海外旅で英語が流暢に話せることに越したことはありません。
しかしです!
英語が流暢に話せる外国人はネイティブでもない限り世界的に見てそれほど多くはありません。
みんな訛っていたり文法を間違えたりしながら使っているので
こちらがいい加減な英語を話していてもほとんど問題ではないのです。
単語を並べるだけでも十分。
語学力を心配して一人旅を躊躇する必要は全くありません。
それに、時代は変わりました!
私の若い頃にはそれこそ英語の重い辞書を片手に海外をうろついたものですが
今は最高のパートナー、スマホがあるから大丈夫!
まずは海外旅におすすめの翻訳アプリをご紹介します。
それから最近話題の様々なスマホを使った英語学習法や
SNSで使われる英語についても書いてみたいと思います。
目次
あると便利な無料翻訳アプリ2選:Google翻訳/ Voice Tra
グーグル翻訳は無料でダウンロードできます。これ一つあると便利ですよ。
その特徴は:
- 英語のみならず数十の言語(マイナーな地域の言語を含む)に対応
- オンライン/オフライン 対応あり (但しオフラインは57言語のみ)
その機能は
- リアルタイムカメラで翻訳(カメラを文字にかざして翻訳)
- カメラモードによる画像翻訳(撮影した写真を翻訳)
- 音声入力/ 会話モード
- テキスト入力
- 手書き入力
と、多機能で無料としてはかなりお役立ちです!
使ってみての感想ですが、
・マイナーな言語を含め多言語に対応している ・オフラインで(辞書検索のみ)を使えるのは嬉しい ・リアルタイムカメラでの翻訳は食事のメニュー、建物の表示、標識がわからない時に使える。(特に英中以外の言語)
・ネイティブが話しても誤訳(意訳?)されることもあり、ましてやノンネイティブススピーカーが話すと発音が悪いので認識されないこともある。 ・会話が認識されず何度も言いなおすこともある。 ・手書きは単語くらいなら大丈夫だが、長文は入力が大変。 英語以外の言語の文字入力は困難(タイ語とかアラビア語)
このアプリは音声翻訳のみですが、文字表示が大きくて操作しやすいです。(無料)
英語以外の言語、例えばスペイン語ですと丁寧な言い方(人称の違い)も
別にでてくるのが有難いです。
以上、翻訳アプリは大変便利ですが、
翻訳結果は必ずしも言いたいことに変換されているとは限りません。
自分が知っている言語なら変換後の文章が奇妙だということがわかり、
何度か変換しなおして一番近い表現を探すことができます。が、
全くわからない言語ですと偶に変なことを相手に伝えてしまっていて
コミュニケーションに誤解が生じることもあります。
これは外国人が日本人に翻訳後の日本語を見せると
何をいいたいのかわからない変な日本語になっているのを見るとよく理解できます。
(こういう場合は想像力が必要)
時代は変わった!今から英語力をつけるには・・・
かつては英語の辞書を片手にノートに単語を書いて、なんて勉強方法でしたが
時代は替わり数年前まではスピードラーニングや
Skypeでネイティブと話すなどの学習法がよく話題になっていました。
今はスマホアプリやLINEを使って動画、ゲーム等で
楽しみながら学習できます。(動画は映画ほど長くないので見やすい)
しかも高額な費用を支払って語学スクールに行く必要もありません。
自分の好きな時に好きな場所で勉強できるのが嬉しいですね。
「まずは無料のお試しから!」というところも多いようです。
フェイスブックでは毎日のように英語レッスン勧誘の広告が流れてきます。
特にいいなと思いましたのは微妙な表現の違いを「絵」で覚えるとか👆
ドラマを見ながら表現を覚える、というものです。
You Tube でもいろんなタイプの外国人が英語を勉強するための動画を
アップしていますね。自分の好みにあった先生を選べるのはいいですね。
語学学校では一度支払ってしまうと気軽にキャンセルできませんし、
合わない先生だとモチベーションも下がってしまいます。
その点、上記のようなツールを使うと
自分が納得する方法をゆっくり吟味してから選べるのでおすすめだと思います。
かつては外国に行かなければネイティブの会話に触れる機会は少なかったですが
今はスマホさえあれば簡単に勉強できますね。
体系的に文法も勉強したい人におすすめのアプリです。
一部課金がありテストもあります。
発音部分ではネイティブの人にチェックしてもらえるサービスがあります。
海外旅で一番必要なのは「聴力」?
