旅の予約はいつも宿泊予約サイトBooking.comを利用しています。
馬祖でも予約サイトを利用しようと南竿の宿を検索しましたが
まず登録されている宿の数が少ない!!
大した宿でないのに高い!
本当に迷いました。
今回は青い涙を見たかったので以下を重視しました。
- 夜砂浜に歩いて行ける
- マイペースで部屋を利用できる個室
- 交通が便利(坂や階段が多い土地なので荷物があっても大丈夫なようにバス停から近い)
結局2泊のうち1泊をブッキングコムで、
もう1泊を直接民宿に連絡して手配しました。
目次
福澳港のすぐ近く 福澳窩背包客民宿
福澳窩背包客民宿 (Fuaowo Backpackers Homestay )
こちらのホステルはBooking.comで見つけました。
南海岸(仁愛村)で宿泊しようと思っていた宿が満室で1泊しかとれず、
もう1泊をどうするか悩んでいた時に北竿に行くのに便利と思って予約しました。
結果的に正解!
台北からまず北竿に飛んで島内観光。それから船で南竿に渡り
到着したらすぐに荷物を置いて再び南竿観光にも出かけられました。
港からまっすぐに歩いて5分くらい。
港にコンビニ(7-11)はあるし、スタバも近いし、
バス停、飲食店も近くにあり便利です。
古い民家を改装した清潔で気持ちのよいホステルです。
ホスト夫婦はとてもフレンドリーで、奥さんは英語も達者。
好意で「藍眼涙」の船鑑賞ツアーの手配をしてくれました。
他の観光は自分でするつもりだったので頼みませんでしたが、
何かと観光の相談に乗ってくれそうな感じでした。
公共スペースにはコーヒーやお茶が置いてあるので自由に飲むことができます。
キッチンはありますが宿泊客は使えない感じです。
共有スペースではホスト夫婦も食事等に利用していました。
女子5人部屋が二つあります。
とても清潔に保たれていて寝心地もよかったです。
タオル貸出しやアメニティはありません。ドライヤーはあり。
部屋が狭いので大きな荷物を広げることはちょっと無理。
除湿器と脱水機があるので手洗いで洗濯してもなんとか乾きそうです。
大き目の鍵付きロッカーがありました
このホステルは立地のいいし、綺麗だし、ホストもいいし
この人気観光地では値段も安め(1泊800元=約3000円 現金払い)なので
GOODなのですが、一つだけマイナス点が。
それは10人の女子に対して1つのトイレとシャワーしかないこと!
トイレとシャワーが一つになっているので
誰かがシャワーを使っていると他の人はトイレに行くことはできません。
洗面台もそこにあるので、朝は他人の動向を読んで動かないとダメなわけです。
となりにお洒落な民宿=白日夢(個室のみ)があるのですがそこは定価2600元から(割引でも2000元から)。
海を眺められるわけでもないのにこの値段は出したくない(涙)。
そうは言うものの文句を言っても仕方ないので朝は早起きして
近所の白馬王子廟に参拝してから
港ターミナルのウォシュレットのあるトイレに行き、
コンビニで朝食を買って宿に戻りました。朝のいい散歩でした。(*^^*)
港ターミナル前はこのように陸上グランドになっています
立地最高!の 嚮居
自分で手配するまでの流れ
どうしてもこの海辺で「藍眼涙」を見たかったので
写真真ん中、突き当りに見える白い建物の宿にしました。
どうやって探したか?と言いますと
馬祖国家風景区 ホテル一覧から南竿の民宿をピックアップし、
地図で場所を確認しました。
もともと数が少ない上に理想的な場所でない。
そこでグーグルマップから海辺にちかい宿を探してそこから宿のHPに飛び、
メールで直接問い合わせました。
ここは中国語ができない人にはハードルが高いかもしれませんが、大丈夫。
今は翻訳アプリがあります。Voice Traはかなり使えます!
