ボコンバエバ村から東へ約32km、車で半時間ほどのところに
キルギスのグランドキャニオン、と呼ばれる峡谷があります。
行く前から写真を見て訪れてみたいと思っていました!
さて実際はどんな感じだったのでしょうか。その様子をレポートします。
アクセス
ボコンバエバ村からミニバス(カラコル行)で約30分、
幹線道路に「Fairy Tale」と書かれた看板があるのでそこで下車します。
山側に徒歩3km、所要時間40分、とガイドブックには記載。
しかし私はゲストハウスでタクシーを手配してもらって行きました。
それで正解!!
女性一人で行くことはあまりおすすめできません。
まず、ミニバスを下車してから峡谷までの道、
広い道ではありますが、岩の間を通る道で車が通るとすごい砂塵です。
夏場の季節はこの入り口までの3kmを歩くだけでもバテててしまうかと思います。
そして次に、
入り口、といっても(夏場だけ徴収される50ソムを知らせる)ベンチが一つ
あるだけなのですが、そこを通過するといきなり上り坂になります。
険しく急な坂道です。しかも滑りやすい!!!
周囲に手すり等全くありません。
足場が悪いので登山に慣れている人でも歩きにくいかも!
タクシーはドアtoドア往復で1200スム(約2000円)だったので
時間、体力、安全を考えてタクシーがおすすめです。
服装は登山に行くつもりで!
私は事前の詳しい情報なしにいきました。
カラコルのJeti-Ogus奇岩山の経験から甘く考えていたのです。
そこは遠くから眺めるだけならとても楽チンで、平らで広い坂道を少し登っただけでした。
だから今回も似たようなものかと思い、当日はスカートに底のすり減った靴で行きました。
これが・・・数歩登っただけですぐに後悔。
足が滑る滑る、足を引っかける石などがないのです。
人一人通れるかくらいの狭い所を這い上っていく感じです。
道はあってないようなものです!!
リュックを車に置いてくればよかったものを、
背負って来てしまったのでバランスもとりにくいです。
しかもカメラ片手だし・・・( ;∀;)
一緒についてきてくれたタクシーの運転手さんが若者でよかった!!
危ない場面で何度も落下しないように支えたり、手を貸してくれたから。
←この写真の左側は断崖絶壁です~
高所恐怖症なのでビビってます~
ぜーぜー言いながら登ってまーす!
本当に一歩間違えたら落下してケガをします。
こんなところで一人の時にケガでもしたら大変!!
当日の服装は
- 滑りにくい靴
- 登りやすいズボンかパンツ
- 両手をあけておく、重い荷物は持参しない
- 晴天日はサングラス携帯、日焼け対策をする
ことをおすすめします!
登り切ったその先には
わぁwwwwwww>゜))))彡
という絶景が待っていましたよーーー
遠くにイシク・クル湖と山脈が!
スカスカの意味はロシア語で「おとぎ話」だそうですが、
そんなメルヘンチックな場所ではございません!
まるで異星に来たかのような風景でした(@_@)
ここでのんびりランチでも、とか瞑想でも、なんて気にはとてもとても・・・
立っているだけでも大変なので。
気分的には向かい側の尖塔のところまで行きたいな、と思いましたが、
入り口から10分もしないところでこの大変さ。
残念ながら絶景をしばし楽しんであとは引き返しました。
くどいようですが、上の写真のように急斜面の滑りやすい赤土なのでご注意を!!
ここで転んだら真っ逆さまに谷底です ><”
もう一つの絶景
ボコンバエバ村から来るときに既に気が付くと思いますが、
山手の赤い岩山や地層の見える山々の反対側はあのイシク・クル湖の絶景です!
車から車窓の流れる風景を見るのもいいですが、
この機会を利用して是非湖畔にも足を運んでもらいたいです。
私は運転手さんに頼んで少しの時間停めてもらい、一人で湖畔散策をしました。
ここではもう足元を心配する必要がないので心にも余裕・・・
180度広がる風景、澄んだ水、そよぐ風を実際に肌で感じてもらいたいです。
晴天ですと湖面の色が何層にもなっていて本当に美しいです。
絶景の動画はこちら
本日もご覧くださり有難うございました!!