50代女一人カザフスタン旅 メデウ経由シンブラクは是非とも訪れたい観光スポット!!(動画有)

シンブラク 山頂付近1

カザフスタン アルマトイの市街地から約15km

バスで30分のところにメデウという美しい渓谷があります。

2011年アジア冬季競技大会の会場にもなった屋外スケートリンクでは

12月から4月までスケートを楽しめるとガイドブックにありました。

しかし私が訪れた3月末、リンクは閉鎖されていました。

(季節的なことなのか営業を終了してしまったかはわかりません。)

さて、今日おすすめしたい観光スポットはここではなく、

メデウより先にある海抜3200m地点にあるスキー場

富士山と700mくらいしか違わない!8合目あたり??でしょうか。

そんなところに簡単楽チンで行けるスポット、しかも絶景なのでご紹介いたします。

スキーができる人、登山好きな人には超おすすめスポットです!

まずはロープウェイ乗り場へ!!

地下鉄アバイ駅近くに共和国宮殿があり、

その左にはカザフスタンホテルが聳え立っています。

カザフスタンホテルの向かいにバス停があるのでそこから12番のバスに乗車します。

(帰りはここで降車ではなく、共和国宮殿前=ツーリストインフォメーションのところで左折し少し進んだところのバス停に停まります。)

カザフスタンホテル

IC乗車券を持っていないので運転手さんに現金で運賃を払うのですが・・・

市内バスは一律80テンゲと聞いていたのに150テンゲと言われました。

そして帰りも12番のバス、同じ運転手さんだったのですが、

その時は支払わなくてよかったので

もしかしたら先に往復運賃を徴収されたのかもしれませんね。

(往復割引10テンゲ??)

とにかく行った日は日曜日。

メデウに向かう登山客とスキー客ですごく混んでいました。

(市内に戻る時、後ろの扉から乗ったら運賃を払えないのでこの対処なのかもしれません。)

バスに乗ったのが9時頃、メデウには30分ほどで到着しました。

バスの終点がスケートリンク場前。メデウ スケートリンク場 終点で下車する人達

バスの終点はスケートリンク場前。しかし向かうのはスキー場なので

終点より一つ前でバスを降ります

窓の外を見ていたら大きな建物やゴンドラが目に入りますし、

そこで沢山の人が降りるので乗り過ごすことはないです。

メデウ ロープウェイ チケット売り場 

大きな建物に向かって階段を登って行くとチケット売り場があります。

チケットの種類がいろいろあるので自分の目的を伝えて購入しましょう。

例えば私の場合一番上Topまで行くがスキーはしないということで

往復で4000テンゲ(約1240円)でした。

ロープウェイには2つの駅(中継ポイント)があり、

1つ目の駅までなのか、2つ目の駅からTopと呼ばれるところまで行くのか、

又、どれくらい滞在するのか(4時間以内、それ以上、宿泊するのか等)や

年齢によって値段が変わってくるみたいです。

加えてスキー客は値段が異なります。乗車も2つ目の駅からはスキー板を穿いて

ゴンドラでなく椅子に座って乗車していました。

*費用は調べていませんが、スキー道具のレンタルショップもありましたよ。

ロープウェイ料金表1

Билеты для пеших туристов

オンラインで買うと割引があるみたいですね!サイトでは英語表記もあります。

チケットはバーコードのついたペラペラの紙です。

それを改札口でスキャンすると扉が開きます。

毎回ゲートを通過する度にスキャンします。

失くしやすい紙なので気を付けましょう。シンバラク 改札口

私は全く情報のないまま訪れたのでこの先がどんなかわからず

上に店等何もないと困ると思い、ここで軽食を買い、

そして地下駐車場にあるトイレにも行きました。

後でわかりましたが、上には何でもあります!!

駐車場トイレは人気がなく、薄暗い感じなので

中継ポイントにあるトイレに行った方がいいかと思います。

1つ目の駅(第1中継ポイント)まで

1つ目の駅まではゴンドラは貸し切り状態で、

中でサンドイッチを食べたり写真を撮って自由に遊んでいました。

スケートリンク上空を通り過ぎ、清流が雪解け水を運ぶの眺め、

登山客に手を振っているうちに山の合間を上下しながら

ゆっくり上に進んでいきました。

スケートリンク場 メデウからのロープウェイ1

1つ目の駅(第1中継ポイント)はとっても賑やか!

