アラフィフ女ポルトガル一人旅30 ポルトガルで食文化に触れる(料理、飲料、お菓子)

バカリャウのコロッケ作成中

ポルトガルの食文化、食材や料理はポルトガルの歴史と大きく関係しています。

イスラム系ムーア人に長年支配されていた影響が残り、

又、大航海時代に植民地から得た原産地食材・香辛料が今のポルトガルの食文化を形作っています。

詳しく調べるとあまりにも多くの情報になってしまうので

ここでは私が実際に現地で食した料理等について簡単に触れてみたいと思います。


なんと言っても 魚介類料理

焼きイワシ(サルディーニャス・アサーダス sardinhas assadas)

イワシのグリル焼き!

ポルトガルの沿岸部ならどこでも簡単に食べられます。

それにしても量の多きこと!日本でなら一皿注文すると1尾ですが、

こちらは1人前でも大きく丸々太った油のりのいいイワシちゃんが3尾

それにポテトまでついてくるから食べきれず、

骨の身は丁寧に取らずに白身の良い所だけを食べました。

それでも満腹~( *´艸`)

 

リスボン コルメシオ広場から北へ伸びる

アウグスタ通りとサン・二コラウ通りの交差近くのレストランで食べました。Tasca do Tejoという店のテラス席だったと思います。

干し鱈(バカリャウ)

上記のお店斜め向かいにはバカリャウ(鱈を塩漬けにし乾燥させたものが多い)のコロッケ屋さんがあります。

バカリャウはポルトガル国民的食材で、

15世紀の大航海時代から世界の海をまたにかけて捕獲され保存し、

取引が行われていたそうです。

そのレシピは365日分あるとも言われるくらいだとか!!

バカリャウ コロッケ 

Casa Portuguesa do Pastel de Bacalhau

こちらのお店はビール、その他ドリンクとコロッケのセットという軽食スタイルのお店。

正直バカリャウ料理は個人的には感動するほど美味しいものではありません。

白身もパサパサ気味で固め、食べているうちに飽きてきます・・

その点、コロッケですとジャガイモにくるまれている上に

チーズでとろみもあるので

バカリャウを試食するにはうってつけかと思います。

* 蛸飯、蛸のフライ

ポルトで食べたタコ飯と蛸のフライは本当に柔らかくて美味しかったです♡

スペインではニンニクとオリーブオイルで食べるタコ料理があるのですが

それとはまた違った食べ方だったので感動!

詳しくはこちらの記事をポルトのおすすめ宿とごはん

ポルト Aleixo2

海鮮リゾット

新鮮な魚介類が豊富なポルトガルでは海鮮リゾットもおすすめです。

熱々で提供されるできたリゾットは秋の夜にはお腹にやさしく体を温めてくれました。

通常は2人前以上からということで1人前でもOkというお店を探すのには苦労しましたが何とか食べることができました。

残念ながら今はこのお店はもうないようです。

しかし近辺には多くの飲食店があったのでこの界隈で食事されるのもGOOD!

 

飲食には23%の消費税が!!

ロシオ駅、マリア2世国立劇場横の細い道を進んで行くと飲食店が並び客引きの人が沢山メニューを持って立っていますよ。

肉料理

ポルトガルでも近隣諸国のようにショリ―ソ(ソーセージ類の)や臓物の煮込みが有名です。

なぜ臓物をよく食べるようになったかには諸説あるらしく、

12世紀リスボンがカスティーリャ王国に包囲された際、肉はリスボンに送られて地方都市では臓物しか残らなかったとか

15世紀にエンリケ航海王子がモロッコ遠征の際に肉は軍に提供してしまって本国民は臓物しか食べられなかった等・・・

とにかく臓物を工夫して食べるようになったようです。

その他ご当地グルメ、*アレンテージョ地方の豚とアサリの炒め物

コインブラ近郊の*子豚の丸焼き

コインブラの*子山羊肉のワイン煮などもあります。

関連記事 コインブラの食
←ポルトガルの料理に使われるカタプラーナ鍋

参考:カタプラーナ鍋を使うレシピ

 

軽食 *豚肉サンドイッチ ビファーナスも現地の人には人気です。

私的には野菜の挟んでいないパンと豚肉だけのサンドは魅力的でないですが。(苦笑)

写真の有名なお店=Casa das Bifanasはフォゲイラ広場前にあるのですぐにわかります。

ポルトには牛肉サンドにとろけるチーズと(トマト&ビールの)ソースをかけて食す

*フランセジー二という胃にもたれる?軽食でない重食もありますよ。(‘ω’)ノ

その他

他に観光していて必ずと言っていいほど目にするのはこのスープ、

カルド・ヴェルデポルト キャベツのスープ

野菜と千切りケール、腸詰(ショリソー)などが入ったスープで

ポルトガル人にとっては日本人にとっての味噌汁のようなホッとできるメニューだそうです。


飲料

ワイン

ポルトガルと言えばまずワイン!

