中国の女神:媽祖として崇められる前、
まだ「林黙」娘 だった女性が遭難した父を助けに海に入り
息途絶えてた後に流れ着いたという島が中国福州市近くにあります。
その名も馬祖島!
当時島の漁民達が彼女の遺体を手厚く葬ったという場所(媽祖廟)があり、
そして巨大「媽祖像」があるとのことで訪ねてみました。
目次
まずは島へ渡る手配から! 船/飛行機
馬祖は5つの小島から成り立っています。(北竿、南竿、東引、東莒、西莒、)
![](https://i2.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/馬祖5島.jpg?resize=283%2C300&ssl=1)
台湾本土からアクセスするには船か飛行機です。
船で行く
船(フェリー)は基隆港から東引か南竿まで。新華航業社(台馬船)
所要時間約8時間の旅です。
当日19時半 チケット販売開始、
21時からキャンセル待ち受け付け 21時50分発翌朝着。
ネットorアプリから予約可能です。 馬祖海上交通訂位系統
当日のチケットも自分で機械操作することでゲットできます。
全港通航業股份有限公司臺馬輪客運票價表
基隆<->馬祖航線
艙別
舖別
全票
半票
頭等艙
平舖(2人一房)
1800/人
900/人
商務艙
上下舖(4人一房)
1500/人
750/人
經濟艙
上下舖(單人床)
1000/人
500/人
經濟艙
上下舖(親子雙人床)
800/人
400/人
經濟艙
座位
600/人
300/人
備註:
1.以上票價均未含稅,基隆往馬祖需另加5%營業稅。
飛行機で行く
私は今回日程に余裕がなかったので飛行機にしました。
飛行機は台北(松山)と台中から北竿か南竿まで。立栄航空
約50分~60分のフライトです。
台北から南竿ですと毎日6便往復、
北竿ですと3便往復出ています。
多く飛んでいるように感じますが、
この路線は利用する人が多いのに
飛んでいる機体が小さめなのですぐ満席となる路線です。
飛行機で行くと決めたらまずチケットを購入しましょう!!
チケットは格安航空券サイト スカイスキャナー等でも扱っていますが、
直接航空会社のHPにアクセスしたほうが 安い、席が取りやすい です。
私は当初スカイスキャナーで探しましたが、
希望日に候補がなかなか出てこなくて満席なのかなと思いました。
でも日にちを前後してもやはり出てこないので立栄のHPで確認しました。
そうしたら、まだ予約できる便が1日に数本残っているではありませんか!
価格も安い!
ですからユニエア(立栄航空)のHPにアクセスしてくださいね。
予約の流れ:
- 希望路線選択→
- 希望日選択→
- 希望の便選択→
- 個人情報登録→
- 支払い(クレジットカード)→
- 予約確定メールをプリントアウトする→
- (後でスマホに立栄のアプリをダウンロードしておく)
の流れでチケットを購入してください。難しくはありません。
価格は往路(土日祝)で2007元、
復路(平日)1911元=合計3918元(約13700円)
船のエコノミーに比べると倍の値段ですが、
滞在できる日数が決まっている人は飛行機が無難です。
なぜならこの航路近辺は天候に影響されやすく、
キャンセルや遅延はかなり頻繁だからです。
実際私の復路便も大雨でびっくりのハプニングに遭いました。
飛行機でさえ「お天気次第」なのに船ならどうなることやら・・
早めに予約したほうがいいのに、
予約時にはまだ滞在日の天気の様子がわかっていないから悩みます。一種の賭けみたいなもの!
