![台北 バイク](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/台北 バイク.jpg?resize=728%2C490&ssl=1)
台湾観光で訪れる殆どの人は台北に滞在すると思います。
中でも必ず訪れるであろう迪化街、永康街、西門町…
3年ぶりに訪れましたが、どこのスポットも日々変化しているようで
公共サービスがより便利になっていたり、建物がリニューアルされていたり
お土産もよりセンスのいいものが増えていたりでびっくりしました!
何度来ても新しい発見があるのでリピーターさんにもおすすめの台湾です!
目次
大稲埕地区 迪化街
![迪化街 全景](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/迪化街 全景.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
台北駅から北西に徒歩で10分、「大稲埕」という地区があり「萬華」と同様に
台北で一番早くに開けた場所があります。
淡水河がすぐ側を流れ、昔は堤防がなかったので
中国や海外からの貿易の荷物はここで降ろされ、商いの中心となっていました。
日本時代においても住人は日本人よりも福建省出身の台湾人が多く、
建物は赤煉瓦作り、アーケードのある福建スタイルが多いです。
大きさは間口が狭く奥行がある京都の町屋=鰻の寝床に似ています。
その中でも「迪化街」は日本人にも近年よく知られる人気スポット。
私が住んでいた10年ほど前は外国人は殆どおらず、通りも古びた感じでしたが、
久しぶりに訪れて見ると、なんと伝統市場までが綺麗に整備され、
外国人観光客に中国劇を見せる劇場までできていました!
街並みも整然とし、洒落た土産物屋が増えていてびっくり‼️
町の再開発が進んでいるようです。
![改装された伝統市場と劇場](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/改装された伝統市場と劇場.jpg?resize=624%2C468&ssl=1)
改装された伝統市場と劇場
食材のお土産はここで!
昔から通りには乾物屋、漢方屋などが多いです。
お土産におすすめなのはドライマンゴ、からすみ、花茶、竹笙(きぬがさだけ)等。
おしゃれな竹細工の店もあります。
普段地元民が買い物する姿はあまり見かけませんが、
旧正月前になると正月用品を買いに来る台湾人でごった返します。
迪化街本来の姿を見たければ旧正月直前に来るのが活気があっていいですよ!
![迪化街 過年](https://p1-news.hfcdn.com/p1-news/NDcyMzE4bmV3cw,,/cba52d74e8138528.jpg/qs/r=16888)
迪化街 年末の様子 https://images.app.goo.gl/G1XvR7dNK35FR2pr8
昔からの繊維問屋街
又周辺一帯、台北駅裏側からこの辺りまでは問屋街で、
特に布、手芸用品、食器店が集まっています。
縫製が好きな人、アクセサリー作りが好きな人にはおススメの場所です。
![永楽市場3](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/永楽市場3.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
![永楽市場1](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/永楽市場1.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
永楽市場内では買った生地を4階で仕立ててもらうことが可能
古いお店では言葉の壁で値段交渉等するのに躊躇してしまいがちですが
では手芸用品(特にビーズ、アクセサリーパーツ等)は
値札が貼ってあり、籠にいれてレジに持って行くだけなので
買い物しやすいと思います。スワロフスキーも置いてあります。
会員になる必要がありますが、会費を払ってでもお得に購入できるはず。
カード払いも大丈夫です。興味のある方は立ち寄ってみてくださいね。
東美装飾材料行 リンク写真から店内の様子がわかります。
伝統文化も知る 台原亜洲偶戯博物館
さて、この「大稲埕」地区に台湾人形劇に関する資料館が
できていると知り行ってみました。こちらは個人収集家の博物館です。
台湾には中国福建省から渡ってきた手袋サイズの人形劇が文化としてあります。
「布袋戲」(ポテピ)と言います。
福建文化なので台湾語の語りです。(中国語と台湾語は全く違います)
ずっと昔は近所の子供を楽しませるだけのものだったのですが、
そのうち廟口=門前町のような所で演じられるようになり、文化の一つとなりました。
人形劇と言っても侮ることなかれ!
派手でスピード感のある動きに語りや効果音がついて
見応えありです。(ドライアイスや花火もあり)
1960年代からはテレビでも放映されるようになり
台湾では大人も子供もかなり好きそうです。
ケーブルテレビには専用のチャンネルまであります!
日本も人形劇の番組はありますが、台湾との違いは
「布袋戲」は廟文化との繋がりが深いという事です。
今は人形師が少なくなり後継者もあまりいないので
実演を見るのは容易ではありません。博物館ではビデオ上映でした。
私が台湾に初めて行った頃は誰もが人形劇番組の時間になると
テレビの前に集まったものです。
博物館の展示では台湾だけでなく中国や華僑のいる国の人形(操り人形も含めて)
まであって、その歴史や製作工程もわかるようにしてあり興味深かったです!