ポルトガルにワイン文化が伝わったのは2000年以上前のことで、ローマ帝国時代にはローマまで輸出までしていたそうです。

そんな古い歴史のあるポルトガルワイン、今日人気があって代表的なのは

  • ヴィーニョ・ベルデ 北西部ミーニョ県だけで生産される若いワイン。弱発泡性で酸味が強い。熟成が進まないうちに飲むワイン。
  • ポート・ワイン  デザートワイン、酒精強化ワインとして知られるアルコール度数の高いワイン。発酵途中でブランデーを加えて発酵を止める。
  • マデイラ・ワイン マデイラ島で生産される酒精強化ワインでシェリー酒と似ている。

マデイラワインは本土から離れているので試飲するのは容易ではありませんが

ポルトに行けばワイナリーが沢山あるので生産地で様々なワインを試飲できます。

関連記事:ワイン好きでなくてもおすすめ! ポルトからブドウ生産地ピニャオンへの旅

ジンジーニャ(リキュール)

スミミザクラの実から作られるリキュールでポルトガルでは小さなチョコの器に入れて飲まれています。美味しいです❤

立ち飲みのお店もありますが、地元民の間に入って注文するには勇気が要りそうなので

大型スーパーや土産物屋で試飲させてもらうのが簡単^^。

さくらんぼ酒2

口当たりいいけどアルコール度数が高いので注意

ビール

ポルトガル人はワインばかり飲むのかと思いきや、実はビールの消費量も多いそうです。

国民一人当たりのワイン消費量は日本の10倍ですが、ビール消費量は日本と同じくらいか多めだとか。

スーパーボックは国内シェア40%のよく見かけるビール。モンドセレクションで31年連続金賞に輝いたそうです。

お酒が苦手な私でも1本飲み干せたくらいなのでマイルドな方かもしれません。

ポルトガル菓子

甘いもの好きとしてはこの国は素晴らしい!!

どに行っても美味しそうなお菓子屋(パステラリア)があるし

カフどェに入っても必ず数種類のお菓子はあるし、

地方に行けばご当地菓子もあるわで

本当に幸せな気分を味わいました~

あれだけ毎日食べているのに超級肥満体の人は見かけなかったので

それはきっと海鮮類や野菜もたっぷり摂る食生活があるからだと思います。

(英米に比べ不健康そうなクリームや着色料も使ってないのが良し!!)

ポルトガルのお菓子の中には日本の南蛮菓子のルーツもあります。

  • フィオス・デ・オヴォシュ(卵黄クリーム)→玉子そうめん
  • コンフェイト →金平糖
  • パン・デ・ロー →カステラ

基本的に卵黄と砂糖から作るボシュクリームを使っているお菓子が多いです。

クリームは黄金色で、見た目は凄く甘そうですが、食べると意外とそうでなくて毎日食べても飽きないくらい^^

このクリームやポルトガルのお菓子も歴史と関わっていて、

卵黄クリームは修道院で修道女たちがアイロンがけに卵白を使い、不要になった大量の卵黄は

クリームにしてお菓子作りに利用した、とも言われています。

*ロシオ駅近くのおすすめカフェ 2軒

 

1829年創業の老舗お菓子屋さん。カフェも併設しています。

ちょっとだけ洗練されたお菓子たちが並び、カフェの雰囲気もよかったです。

お味は他所の一般的な庶民風のお菓子屋さんとそんなに変わることもない印象でした。

お菓子の種類が84種類もあってびっくり!支店もあります。

営業時間8時~20時Folar

Confeitaria Nacional

メニューはこちらからhttp://confeitarianacional.com/especialidades/

もう1軒のお店は私が朝食を食べに毎日通ったお店。

きさくなおじさんカがウンター越しに注文を聞いてくれます。

安い、うまい、速い!

