台北の中心部はバイクだらけ!!
空気は良くないですが、それでも台北郊外に出ると
驚くほど自然や緑に囲まれています。
台北から南にローカルバスで1時間。「烏來」という原住民の町へ行ってきました。
山間部にあり、緑の川が流れ温泉町としても有名です。
ここは私のお気に入りの場所で、これまで何度も訪れています。
トロッコ電車で滝へ
バス停から少し坂を上がると
ツーリストインフォメーションがあるのでそこで地図をもらいます。
地図の上が台北方向。
(地図では下に向かう形ですが、どんどん山を登っていくことになります。)
その後飲食店の並ぶ「老街」(目抜き通り)から大きな橋を渡り、
トロッコ電車に乗りましょう!(滝へはトロッコに乗らず徒歩でいくことも可能)
2019年5月現在、新橋建設中で年末完成予定
トロッコに揺られて山深く入って行くと大きな滝が待ち構えていますよ。
片道100元。往復切符はないのでその都度購入してください。
5分程の乗車ですが緑いっぱいの中を走るのは爽快!
木々が豊かに生い茂る山が目の前にまで迫り
真下にエメラルドグリーンの川が流れていて小鳥がさえずります。
空気も良いので心洗われる場所です!(動画参照)
滝の麓、目の前には小さな飲食店や土産物屋があるので休憩することもできます。
ロープウェイで山上へ
滝の近くにロープウェイ乗り場があります。
滝の上流までロープウェイで行くことができるのです!
チケットは往復で220元(約800円)です。
これには山上の遊園「雲仙楽園」の入場料と清掃費等含まれています。
又、ロープウェイ乗り場まで徒歩で行けると前述しましたが
タクシーでももちろん行けます。
この一帯は固定料金となっていて、バス停からここまでは270元となっています。
例えばMRT新店駅からここまでだと片道950元(約3500円)
ロープウェイは足元がガラス張りなので滝を真上から見ることができます!!
山上では沢や池があるので水遊び、ボート遊び(別料金)もできますよ。
ホテルがあるのですが、そこは閑散としていました。
夏休み等でないとお客さんが宿泊することはないのかもしれません。
ツアーで参加すると滝を下から見る所までなので
特に観覧するところはありませんが、水が湧き出て清流が流れて、
マイナスイオンいっぱいです!
時間がある人は是非山上にも行ってみてほしいです。
階段175段は登ることになりますが。
動画 1
タイヤル族の踊り鑑賞
又、ここはタイヤル族という原住民達が住んでいて
有料で踊りを披露しています。
2か所で見ることができます。酋長文化村 那魯湾温泉渡假飯店(GAGA劇場)
タイヤルの伝統では男子は結婚したい時、お嫁さん(候補)を椅子に乗せ、
担いで山道を歩き通さないと嫁取りができないそうです。
その結果により女性がその男性と結婚するかどうか決めていいとのこと。
強い男子でないとダメみたいです!
歌や踊りは前回のパイワン族とかなり異なっていました。
南投県:日月潭九族文化村とは違った感じで楽しめます。
色使いが綺麗ですね!
私は酋長文化村で見ました。狭い会場なので目の前で踊りを見られます。
若い子達が一所懸命に歌って踊って見せてくれました。
一番最後には観客も一緒になって踊ります。結構楽しかった!
もう一つのホテルの方は大きなステージがあって、ここより大がかりかもしれません。
値段はわかりませんでした。
興味のある方はツーリストインフォメーションで訪ねてくださいね。
酋長文化村の方は開催時間が決まっています。事前に確認してください。
料金は500元でした。(ここのお土産は高め(‘_’))
日月潭の九族文化村は遊園地内にあるので
現在の原住民の実際の生活を垣間見ることはできませんが、
烏来の町では今の暮らしぶりも見ることができます。
動画 2
烏来老街
烏来観光に来たら老街でご当地グルメも楽しみましょう!
グループで来たら原住民料理のコースがあるのでそれを注文するといいですね。
私は一人旅なので「小吃」で!
・山猪肉香腸 (イノシシ肉のソーセージ)店によって味付けが違うそうです。
・粟のお餅 中がとろとろ餅で、外がパリパリ、香ばしいです。
・川エビや川小魚のフライ
・タイヤルの山胡椒(馬告)料理
烏来は温泉町 公共露天温泉
烏来は温泉町でもあります。旅館やホテルがあるので宿泊できますが、
日帰りで温泉、休憩で温泉もできます。
店の前に看板が出てるのでふらり立ち寄りもOK。
一人旅でお金をセーブしたい・・時間もない・・
という時はこちらをおすすめします!
この地図の赤いピン辺りに行くと、「公共の露天温泉」があります。
私は足湯しかしたことがないのですが、
地元の人は水着に着替えてゆっくり浸かっていましたよ。
周りの景色を見ながらぼーっとできるので最高!!
無料だったと思います、多分。(汗)
アクセス
ローカルバス849番を利用します。
時刻表は「台湾公車通」のアプリやグーグルマップで確認してください。
一般的にMRT新店駅からバスに乗る、と出ると思います。
しかし、ここから乗車するといつも長蛇の列。
確実に座りたいなら台北駅から乗車か、公館駅から乗ればいいでしょう。
午前中、ラッシュの時間でなければ新店までの時間はMRT利用とさほど変わりません。
台北駅から乗車する場合は「YWCA]のビルの前がバス停です。