海外旅行で余った外貨はどうする? 緑の機械ポケット・チェンジ

海外で外貨を使い果たせなかった時や再両替してもお札しか受け付けてもらえなかった時、

仕方なく小銭を持ち帰ったことは誰しもあるかと思います。

例えば私はカザフスタンから帰国の途に就く前現地の空港でまだ大きな額のお札を30ドル分くらい持っていました。

出国審査をしてからでも両替所があると思っていたのに実際は無くて困ったことがあります。

ドルが多く流通している国では土産物を買ってお釣りはドルで欲しいと言えばもらえることもあるのですが

カザフスタンではお釣りで渡せるのは多くて10ドル分までと言われ、

しぶしぶ不要なお土産を沢山買うことになったのです。

コイン数枚や少額なら旅の記念に残しておいてもいいのですが

10ドル以上はやはり再両替したいもの。

さて、こんな時のお悩みを解消してくれそうな機械を

最近関西でも見かけるようになりました!!

その名も「Poket Change」(‘ω’)ノ

今日はまだ馴染みのないポケットチェンジについて調べたので書いてみたいと思います。



Pocket Changeとは?

空港や駅に設置された緑の細長い機械で、

海外旅行で余った外貨コインや紙幣を投入すると

その場ですぐに電子マネーやギフトコードに変換できるという便利な機械のことです。

どうやって使うの?

タッチパネルを操作してお金を投入するだけ!!!(^^)!

面倒な個人情報の登録(氏名や電話番号、メルアド)も不要です。

手順1)交換先サービスを選択→注意事項確認

注意事項では交換の上限金額等が示され、それを超えると寄付として受け付けるそうです。

手順2)現金を投入

通貨は自動判別するので通貨ごとに1回ずつ操作する必要はなし。

紙幣は一度投入すると返却されないので要注意。

手順3)交換先サービスを決定(投入通貨の明細交換レートの確認、受取金額確認)

確定前に「クーポンコードをお持ちの方」画面がでたらコード入力。

(機械の近くでHP画面のクーポンボタンを押してコードもゲットするかコード 9975813を入力。すると優遇レートで換金されます。

手順4)

  • 電子マネーを選んだ場合→カードをかざしてチャージ
  • ギフトコードを選んだ場合は→コードが記載されたレシートが出てくる

手順5)レシート発行

とっても簡単でわかりやすいですね!

どこの通貨でも受け付けられるの?

残念ながら全てのコインが交換できるわけではありません

以下の5通貨のみコインにも対応しています。

  • 日本円 米ドル ユーロ 中国元 韓国ウォン

お札のみ対応しているのは

  • 台湾ドル、シンガポールドル、香港ドル、タイバーツ、ベトナムドン

*(上記2020年1月現在)今後も取り扱い通過は増えていくそうです。 

古いお札で現在流通していないものは対象外。

もし非対応のコインや紙幣、読み取れなかったお金を入れたとしても

返却するか寄付するかを選択できます。

寄付できるのは嬉しいですね。

何と交換できるの?

日本において交換できるのは以下の様なものです。

交通系電子マネー や 楽天Edy

 

nanaco  WAON

Amazonギフト券            Appleストアギフトカード

交通系カードならほとんどの人が持っていますし

ギフト券に交換できるのも嬉しい。!(^^)!

手数料は?

手数料は無料です。

レートは変動制。交換する自国の為替レートを元に計算されるそうです。

設置場所は?

首都圏を中心に空港や駅周辺に設置されています。

詳しい場所はHP公式サイトから検索できます。

主な設置場所

  • 成田空港 第1ターミナル中央ビル本館1F
  • 成田空港 第2ターミナル3F出国フロア61番ゲート
  • 羽田空港 ターミナル駅2F
  • 羽田空港 第2ターミナル1F到着口北と南1か所ずつ
  • 関西空港 出発ロビー 北ウィング
  • 大阪 イトーヨーカドーあべの
  • 神戸 日本旅行Tis三宮
  • 京都 日本旅行Tis京都

機械受付時間は24時間ではなく各場所によって時間が異なるので

事前に要チェックです。

感想

いかがでしたか?

キャッチフレーズに

旅行帰りの空港や近くの街の中にあります!」となっているのですが

これは東京都内、成田空港のことだけを指すと思います。

私は関西在住なので関西の街中には3か所しかありません

しかも関西空港は到着ロビーではなく出発ロビーの目立たないところに設置してありました。

日本人が外国から戻った時に外貨を交換するには不適切な場所と思わざるを得ません。

日本から外国へ帰国する外国人には便利かと思いきや

交換できるのは

アメリカ、中国、韓国、その他一部の国のショッピングカード等のみなので

その国に在住している人でなければあまりメリットがないような感じもします。

アイデアはすごくいいし、操作も簡単なので今後もっと各地に広まっていくことを願います。



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