個人的な意見ですが、海外一人旅で一番必要なのは会話力でなく
実は「聴力」だと思っています。
会話は自分の言いたいこと、伝えたいことがある時の為に必要ですが、
どうしても訴えたければ
- ジャスチャーや表情で伝える
- 数字や絵を描く
- 本やスマホを見せるなど
して何とか伝えられるものです。
ですから流暢に話せなくても大丈夫だと思っています。
しかし聞き取れない、というのは時にやっかいです。
例えば
「これいくらですか?」と言えたとしても返ってきた金額が聞き取れない、
行き方を聞いたけど何を言っているかさっぱりわからない 時などです。
この様な上記のよくあるケースから
非常事態が起こっているのに何が起きているかわからないという時もあります。
つまり聴力は意外と必要なのです!
飛行機の遅延や事故が発生した時、緊急に何か発生した時、トラブルがあった時
怪しそうな人達が何か話している時・・
多少でも(英語圏では英語、その他の地域では現地語)言葉聞き取れると何が起こっているか察しがつくから助かります。
単語を拾えるだけでも助けになります。
状況を把握できていると次への行動が素早くできる、
人にいちいち聞かなくてもいいし慌てなくて済む。
こういうことは一人旅ではとても大切なことで、
今から勉強される方は会話力をつけるのも大切ですが、
ヒアリングの勉強も頑張ってもらえたらと思います。
*フィリピン セブ島ではミドルエイジ以上の人も受け入れる語学学校もあります。
知っておきたいSNS英語、略語
Instagram 、Twitter、Line、What’Up
普段英語でこれらに英文入力することは少ないと思います。
しかし海外旅に出ると現地の人と友達になったり、
連絡を取るのに上記アプリを利用することがあります。
自分で書くときは別として相手から来たメッセージに
意味不明なことはなきにしも有らずなのです。
Twitter・Facebook・InstagramなどSNSで使える英語のネットスラング35フレーズ
lol
laughing out loud「大きな笑い声」の頭文字をとった笑いを表すネットスラング。日本語でいうところのwww。
爆笑を表現するときはlooooooooolになります。
U
youの略語。
R
areの略語。例 U R→You are
CU
see youの音を表した略語。
2
toやtooを意味します。例 U 2 →You too.
B4
before の音を表した「以前」という意味の略語。
旅ひつじI met him B4.
以前彼に会ったよ。
子ひつじMe 2.
僕もだよ。
y
Whyを意味する略語。
yr
yourの略語。
k
OKの略語。
ASAP
as soon as possibleの頭文字をとった、「今すぐに」という意味の略語です。
旅ひつじU should do that ASAP.
旅ひつじ さんhttp://hitsujienglish.com/2019/08/14/twitter-sns-slang/#toc3
ASAPくらいならわかりますが lolって何なん???ってなります。
顔文字かしらと思いました。
英語も日々進化?しているのですね。時代について行かなくては~( ;∀;)
大変為になるのでリンクに飛んで参考になさってくださいね。
まとめ
表題「海外旅に語学力は必須か?」に戻りますね。
結論としては語学力は無くても(単語並べる程度で)問題はさほどない、
翻訳アプリがあればほぼ大丈夫!です。
但し一人旅や英語圏でない地域、マイナーな観光国を旅する時はできたほうが好ましいです。
英語圏ですと相手がこちらの下手な英語から言いたいことをくみ取ってくれたり
コミュニケーションもしやすいですが、
英語圏以外ですと向こうも下手な片言英語です。
その上にこちらまで全くダメとなると
意思疎通がかなり不便です。(通訳の通訳が必要だったり)
ネット環境が整っていて相手とゆっくり座ってスマホ会話できるならいいですが
実際の旅では四六時中翻訳アプリを使える状況ではありません。
今更でも英語に磨きをかけるならスマホを活用して楽しくお勉強!
周りの目を気にすることなく自分のペースや合った方法で挑戦してみましょう。
できればヒアリングも頑張って。