迪化街に遊びに来たついでに立ち寄るのもいいですよ〜〜
![布袋戯](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/布袋戯.jpg?resize=553%2C595&ssl=1)
入場料80元 10:00~17:00(月と祝祭日が休み)
迪化街でごはん
迪化街にはお洒落なカフェが沢山あり、
クーラーの効いたところでお茶するのもいいですがせっかくなので
台湾ならではのローカル色強い食堂で
軽くお昼をとったりデザートを食べてみるのもいいですよ。
目抜き通りでもよく目にする「魷魚羹」はこの辺りのB級グルメのひとつです。
イカすり身のとろみスープ。乾燥イカと生のイカを選べます。
永楽市場の前に並ぶ食堂は観光客が多くてお値段高め。
私は裏に回って、生青ジュースを売る店が並ぶ近くで食べます。
![とろみスープの店](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/とろみスープの店.jpg?resize=425%2C319&ssl=1)
![とろみスープ麺](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/とろみスープ麺.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
マップにないので近くのお店を載せておきます。
この店の↑「土魨魚」のとろみスープもおすすめ。
サワラ系の白身魚のフライがとろみスープに入っています。
![アーモンドプリンの店](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/アーモンドプリンの店.jpg?resize=421%2C316&ssl=1)
![アーモンドプリン](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/アーモンドプリン.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
こちらは老舗の「杏仁露」、アーモンドプリンの店です。
永楽市場の1階なのですぐにわかります!
いろいろトッピングがありますよ。
中に座ってゆっくり食べてください。
持ち帰りもありますが、容器は回収しないよ!と書いてあるので。
台湾は路上にごみ箱が少ないのがちょっとね……(近隣住民が不法投棄するから)
月下老人の廟 霞海城隍廟
![月下老人の廟](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/月下老人の廟.jpg?resize=552%2C736&ssl=1)
縁結びの神様、月下老人が有名な廟です。
龍山寺の月下老人と並んで日本人に人気の神様。
縁結びの願掛けをしたい、でも時間があまりない、という方にはここは
簡単に行けるのでいいと思います。日本語の参拝手順も書いてありました。
![霞海廟 説明書き](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/霞海廟 説明書き.jpg?resize=450%2C348&ssl=1)
ただ、本気で神様と向き合って儀式的にきちんと願掛けしたいなら
人が少ない廟でご利益があると言われるところに行くことを個人的にはおすすめします。
動画
永康街
![ディンタイフォン](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/ディンタイフォン.jpg?resize=652%2C436&ssl=1)
永康街はグルメとショッピングの街です。
鼎泰豊の小籠包をはじめ、担仔麺、牛肉麺、マンゴシャーベットなど
ガイドブックに必ず載っている美味しいものが食べられる場所です。
可愛くてセンスのいいお土産屋さんも沢山あります。
![永康街風景](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/永康街風景.jpg?resize=578%2C771&ssl=1)
地元の人もよく利用するお店で買い物におすすめなのは
〇屈臣氏(ワトソンズ)…ドラッグストア 永康街のショップは観光客向けに
メイドイン台湾のものをセレクトして店頭においてあるのが嬉しい
〇石堂書店………………台湾の全国展開しているお店は文具や土産物も充実しているので一見の価値あり
誠品書店も。
〇全聯福利中心……………もともとは軍人や公務員のためのスーパーだったが誰でも利用できる。
安いスナック菓子、日常に使う調味料などここで買うのがいいかも。頂好超市もメジャーなスーパー。
動画 街の様子
庶民の台所 台湾伝統市場
観光地化されてしまうと綺麗になりすぎて
もともとのアジアっぽいと言いますが、
昔ながらの伝統市場の良さが薄くなってしまいます。
現地の人の生活風景やどんな食材があるのかに興味がある方は
割と便利な場所にある伝統市場なのでよかったら覗いてみてくださいね。
私のおすすめする伝統市場
南門市場
永康街に近い大きい市場です。旧正月前には特に賑わいます。
すぐ近くに「金峰魯肉飯」が、少し歩いてMRT古亭まで行くと
別のおすすめ小籠包の店「蘇杭点心店」もあります。
水源市場
MRT公館駅すぐ。夜はナイトマーケットがでる圏内にあります。
「桃源街石記麺館」の牛肉麺は絶品です!
ボリュームがある台湾の拝骨を試してみたい人は「大福利排骨大王」は
台湾大学の学生たちでにぎわうお店です。
松江市場
近くに有名な商売の神様関羽を祀る「行天宮」があり
地下街には占い横丁があります。
又 四平街陽光商圏という通りがあり女性向け雑貨や衣類を安く販売する
露天商が多い地区。そこに
トマトベーススープの牛肉麺を出す有名なお店があります。
麺が普通の麺と異なり大きな包丁で削った太麺を使っています。
刀削番茄牛肉麵
動画
占い横丁 感想
![占い横丁](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/占い横丁.jpg?resize=597%2C448&ssl=1)
地下街に10軒くらい並んでいます。(昔はもっとあったような気がしましたが)
大体のお店で日本語が通じるみたいです。
熱心に呼び込みされていました。
どのお店も芸能人や有名人(日本人を含む)を鑑定したことがあると
アピールする写真や記事を出していますが、
よくよく見ると実際に占いをする人は有名先生のお弟子さんだったりします。
一通りじっくり見てから決めたほうがいいかも。
料金は皆似たり寄ったり。1コース30分くらいで1000元となっていました。
台湾の思い出に、一度占ってもらうのも悪くありませんね。
できれば行く前に生年月日と出生時間を調べておくと
占いの精度があがるみたいです。(手相等除く)
*余談
台湾の田舎では廟や宮のお祭りや結婚式などお祝い行事にはイベント催しがあります。
かつては人形劇だけでなくストリップも。Σ(・ω・ノ)ノ!
又、道端で「檳榔」という発ガン性物質を含む
チューインガムのようなものが売られているのですが、