早朝から夜遅くまで営業しているのが嬉しい^^。

 

Folar de Chaves 営業時間 7:00~深夜0時(日曜 8~20時)

よく紹介されるお菓子たち(私が食べた時の記事はリンクから)

1)リスボン エッグタルト パスティシュ・デ・ナタ

パスティス ベレン2

2)シントラ チーズタルト ケイジャーダ

3)パン・デ・ロー カステラの原型と言われるお菓子

卵と砂糖を一緒に泡立てて小麦粉を加えて窯で焼くだけというシンプルなもので

日本のものと比べると形は円形で生地は柔らかいです。

地方によって配合や焼き具合が異なるために食感が違います。

完全に火を通すタイプと半熟タイプ。

地方に行くなら是非ご当地のパン・デ・ローも食べ比べてみてくださいね。

 オビドス パンデロー

4)アヴェイロ オボシュ・モーレス・デ・アヴェイロ

モナカのような生地にオボシュクリーム(卵黄クリーム)がサンドされた

アヴェイロのお菓子。修道女たちが考案したとされています。

一口サイズで食べやすい。日持ちしないので現地で食すのがおすすめ。

オヴォスモーレス2

5)コインブラ コンフェイトサンタ・クララ

コンフェイトは日本の金平糖より大き目でキャンディのようなお菓子。

サンタ・クララは薄いパンのような生地にシナモンが効いたアーモンド粉のペーストが入っています。

6)セトゥバル トルタ・デ・アゼイタォン

リスボンから川を渡って対岸の セトゥバル地域のアゼイタォンという場所が

発祥のお菓子。スポンジケーキに卵黄クリームが巻かれています。

Pasteleria Regional Cegoが1901年創業の老舗で有名だそうです。

リスボン エスパーニャ広場からバス754か755番。

ロールケーキ以外にも美味しそうなケーキ類がいっぱい!!


 

その他よく見かけるお菓子では

揚げ菓子、揚げパン類

ソーニョス(ドーナツのような揚げ菓子でハワイのマラサダはポルトガル移民が伝えた)

元々はマデイラ諸島のお菓子。揚げパンのようなお菓子は全国各所でよく見かけます。

プディング類(プリン、ムース)

アロース・ドセ(ライスプディング)や

駱駝の涎と称するババ・デ・カメーロというキャラメル味のムースもあります。

モルガディーニョス・デ・アーメンドア

マジパンを使ったお菓子で中に卵黄クリームや何かのペーストが入っています。

見た目がカラフルで可愛い!!❤(日本の練り切りみたいな感じ)

これも日本まで持って帰るのは大変なので現地でしか楽しめないと思います。


リスボンの目抜き通り アウグスタ通りにはこのようなお菓子専門店がいくつもあります。

その中の一つ、フェラリーは可愛い細工のお菓子がひときわ目立っていてついつい立ち寄ってしまいました。

見た目だけでなくお味もGOOD!

日本ではあまりマジパンのお菓子は好みではなくて食べないのですが

ヨーロッパのマジパン菓子は本当に美味しいです♪


ポルトガルでトルタと言えば私達が想像するいわゆるケーキ。

アルファマ地区に行った帰り道、一息つきたくて今風のカフェに立ち寄ってチョコのケーキを注文してみました。

うーーーむ。確かに見た目が素晴らしく美味しかったのですが、

日本のケーキのほうが洗練されていて

もっと美味しいかな、というのが正直な感想でした。

庶民が行くお店の普通のロールケーキのほうが安くて美味しいかもです。

 

上記の他、クリスマス前だからか、それとも年中あるのかわかりませんが

*ボーロ・レイ(王様のお菓子) というポルトガルのクリスマスケーキのミニ班も売っていました。

砂糖漬けの果物がたっぷり載ったお菓子で、中に乾燥そらまめ等が入っています。

*ボーロ・デ・メル

サトウキビの糖蜜から作られるスパイスの効いた黒っぽいケーキで

ちょっと重ため。マデイラ島のお菓子。

ミニサイズを売っていたのでお土産に買いました。

味が濃厚で、食べた~という感じがするケーキ。
 

*焼き栗

最後に屋台で売っている焼き栗も美味しかったですよー。是非!


いかがでしたか?

ポルトガルは日本人の口に合うものばかり!

スイーツ好き、お酒好きですと本場の味をいろいろ試してみたくなるので

観光と同時に飲食にも忙しくていくら時間があっても足りない感じです。

あーー、ほんとにポルトガルっていい所なんですよ!!(*^^*)

   

0