先月から「人は何故海外旅にでるのか? その理由とは」と題して旅の心得も交えて書いています。
今日は10回目。10番目の自信をつける=自己肯定
についてです!
- 珍しいもの、見たことないものを食す、経験する=興味津々・好奇心
- 絶景を観る=五感を活かす
- 充電、傷心を癒す=パワーチャージ
- 現地の人と交流する=コミュニケーション
- 多様な価値観を知る=世界の常識
- 経験値を積む=臨機応変
- 自分探し(自分は何者かを知る)=源に還る
- やりたいことを見つける=可能性・創造性
- 知らない自分を知る=新発見
- 自信をつける=自己肯定
旅で自信をつける
「旅で自信をつける」という動機は
よくあるのではないでしょうか?
私が初めて一人旅に出かけた時の動機はまさにこれ!(*’▽’)
学生時代、私はいつも人と自分を比べ、
何事に対しても自信が持てませんでした。
勉学、スポーツ、容姿、家柄・・
全てに対して劣等感。
劣等感の塊でした。
そんな私がホームステイのために初めて海外に出た時
それまで感じたことのない心の開放を感じ、
狭い日本の常識に囚われなくても大丈夫なんだ
ということがわかってもっと世界を知りたい、と思いました。
それ以来いつも自信のない
「小心者」の自分が
一人でどこまでやれるのか?
を試したくて、知りたくて卒業前に旅立ったのです!
全く知らない土地、全く言葉の通じない、全く日本と異なる国を選んで。(当時の東ヨーロッパ、共産圏)
パスポート、飛行機チケットの手配、準備もすべて自力で行いました。
現地に着いてからは思いがけないことの連続。
両替所が空いていない、時差ボケで動けない、言葉が通じない、怪しい人に遭遇する、お金を盗られる、ジプシーに狙われる、水にあたって寝込む等など。
思わぬハプニングが起こる度に
その時できる対策を考え、臨機応変、なんとか乗り越えようと知恵を絞りました。行動しました。
その結果、予定通り無事に帰国することができたのです。
一つ一つの出来事が終わる度に
小さな成功、という経験値を積んで
最後に元気で無事に帰国できた時には達成感を得ることができました。
その体験が自分に大きな自信をもたらしてくれたのです。
自分でも「やればできる!」と。
人生ではじめて自己肯定ができた気がしました。
自信とは自分の感覚を信じることでもある
自信と言えば「自分はできる」と信じられることですが
そのほかにも「自分の感覚を信じる」ことでもあります。
一人で右も左もわからない状況に遭遇した時、
誰にも助けを求められない時、
自分の感覚に従うしかありません。
- 「この人は信じられるか?」
- 「この場所は安全か?」
- 「ここの空気は自分に合っているか?」
- 「今自分の体は無理をしても大丈夫か?」
自分の感覚がなんとなくでも
その直感を信じることが大切です。
直感に従って結果がよくなかったとしても
それはそれで納得はできるでしょう。自己責任なのだから。
でも損得勘定や恐れから自分のなんとなくと違うことをしてしまって
結果が悪くなってしまったら「あの時ああしていれば・・」と後悔し
自分を否定してしまうことになります。
旅に出るたびに自信度を上げる
初めて一人旅をしてからもうずいぶん経ちますが
今でも旅に出る度にドキドキして
毎回挑戦と冒険の連続です。
根が「小心者」ですから万全の準備態勢を整えてから出発し、
現地では行き当たりばったりにすることもあります。
万全の準備は心のお守りみたいなものでしょうか。
ゲームをしているようでもあります。
想定外の出来事をクリアし
無事に帰国できればミッション終了!
毎回日本では得られない小さな成功体験をするので
それが面白くて旅は止められません。
そしてもう一つ、旅に出る理由
旅する理由をずっと書いてきましたが
世の中には理由なんてないさ!
という旅人もいます。
そこに山があるから、みたいな感覚。
私も憧れる「旅に出る理由」です。
頭であれこれ考えなくても
自分がただ「行きたい」から行く。
シンプルでいいですね!
ここまで10回に分けてお伝えしてきましたが
皆さんの旅に出る理由はなんでしょうか?
どんな理由であっても
旅は人生を豊かにしてくれます(*^^*)
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
世の中ではまだまだ自由に海外に行ける状況ではありませんが必ず収束します!
その日を楽しみにしながら今できることをし、丁寧に毎日を過ごしたいと思います。