2泊くらい延泊になっても大丈夫という、日程に余裕のある方は船でもいいかと思います。
・搭乗30分前までにチェックイン
・クレジットカード名義人と搭乗者の名前が異なる場合はそのカードを持参すること。(持参できない場合は別途書類に一筆記入&提出する必要あり)
・受託荷物は10kgまで 機内手荷物は7kgまで
アプリは必ずダウンロード
立栄航空のアプリはダウンロードしておきましょう。なぜなら、
この路線は天候によってスケジュールがよく変更されるので
アプリで当日の運行状況をチェックしたほうがいいからです。
又、手数料なしで「座席があれば」好きな便にアプリ内で変更できるからです。
とりあえずでチケットを購入しておき、その後旅程を変更するのも可能です。
立栄航空のエアチケットと現地民宿やホテルをセットにしたツアーも出ています。
興味があって中国語ができる人は
馬祖e點通で検索して問い合わせてくださいね。
当日の流れ
![松山空港国内線](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/松山空港国内線.jpg?resize=603%2C452&ssl=1)
飛行機の出発空港は台北松山空港です。(MRTの出口16番)
![松山空港 MRT出口](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/松山空港 mrt出口.jpg?resize=300%2C184&ssl=1)
まず建物左手にあるの国内線のエリアで
立栄航空のチェックインカウンターに行きそこでチェックイン。
多くの台湾人は機械でセルフチェックインするのでカウンターは人が少なく、手続きはスムーズでした。。
ロビーにはコンビニ、パン屋、土産物屋、コインロッカー等があります。
搭乗券をもらったら手荷物検査に向かいます。
手荷物検査が済めば搭乗ゲートの待合室。
出発ゲート内にも土産物屋、ATMがありました。
![立栄航空1](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/立栄航空1.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
馬祖行は飛行機が小さめなのでシャトルバスに乗って飛行機のところまで行きます。
その日の第1便でなければ多少遅延があるかもしれません。
なぜなら乗る飛行機は馬祖から引き返してくる便だからです。
動画 松山空港国内線ロビーの様子
馬祖 北竿空港
![北竿空港](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/北竿空港.jpg?resize=648%2C486&ssl=1)
着陸して到着ゲートへ徒歩で向かう
北竿空港は予想はしていましたが小さな空港です。
オーバーランしたら海に突っ込むくらいの短い滑走路!
空港ロビーに入ったらインフォメーションデスクで
馬祖の観光マップ、バスに乗るなら時刻表をもらいましょう。
観光マップは結構充実していて情報満載です。
バイクを借りるならデスクで相談するのがいいと思います。
空港建物を出たら多少商店が並ぶだけで何もありません。
タクシーが1,2台停まっているだけでした。
![北竿空港 建物](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/北竿空港 建物.jpg?resize=300%2C156&ssl=1)
私は夕方には南竿に移動するつもりで時間に余裕がなかったため
タクシーで橋仔まで移動しました。
交渉で150元。
馬祖 南竿空港
![馬祖南竿空港 2](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/馬祖南竿空港 2.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
![馬祖南竿空港入り口](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/馬祖南竿空港入り口.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
![馬祖南竿空港 1](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/馬祖南竿空港 1.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
南竿空港も北竿と似たような感じです。
ただ利用客が多めなので少しだけ大きいです。
小島の空港にしては設備は新しめ、清潔な感じです。
![馬祖南竿空港 3](https://i0.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/馬祖南竿空港 3.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
![馬祖南竿空港 5](https://i1.wp.com/tabi-iki.com/wp-content/uploads/2019/06/馬祖南竿空港 5.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
ロビーには土産物屋、インフォーメーションデスク、
コインロッカー、ATMなどがあります。
島内はどこにでも銀行系ATMがあるわけではない(あっても郵便局のとか)ので
両替が必要な場合は空港で済ませておく方がいいと思います。
動画 北竿空港&南竿空港の様子
馬祖の公共バスは要注意!
殆どの住民や観光客は車、バス、チャーターの観光バスを使います。
タクシーの流しはほとんど見かけません。遭遇したらラッキー!なくらい。
一人旅でバイクが乗れない場合、バスに頼ることになりますが、
このバス、時刻表は始発の時間しか書いてないのです。
なぜ?と思われるかもしれませんが、理由は:
利用する人が少ないので始発からほぼノンストップで走り、
各バス停にいつ到着するか読めないからです。
(島は山があり徒歩で移動はかなり大変ですが、車だと数十分で島の端から端まで移動できる距離。)
ということで、始発バス停発車時間頃に
自分の現在地に近いバス停で待っていてもOK。
例え待っているバス停に時刻が書いてあっても早くから待っている方が無難です。
時刻丁度あたりに行くと「既に通り過ぎた後!!」ということになりかねません。
大体1時間に1本なので乗り逃すとショックです!
私は後から便利なアプリを知りました。(バスの動向:公車資訊がわかります)
行く前にダウンロードをおすすめします。
又、バスが近づいてきたら大げさに手を振って、「乗ります!」と
合図しましょう。一人なら目立つから運転手さんも気が付きますが。
周囲に(乗車しない)沢山の人がいたりすると
運転手さんは気が付かず素通りします。
タクシーはもちろん配車アプリは使えないので呼ぶのは難しめです。
特に中国語ができない場合は。
何度か移動するのにたまたま見かけたタクシーに乗りましたが
メーターはなく交渉制。大体150元くらいでした。
便利なアプリはこれ!
船や飛行機の情報をチェックできます。飛行機ならキャンセル待ちの状況なども!
バスの動態や、個人タクシーの電話番号もあります。
ツアーの情報&申し込みも可能。観光スポット等の紹介も。