお店でした。
お茶するだけでも大丈夫です!