1つ目の駅 1

私は海外のスキー場どころか、スキーができないので

国内のスキーリゾート地に行ったことがありません。

(学校から連れて行かれたスキー教室で1回滑ってこけただけ( ;∀;))

ですから他所と比べようがないのですが、

この経由地は音楽がガンガン流れ、大きな建物やカフェ&レストラン、

イベントスペースまであって充実!びっくりしました。子供連れも多かったです。

スキーはしなくても幼児を連れて家族で週末の時間を過ごすような場所

なのかもしれません。

1つ目の駅 2 第1ポイント

ここから乗り換えて更に上へ行きますゲレンデの地図はこちらから

2つ目の駅(第2中継ポイント)へ

ここからはゴンドラと椅子の2種類の乗車になりました。

窓なしの椅子に座りたかったのですが、残念!スキー客だけ。

他所のスキー場でも最上部まで一般観光客は入れるのでしょうか?

ゴンドラの方の乗客は地元や海外からの観光客でした。

(香港やインドからの観光客がいました)

混み始めていたのでお一人様とはいかずにここからは相席。

私と一緒になったのは巨大な荷物を抱えたカザフの若者と

スキーをする中学生くらいの子供達でした。

巨大な荷物はなんとパラシュートだそうです!!

上空からパラシュートで降りた後にスキーかスノーボードをするのでしょうか?!

カッコイイ! 

そんなことできたら相当気持ちいいだろうな~と思いつつも

めちゃくちゃ怖いやん!と高所恐怖症の私は複雑な気持ちでした。

第2ポイント通過後の景色 パラシュートを抱えるイケメンさん

パラシュートを抱えた男性

2つ目の駅(第2中継ポイント)からTopへ

2つ目の駅でもう一度同じようなゴンドラに乗り換えます。

2つ目の駅まではまだアルマトイの市街地が遠くに確認できたのですが、

ここからはもう山並みしか見えず、ゴンドラ下はゲレンデを気持ちよさそうに滑る

人達でいっぱいでした。

スキーなんて興味がない!と思っていた私でも、

「こんなところなら一度滑ってみたいな、若い時に練習しておけばよかった」と

思ってしまうくらいのスキー場でした。Topの風景


この地点にはまだホテルが1件あって、下に戻る際にこのホテルのカフェでお茶しました。

ゴンドラの乗り換え場所から少し離れたところにあるので人もさほど多くなく、

絶景を眺めながらの休憩タイムは最高でした^^

ホテルのカフェでお茶

海抜3200m付近 Top到着! 

3200mなんて聞くと高山病大丈夫?と思うような高さですが、

特に気分が悪いとかはなく、キラキラ光るパウダースノーにテンションが上がりまくり!!!

(サングラスは必携です!)

Topは日差しが強い

まさかカザフスタンでこんな大自然を満喫できるところに来られるなんて

思っていなかったので大興奮でした。Topの様子2

ガイドブックを見た時、

「標高の高い場所だから雪がいっぱい積もっていて寒いだろうし、

軽装なんかでいったら大変だろうな。天候が悪くて吹雪いたりしたら風邪ひきそう・・・」

と案じていましたが、なんのなんの、全く心配無用でした。

ダウンコートにスノーブーツという恰好ではありましたが、

帽子や手袋が要るというほど寒くはなく、

他の観光客もスキー場に来る、という恰好ではありませんでした。

(彼らはツアーの合間なので写真を撮ったらすぐに下界へ戻っていきました~)

Topにはカフェなどありませんが、綺麗なトイレだけはありました。

Topのトイレ

ロープウェイの乗り場から2回乗り換えてここまで約40分!

スキーの装備もなく座っているだけで

こんな素晴らしいところに送り届けてもらえるなんて最高!!

Topの様子3

動画

 

朝9時頃カザフスタンホテル前から12番のバスにのり、同じ場所に戻ったのが14時半

約6時間の半日Tripでした。(バス往復1時間、ロープウェイ往復で約1時間半

Topでのんびり1時間は写真を撮ったり雪で遊んだりし、

2つ目の駅で1時間はお茶もできました。

お腹が空いていればレストランでランチする時間もありました。

この日夕方からは雲が出始め、夜半から雨となりました。

3月末はまだ雨が多い季節みたいで毎日天気がころころ変わっていました。

午前中に行かれることをおすすめします。現地天候のチェックはこちらから

又、サイトを見ていると春夏の季節は芝生の緑がとてもきれい!

春夏の季節に行かれると別の絶景が見られると思います。

機会があれば是非足を運んでくださいね!

 

 

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メデウからのロープウェイ1