(現地で会話する時にも役立つので行く前にダウンロードしてくださいね)
メールを送ったらすぐに返事がきました。
その後値段の確認をし、予約しました。
本来ならば、台湾の民宿はほぼ
宿泊代の一部を予約金として振り込むのが一般的なので
私もそのつもりでした。しかし海外送金は手数料が高い!!
宿泊日の2週間前には台湾に入っているのでその旨を話し、到着したら振込みます、
台湾の電話番号もゲットしたらすぐに教えます、と伝えたら
信用してくれたみたいで、異例の予約金なしで予約させてくれました。ラッキー^^
海辺と、もう一つの決め手は送迎サービス
南竿の海岸付近の宿はどこも坂や急な階段のところにあって
大きな荷物をゴロゴロしながら歩ける環境ではありません。
(結局大きな荷物は台北で預けて小さめのバックで行きました。飛行機は10キロまで。)
私の飛行機の便は1か月前に予約しましたが、既にどの日もほぼ満席で、
台北への復路が選べたのは平日の朝1番の便でした。
朝7:55発の便だと7:00には空港に到着しておきたいもの。
しかーし、バスを利用するとなると
例えば津沙村からはバスがその時間にないのです。
ではタクシーはどうか。
南竿ではタクシー業を専業にしている人は多くなく、
副業っぽい?人に電話して来てもらうのですが、
島の端から端までとか150元のためにわざわざ来てくれるとは限りません。
(私はツーリストインフォで電話して呼んでもらったのに面倒だから断られました!!)
宿の予約段階で上記のことはわからなかったのですが、
万が一のことを考えて送迎サービスがあるのは有難いです。
予約前にこの事情も伝えて、早朝空港まで送ってくれることを確認してから
予約しました。
民宿だけどホテルみたい
宿泊当日の午前8時半、福澳港のホステルまで迎えに来てもらいました。
丁度朝空港にお客さんを送るついでがあったそうで良かったです。
車で20分くらい走ったでしょうか、
仁愛村の小学校の横を通り過ぎたらその民宿はありました。
入り口は小さく見えますが、反対側からみると3階建ての立派な建物です。
フロントでまずチェックイン手続きをしました。
奥さんがカードを切るときに「台湾発行のカードでないから大丈夫かしら?」
と心配そうでした。私も。
なんせここに日本人観光客が個人で泊まるのは初めてだったので。
結果はOK!大丈夫でした。
ご主人の陳さんは「わざわざ遠い日本から来てくれたから」と
割引価格1泊2800元のところを更に割り引いて
2500元(約9200円)にしてくれました^^
口数が少ない陳さんですが、めちゃくちゃ気がついて優しかったです。
部屋に入れるのは15時からなので、荷物だけおいて観光に出かけました。
タオルの無料貸し出しはないですが、アメニティはありました。
ものすごく清潔にしてあります。スリッパや蚊とり棒までありました。
冷房の他に扇風機もあるので洗濯物も乾かせました。
1階が朝食会場なのですが、その台所やテーブル周りの綺麗なこと!!
陳さんのノートや本の置き方から「絶対A型やわ!」と思ってしまうくらい
部屋が整然と片付けられていてびっくり!
(台湾本省人の家は片付いているようでそうでないケースをよく見てたので)
1泊しかしていない上に一人だけ早朝に出かけたので
どんな朝食が普段でているかはわかりません。
私の時は熱いワンタンスープと馬祖ベーグルと言われるパンを出してくれました。
このパンは甘みが少しあって美味しかったです♪
眺めは期待通り!
眺めに関しては文句のつけようがないくらい完璧でした。
これで雨さえ降らなければ最高だったのに…(/_;) 普段晴れ女なのに、おかしいな~
海辺に行くにも建物横に専用の階段があって直接下まで行けるので大助かり!
朝の散歩もしたかったなぁ~ いつかリベンジしたいです!
鉄板:仁愛集落もフォトジェニック!
この集落も伝統家屋が並んでいます。
大雨でなければゆっくり散歩したかった界隈です。