日本人観光客がよく訪れるどこの国にも伝統市場、スーパー、ショッピングモールはあるかと思います。
ポルトガルにも勿論ありました!
伝統市場は他のヨーロッパのそれと同じ雰囲気。
スーパーやショッピングモールも日本や世界各地と似ていて
お土産を買ったり、ちょっとした現地で食す食料品、雑貨を手にいれるにはとても便利でした。
しかし、よーーく品揃えを見ているとポルトガルオリジナルの物や
日本では高額でもこちらでは安価に手に入るものもあって
見回っているだけでも面白かったです。
参考:カルダス・ライーニャ レプブリカ青空伝統市場の様子はこちらから
目次
お一人様ごはんにおすすめ リべイラ市場
コルメシオ広場から西へ向かって歩くこと数十分、
白い時計台のような建物が見えてきます。リべイラ市場。
この市場は1892年に開設された歴史ある市場で、野菜・果物・肉類・魚類等が売られています。
2014年に市場の半分をおしゃれなフードコートにリニューアルしたことから
地元民だけでなく観光客も沢山訪れる人気スポットになりました。
生鮮食品売場は日本の卸売市場や魚市場のような威勢の良い活気はありませんでした。
呼び込みはなく、値切って買うような雰囲気もなし~
広い構内、ゆったりスペースで落ち着いて買い物ができる感じです。
食材は豊富!
価格はスーパーで買うのとどれくらい違うのかわかりませんが見学するのは楽しいです。
魚の種類は日本並みに多種あって新鮮。
ですが日本では年末以外あまりみかけないこれ!↓
ポルトガルで必ず一度は口にする「バカリャウ」=鱈の干物です。
一般的に生鱈より水で戻した干物をよく料理に使うそうですよ。
そしてこちら↑がフードコートの「Time Out」です。
壁側にぐるりと1周、いろんなお店が並んでいてどこにしようか迷ってしまいます!
ご当地グルメの店、ワインやチーズの店、スイーツの店、雑貨やお土産店・・・
この場所がおすすめなのは
- お一人様でも利用しやすい。(1人前の量が日本人の許容範囲)
- 一流シェフが出しているお店もあり味や質も悪くない。
- 値段もリーゾナブル。
- チップの心配なし。清潔。
- ポルトガル代表料理を少しだけ、いろいろ試すのにも便利。
- 座席数が多いので一人くらいなら簡単に席を確保できる。
- 営業時間が10時から夜中までやっているので行きたい時に行ける
- 観光客向けのお洒落な土産物(食品&雑貨)もあるので便利
と、メリットがいっぱいなので気に入りました。
*一つ一つ回って見比べていると大変なので行く前にサイトから目星をつけておいても
いいですね。メニューや料金は載っていませんが全てのお店の紹介は公式サイトから(英語)
私は場内にこんなにいろいろあると知らずにベレンへ行く途中に立ち寄っただけなので
軽食&スイーツだけにしました。残念・・・( ;∀;)
お腹を空かせてランチタイムや夕食時に行くのがベスト。
観光で疲れた時にお茶をしに来るのにもGood!
コンサートやイベントなども行われているようです。https://www.timeoutmarket.com/lisboa/en/studio/
旅行中の消耗品もすぐ手に入る スーパー
24時間営業のコンビニはありませんが、スーパーはグーグルマップ等で探せば簡単に見つかると思います。
ロシオ駅近くには有機、オーガニックのスーパーもありましたし
日本食材(豆乳、豆腐や海苔等)も見かけることがありました。
ブランドにこだわらないなら生理用品やシャンプー類、ティシュ等はわざわざ日本から持っていかなくても大丈夫です。
↑宿に朝食が含まれていなかったので近所のスーパーでフルーツやヨーグルトを買って朝ごはん^^
生ハムは安いし、ヨーグルトは瓶入りでフレッシュ!!
