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50代女一人台湾旅 東北海岸 絶景スポット3か所巡り~♪/黄金神社(動画有)

奇岩1

九份から山を越え、太平洋側まで行くと絶景が待っているとご存知でしたか?

今日ご紹介するスポットは日本人によく知られている「野柳」ほど人が混んでいない上に

異なった景観を3つまとめてみることができるのでおすすめです!

九份の夜景を見る前に立ち寄ることもできます!

南雅奇石

奇岩2

九份から太平洋側に抜け、国道を少し南下すると南雅という場所に到着します。

この南雅奇石と呼ばれる場所は

季節風がもたらす多雨強風の影響を受け、

酸化した硬い鉄鉱を含んだ砂岩ある海岸で、

その過酷な自然現象の結果できた花模様はとてもユニーク。

台湾人にはよく知られた人気観光スポットです!

岩層の柔らかい部分が風で削り落とされ、

表面が凹凸になったりして濃淡を作り出し、

他所では見られないユニークな岩が出現しています Σ(・ω・ノ)ノ!

自然の造形

ここの岩は座り心地が良く、すべすべしていて気持ちいいです~

岩場から太平洋をのんびり眺めるのも最高~

奇岩6 奇岩7 奇岩8

台湾では絶景スポットとして結婚用写真撮影によく使われる場所です。

奇岩9 奇岩10
もう1ヶ所この様な奇岩群を見られる「野柳」という場もあるのですが、

そちらは団体観光客がいっぱいで、個人的にはこちらの方が好き!

一人旅ではちょっと撮影しにくいですが、ここでは岩を使っての面白写真を撮る人が多いです。

近くの人に頼んで撮ってもらってくださいね。

又、私は以前友達が来た時に1日タクシーをチャーターしてこの辺りを

回ったことがあるのですが、

その時は運転手さんがガイドの役もしてくれて

沢山面白写真やいいアングルの写真を撮ってくれました。

タクシーをチャーターすると効率よく回れるのでグループで行く人には絶対おすすめです。

奇岩で一人遊び 奇岩でご機嫌

アクセス

瑞芳駅からバス856番で5駅45分 南雅南新宮で下車。

その後徒歩で600mくらい歩く。

奇岩アクセス 奇岩アクセス 奇岩 バス 南雅バス停前国道

注意してもらいたいこと!!

バスを下車したら暫くは国道沿いに沿って歩いてください。

すぐ海岸に降りられる階段があって、そちらに行きたくなるのですが

そこに行くと奇石の一番有名な場所にたどり着けません。

(大きな岩をまたいで海水に濡れる覚悟があれば行けますが)

バスや車の駐車スペースが現れるので、そこで海岸の方に降りてください。

又、ここは基隆港に向かうコンテナを積んだ

大型トラックが頻繁に猛スピードで走っているところです。

砂ぼこりもすごいです!マスクが欲しいくらい。

くれぐれもひかれないようにご注意くださいね!

南雅バス停

帰り、九份や金瓜石へ向かうバス乗り場

バスの時刻や運行状況はグーグルマップ

台湾公車通のアプリを使うと便利です。400x400bb



陰陽海

そして奇石から九份方面へ行く途中に

これまた他所で見られない景色を眺めることができます。

その名は「陰陽海」

陰陽海は金瓜石鉱山から流れ出た鉱物成分を含む水

青い海水とが混ざり合う場所で、

高台から見ると太極陰陽図のように見える?ことからこの名前になりました。

天気が良かったので二色混合を見る事ができて良かったです〜〜

(天気が悪いと見えにくいです)

陰陽海全景

アクセス

856番のバスで「黄金瀑布」下車。そこから坂道を15分ほど歩きます。

(つらかった!!)

きちんとした?展望台はありませんが、よく見える場所があって

多くのひとがタクシー等を利用して見に来ます。真下が廃屋になっています。

周辺は何もなし。

陰陽海と廃墟 廃墟と陰陽海

黄金瀑布

陰陽海が見える景観台に行く途中に黄金瀑布があります。

鉱物を含んだ岩の上を水が滑るように流れ落ちる滝。

この何とも言えない岩色からこの地が台湾有数の鉱山だったことが伺えます!

黄金瀑布全景 黄金瀑布3 黄金瀑布1

この付近の川は本当に黄金色でびっくりします!他所では見られない景観

黄金川 黄金色の川

金瓜石神社(通称:黄金神社)

この日最後に、日本統治時代に建てられた神社跡も尋ねました

金瓜石鉱山での作業安全を祈願して建造されたそうです。

金鉱山の上の方にあり、かなりの数の階段を登りました!

参道の始まり 参道入り口 ここはまだ序の口!

タクシーの運転手さんも場所を知らなくて

適当な場所で降ろされ適当に山に入ったら迷子!!(涙)

途中で黄金博物館に一旦戻り、そこから再び参道を登りました。

黄金神社 参道2この辺りからきつい階段になります!

黄金神社鳥居 やっと二の鳥居!

黄金神社 一の鳥居 後ろを振り返ると一の鳥居がかなり下に!!

日が落ちる前に間に合うか?明日リベンジするか?と迷いましたが、

何とか辿り着き、汗ダラダラのまま今は無き神社の神様にご挨拶。

黄金神社柱跡

金瓜石神社(通称黄金神社)1898年明治31年3月創立。

御祭神は治金の神として大国主命、猿田彦命、金山彦命。

戦後建物は壊され、柱が残るのみですが、

当時から珍しく日本の神社において媽祖様のお祭りをしていた事から

今も当時の祭を再現した山神祭

3月23日の媽祖様の誕生日に執り行われているそうです。

黄金神社 お賽銭

今もお賽銭が置かれています。台湾ドルと日本円の両方。

黄金神社 燈籠跡 黄金神社 本殿跡 黄金神社 由緒

今回の旅で台湾各地の日本神社跡を巡りましたが

ここほど規模が大きく、元の形をしっかり留めていて

なおかつ忘れ去られていない神社跡はなかったです。

高い場所にあり、眺めがいいだけでなく、氣がすごくいい場所だと思います。

夕暮れの黄金神社

パワースポットと言われている場所ですが、

日暮れまでに間に合わなければ!と駆け足で登って息があがり

場のパワーなど感じる余裕もありませんでしたが、

心地よい風、見晴らしのいい場はわざわざ訪れただけのことはありました〜〜

時間があればここでゆっくり瞑想もしたかったです!

日本人にも台湾人にも人気のスポットなのは納得です。

九分あたり

夕暮れの金瓜石あたり

アクセス

まずは黄金博物館へ入ってください。(バスで「黄金博物館」下車)

バス停黄金博物館

黄金博物館 バス停

黄金博物館

園内に入るとこんな日本風建物も。

私のように無謀なことをする人はいないと思いますが、

地図を見て住宅地の階段から行けば神社に早くたどり着けそうな感じだったので

挑戦してみたら途中から険しい山道になってしまいました。

登山靴が必要なくらいで、雨の後はとても危険な道です~

黄金神社の中には神社への方向を示す案内も立っています

神社への道標

神社への道標

「本山五坑」というところを目指すと、その横からが参道になっています。

本山五坑前

本山五坑前。ここまででもかなり上に上がってきてます。

途中までは緩い上り坂ですが、その後1段1段が大きな石を登っていくので

結構ハードです。

バス停から約700m、グーグルでは12分となっていますが

ゆっくり歩いて20分くらいだと感じました。

時間があれば是非立ち寄ってみてください。(*^^*)



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南雅 全景