キルギスのボコンバエバ村から首都ビシュケクを経由して
カザフスタンのアルマトイまで陸路国境を越えて行きました。
その時の様子をレポートしまーす^^
目次
ボコンバエバからビシュケクへ
その日、カザフスタンのアルマトイまで行く予定にしていました。
ミニバスでビシュケクまで4時間、乗り換えてからは国境を越えを含め更に4時間半。
最低でも8時間半はかかります。アルマトイには日が暮れるまでに到着したかったので
ボコンバエバは朝8時には出発したい!
そこで前日にミニバス乗り場前の時刻表を確認しにいきました。
ビシュケク行き始発は8時半。
朝8時前にタクシーを呼んでもらって8時過ぎに余裕で乗り場に到着しました。
ビシュケク行と書いてあるバスに乗ろうと運転手さんに時間を聞くと
出発はなんと9時!( ;∀;)
え?と時刻表を指さすと、「違うよ」みたいな反応。
「ついさっき8時のバスが出発したから次は9時ね。」とのことでした(@_@)
あと5分早く来てたら間にあったのに~無念!!
誰に聞いても本当の時間は知らないし、時刻表はあてにならないし・・・とほほ。
ビシュケクまでミニバス250ソム(約425円)
仕方なく待つ間にトイレに行っておこうと
めちゃくちゃ汚い有料トイレに向かいました・・・が、
朝早すぎて閉まっていました!
朝早く出発する人は宿を出る前に必ず済ませておきましょう。
ビシュケク 西バスターミナルにて
1回のトイレ休憩を含め、約4時間(9時出発13時着)で
ビシュケク西バスターミナルに到着しました。
ビシュケク市街に入るまではスムーズでしたが、
東ターミナルを過ぎてからが渋滞で、
結構のろのろ運転に。
ビシュケクで下車し宿に移動する人は
東ターミナルで下車してもいいかもしれませんね。
西バスターミナルでは大きな建物向かって右側のところで降ろされます。
降りた所には両替所が2,3か所あるので国境越えをする場合は
ここで両替を先に済ませてもいいでしょう。
さて、カザフスタンアルマトイ行のバスは
この右側:カラコル方面行 ミニバス乗り場と同じところに停車しています。
カラコル等へ行く場合はチケット販売窓口があるので
そこでチケットを購入してからバスに向かいますが、
アルマトイ行は国境を超えるからなのか、
運転手さんに直接運賃を支払うシステム。400スム(約680円)
ミニバスに乗るときのワンポイントアドバイス!
何はともあれ、ますバスを見つけて座席を確保しましょう!
私は両替したり、トイレを済ませてからバスに向かいましたが、
そんなことをする時間は後からでも山ほどあるので、まずは場所確保です!
できれば景色の見える右側1人席がいいですね。
とにかく大型荷物を運転手に渡し、
服でも帽子でも盗られていいものを座席に置いて場所取りします。
現地の人もみんなそうしていました。
それからゆっくり食事に行くなり水を買いに行くなりトイレに行くなりします。
国境越えする人は少ないのかお客さんはそれほど沢山いません。
ですが運転手さんにすればバスを満席にして出発したいわけです。
満席になるまで必死に声を張り上げて集客します。
私がバスに荷物を預けたのが13時過ぎ、そこから
出発できるまで約2時間待ちましたよーーーーー
ミニバス待ち時間、
最高記録!!Σ(・ω・ノ)ノ!
乗客はそれが当たり前と思っているみたいで、
座席を確保してなかなか戻ってこない人もいました。
人がぼつぼつ集まりだすと、皆さん頃合いを見計らっているのか
ちゃんといいタイミングで戻り、着席していました。
私は1人席がなかったので一番後ろの4人席窓側を選びましたが
後で後悔!大柄の男性3人が横に座ってしまったので
ずっと窮屈な思いで座っていました。これならまだ2人席のほうがマシでした。
西バスターミナルには
食堂、売店、有料(汚い)トイレ、両替所と何でも揃っています。
建物自体が古いのでごちゃこちゃした感はありますが。
時々自分の乗るバスの座席埋まり具合をチェックしながら
車外で時間待ちをすることができます。
*ターミナルの様子はこちらの記事や動画も参考に!
国境越えはとてもスムーズ!
バスが出発してから約1時間でカザフスタンとの国境に到着します。
自分の荷物全てを持って国境ゲートへ。
念のため乗ってきたバスのナンバーを覚えておきます。
キルギスは入国審査も簡単でしたが、出国審査も簡単でした!^^
次にカザフスタン入国審査ですが、こちらはちょっと面倒。
入国カードに記入しないといけないのですが、
2回目なのに何を書いていいかわからない
前回の記憶をたどりとりあえず記入。わからないところは紙を配布している
係官に見せてチェックしてもらいました。親切に必要箇所は代筆してくれました!
*一番上のNO.のうしろはパスポート番号、
Purpose of VisitはTourist 、Inviting partyのところはKAZAHSTAN でいいみたいです。
審査所は少し混んでいて(行商の人の荷物がすごい!)並びましたが
審査自体はスムーズ。
ただガイドブックにも書いてあったように、この国の入国カードには
何故かスタンプが2か所必要。
1つだと出国時等に難癖をつけられるそうなので
ここはちゃんとチェックしておきました。(出入国審査にかかった時間30分ほど)
バスに再乗車するまで
カザフスタンの入国手続きを終えると車や人でごった返した場所にでます。
一つ建物があって、そこに両替所や売店、有料トイレ(50テンゲ)もありました。
乗ってきたバスは一体どこに停まるのだろう?と案じていましたが
同乗していた人達を覚えていたので、一人の女性を追っていったら
親切に「あそこにバスは来るからね」みたいにジェスチャーで教えてくれました。
ゆっくりトイレに行ってるくらいの時間はありましたよ。
暫くして同乗していた人達が集まって待っているところにバスが止まり、
荷物を積み込んで元の席に座りました。
運転手さんは全員が揃っているか確認してくれます。
いない人がいると、覚えている人達が
「あの人はあそこで電話してるよ」とか言って皆何気に気にしてくれているので
置いてきぼりにされることはありません。
国境から約3時間、1回のトイレ休憩を挟んで
カザフスタンのアルマトイ西バスターミナルに19時半に到着しました。
車内では映画を放映してくれたので退屈せずに済みました。
満席状態なので空気はかなり悪いです・・・
アルマトイ 西バスターミナル
バスは敷地内、駐車場を入ったところで停まり、そこで下車させられました。
本当は明るいうちに到着したかったのですが、19時30分、
辺りは既に暗くなってきました。
中央アジアでミニバス移動する時は時間が読めないので注意ですね。
私は疲れていたので建物の中には入らず、
すぐに敷地外まで出てそこで配車アプリを使いタクシーを呼びました。
市街中心部まで6.7km20分 約700テンゲ(約210円)でした。
中央アジアはどこも食費や日用品と比べると交通費は激安ですね!
バスもあります。アルマトイでは2GISというアプリが使えるので
それを使うと便利でしょう。一律80テンゲ(約28円)。
*配車アプリYandexやバス路線を調べられる2GISに関してはこちらの記事も参考に!
朝8時にゲストハウスを出て、アルマトイの宿に到着したのは12時間後の8時半近く。
さすがに疲れましたが、宿で更に疲れる事態が待ち受けてました!
それはまた次回に・・・