・アジア系スーパー Amanhecer 20時まで
・健康、自然派食品スーパー Go Natural 20時まで
・その他 Pingo Doce 21時頃まで
お土産探しにも最適 ショッピングモール/デパ地下
リスボンにもデパート、ショッピングモールが点在しています。
中でも大手なのはこの4つ
- Centoro Colombo
- El Corte Ingles(スペイン系デパート)
- Centoro Comercial Vasco da Gama
- Centoro Comeruchial de Amoreiras
その中のいくつかを覗いてみました。
(どこも10頃から深夜までやっているみたいで嬉しいですね)
1つ目はブランドショップなどが入った大型ショッピングモールの
ここはブランドファッション、衣料品、アクセサリー、雑貨などのお店が多かったです。
ポルトガルでの衣料品等は中国製だけでなく、
かつての植民地ブラジルや地理的に近いモロッコ製、インド等の製品をよく見かけました。
フードコート、大型スーパーもあり、半日くらいここで過ごしても楽しいですよ。
ちょうどクリスマス前の時期だったのであちこちでクリスマスデコレーションがされていて綺麗でした^^
コルメシオ広場 地下鉄青線 Terreiro do Paco駅から11駅18分
Colegio Militar駅下車 徒歩すぐ
営業時間:8:30~0:00
隣接のCONTIENTEは大型スーパー、ここも充実!
お惣菜、おいしそう❤
*ショッピング豆知識:ポルトガルはEUのサイズと同じ。試着する際の参考にどうぞ。↓
服
38=XS
40=S
42=M
44=L
46=XLこれは、イタリアをはじめとするEUでの表記です。ただし、メーカーによっては各国でこれまたサイズが違うことがあります。平均身長が高いイタリアやドイツでは日本人に合う華奢なサイズが取り揃えられていないことも多々あり。
靴
35=22cm
36=23cm
37~38=24cm
39=25cm
40=26cm
41=27cm靴は、フランス、イタリア、ドイツ、スペインなどほとんどが同じ方式で寸法が記されています。
引用:https://kinarino.jp/
スペイン系大手デパートです。ここではほぼ地下食料品売り場をうろついていました。
かなり広いスペースに沢山の食材!
例えば生ハムのコーナーだけでもすごい種類と値段もまちまちで、ひとつのコーナーをじっくり見ていたらすぐに時間が経ってしまいます!!
ポルトガルの景気は悪いと言われていますが、
デパ地下の様子を見る限りではとても信じられません。
生鮮食品は新鮮!
(日本やヨーロッパでは当たり前かもしれませんが、葉物野菜の生産が少ない国では萎びた野菜を高額で売っていることもあります)
では一つずつ見て行きましょう!
野菜・果物
日本の柿とは違って多分柔らかい柿
パックされていない野菜、果物は自分で軽量して出てきたシールを貼ってからレジへ持っていくのが欧州流。操作がわかりにくい時は店員さんにお願いすればOK。
肉類(生ハムなど)
薄くスライスしているお肉もあって意外でした。
良さそげな卵、6個約2ユーロ
スペインやポルトガルではハム、生ハム、ソーセージは肉売場と別になっています。
それ専用の売り場があります。
チャルクテリーア!
もちろん手ごろなお値段のパック売りもあります。
生ハムも安いのでホテルや宿の部屋でおつまみ用に買うのもいいですね!
もちろん生ハムの丸ごとも!!99ユーロ。
魚介類
日本人としてやはり魚売り場が広くて種類も充実している国は嬉しくなります!
ポルトガルの人もよく海鮮を食べるんでしょうね~
レイアウトもお見事!
見たことない魚もありました。
蛸丸ごと3.5ユーロ???安い。タコ飯にするのかなぁ^^
乳製品(チーズ、ヨーグルト)
私は知らなかったのですが、ポルトガルは知る人ぞ知るチーズ大国だそうです。(ということでハム類と同じく専用売り場があり)
その多くは小さな工房で作られることからヨーロッパの中でも流通していることが少ないとか。
- ケイジョ・デ・セーラ・ダ・エストレーラ大型の羊チーズ。中身がとろけているクリームチーズだそうでスプーンを使い、すくって食すそうです。
- ケイジョ・フレシュコ 味や食感が豆腐のような羊チーズ。パンにジャムと合わせて食べるそうです。私は伝統市場で買い食いしましたが、そのままでも美味しかったです。
- ニーザ セミハードタイプの羊チーズ。植物性(朝鮮アザミの雄蕊)凝固剤を使用しているので苦みがあるとか。
1番目は大型なので旅行中にお試しは難しいかもしれませんが
フレッシュチーズは小瓶や一人用パックに入って売っているので是非!
