50代女一人キルギス旅 イシク・クル湖と閑散期のチョルポン・アタ 2019年3月(動画有)

チョルポンアタの朝

イシク・クル湖は首都ビシュケクの東約260kmに位置する

東西180km、南北最大70km、周囲700kmの琵琶湖9倍の大きさを誇る湖です。

この湖は謎の不凍湖と言われ、湖底には大昔に(原因不明で)沈んだと思われる集落があり

今でも湖岸に青銅器や土器が打ち上げられるそうです。

楕円形の湖の北側・南側は山脈に囲まれていて、

万年雪を頂いた山脈をバックに広がる湖の絶景を観るために

世界中から観光客がやってきます。

チョルポンアタは湖岸町で一番賑やか、ハイシーズンには湖水浴で賑わう町だそうです。(街の様子は最下段の動画を参考にしてくださいね)

不凍湖の透明度にびっくり!湖面に昇る朝日が絶景!

3月の中旬、天山山脈も近いということなので冷え込むかと思っていましたが、

想像するほど寒くはなく、日中は10度を超していました。

チョルポンアタにはお昼ごろ到着、チェックインしてからすぐに湖に向かいました。

イシク 湖岸 イシクのPia

残念ながら天気は曇り。

閑散期で誰もいない湖岸をのんびり散歩しました。

砂が細かくて少し歩きにくかったです。

湖岸周辺には沢山のカフェやレストラン、ホテル等があるのですが全て閉鎖。

毎年いつから営業するのでしょうか・・・

 イシク 湖面1

透明度が凄くてびっくりしました!

翌日、早起きして日の出を見に行きましたが・・・

雲の間からしか朝日は見れず(涙)

雲間の朝日

これはこれで素敵でした。

 

そして最終日の朝は見事な光景を見せてくれました!

夏は湖水浴ができ、遊覧船も出るそうでそれはそれでいいと思いますが、

その分観光客や家族連れでこの辺りは賑わい混雑し、

心静かに過ごせなくなるでしょう。

私はこの時期に来てよかったと思いました。

閑散期のチョルポン・アタは何にもなーし!(*´Д`)

チョルポンアタ街頭

チョルポンアタ 中心地

避暑地のオフシーズンがこれだけ閑散としているとは正直思いませんでした。

行く前に地図をチェックすると、宿周辺にはいくつもレストランやカフェがあって

オフシーズンでもどこかは開いてるだろうと楽観していました。

チョルポンの雑貨店 チョルポンの雑貨店内

ところが・・・もともと小さな田舎町で主な産業はないのか

町全体が冬眠してるの?というくらいホテルや飲食店は全て閉まっていました。

営業していたのは国道沿いの

雑貨店、スーパー、両替所、データ通信会社のショップ、床屋、薬局だけでした。

歴史文化博物館もお休み(開館は6月1日から10月1日まで)

唯一開いてた食堂

メニューはロシア語のみ。できるメニューは限られてました!

小さな食堂が1軒開いてたのみ。

チョルポンの食堂で食べた麺

 

夕食はスーパーで買ったものを宿の部屋で食べていました。とほほ。

そんな中で毎日通ったのがこちらのスーパー↓

チョルポンアタのスーパー

Narodnyi 

チョルポンのスーパー店内1
チョルポンのスーパー店内2 チョルポンのスーパー店内3

この近くで一番品揃えが多くて新しいのでは?

24時間営業!歴史博物館の真隣です。

チョルポン・アタで唯一のおすすめレストラン!

どこもかしこも閉まっていたので外食をあきらめていました。

そんな時、宿のご主人が「バラシェクには行った?」と聞いてくれ

「何ですかそこは?」「レストラン。魚料理が美味しいよ」

「え?でもそこ営業してます???町のお店はみんな閉まってますよ」

「大丈夫、そこはやってるから行ってみなさい」

よく聞くとその店は唯一生命線?のスーパーの2階というではありませんか!

早速行ってみました。

初日からくればよかった・・・そう思うくらい、

この田舎町には似つかわしくない洒落たお店 バラシェク。

地元の人はお金持ちしかこれないのでは?ちょっと高め。

広々とした空間、くつろげるソファー、美味しいメニューに態度のいい店員。

半日でも座っていたいくらい、チョルポンアタでは貴重なお店でした。

バラシェクの入り口  バラシェク店内バラシェクの魚料理  お茶するだけでも大丈夫です!

 

 

 

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