そしてヨーグルトも美味しいです。日本の市販のヨーグルトとは全然違います^^
菓子類 ジャム
私の一番興味あるお菓子コーナー♪
お菓子の種類はいろいろあって一般の観光スポットにある土産物屋さんと比べると安いです。
包装はそこまで凝ってはいませんが、配る用お土産や自分用なら
デパ地下のお菓子はいいですよ!
クッキーやボンボン。
ちゃんとポルトガル製とわかるように表示されているのが嬉しいですね。
ポルトガル土産定番、お魚の形をしたチョコや、シントラ名物ケイジョアーダも!
アズレージョ模様のパッケージ
蕎麦ぼうろの元祖??
こんな生ハムやおつまみを載せるカップも!
お土産を大量にまとめ買いするのにおすすめです。
酒類
私はアルコール類に興味がないのでじっくり見ませんでしたが
ワイン国なのでワイン好きの人は是非立ち寄ってくださいね。
ポルトガルでは他にも「サクランボ酒」というリキュールがあります。
オビドスの物が有名で、リスボンでも立ち飲み居酒屋があるので目にすることがあるかと思います。
ただそういった専門店で買うとなるとどうやって買ったらいいのか、値段は幾らぐらいがあって
選べるのか、等の問題があると思うので、デパ地下やスーパーで購入するほうがいいかもしれません。
私はColombo Shopping Centreで試飲コーナーがあったので飲ませてもらえました。
チョコの器に惹かれて^^
花屋さんもお洒落❤
地下鉄 青線 サン・セバスチャン駅下車すぐ
営業時間:月~木 10:00~22:00、金&土 10:00~23:30 日 20:00まで
近くには1902年ポルトガルを訪問したイギリスのエドワード7世(エドゥアルド7世)を記念した
大きなフランス式公園があり散歩にも最適です。
TAX FREE
大型ショッピングセンターやモールはタックス・フリーの対象になっていることが多いので
高額の買い物をした場合は申請書をもらうようにしましょう。
レジや総合案内デスクでもらえるようです。お店各サイトでご確認くださいね。
タックスフリー加盟店で買い物をしたら免税書類を発行してもらう
タックスフリー加盟店で、1日1店舗で免税対象額以上の買い物をしたら、免税書類を発行してもらいます。タックスフリー手続きはあくまでも自己申請なので、レジで購入するときに「タックスフリー、プリーズ」と申し出てください。
VAT税率: 23%、13%、6%(本土)
22%(マデイラ諸島)
18%(アゾレス諸島)免税対象額: 61.50 EUR (本土VAT 23%)
56.50 EUR (本土VAT 13%)
53.00 EUR (本土VAT 6%)
61.00 EUR (マデイラVAT 22%)
59.00EUR (アゾレスVAT 18%)税関印受領期限: 免税書類発行日から90日以内
払戻申請期限: 免税書類発行日から150日以内
必要な税関印: ポルトガルまたはEU圏最終出国税関(2019.3.29現在)https://www.risvel.com/taxfree/Portugal/step1/
買い物で役立つポルトガル語
以下のサイトは音声ガイドもあるので便利です。
会話本を持って行くも良し、翻訳アプリを利用するもよし~
(私の経験からすると翻訳アプリはかなり便利ですが、微妙なニュアンス、複雑な日本語までは翻訳してくれないと感じます。)
予め翻訳アプリをダウンロードしておくのも便利です。
↓デパ地下で遭遇した人達>゜))))彡
いかがでしたか?
ポルトガルは歴史的観光スポットが充実しているだけでなく
雑貨などのお土産も充実。そしてショッピングセンター等も必見スポットです。
時間がいくらあっても足りないくらい((´;ω;`)ウッ…
今日のレポートが参考になれば嬉しいです。