2020年7月、久しぶりの投稿です!
日本では緊急事態宣言が解除され、
私の周囲ではコロナで閑散とした街並みが普段の姿に戻り
ピークは越したのかな、という感じがします。
そうなると諦めていた旅への意欲が湧いてきて
最近の状況はどうかな?と思い、海外の様子を調べてみました。
目次
世界各地の入国制限
世界各国、3月中旬頃から順次入国制限措置がとられましたが
現況はそのままで規制解除の方向へはあまり向かっていないようです。残念.。
外務省 海外安全HPによると
- 日本からの渡航者や日本人に対して入国制限措置をとっている国・地域
が171か国/地域
- 日本からの渡航者や日本人に対して入国後に行動制限措置をとっている国・地域
は87か国/地域
だそうです。(7月1日現在)
入国制限の具体例としてはおおむね
- 国境封鎖(陸路&空路)
- 空港閉鎖や航空機の離発着禁止
- 空港でのトランスファーのみ許可
このような感じ。
一部EU諸国ではEU圏の人のみ入国OKや他国でもビジネスでなら条件付きでOKというところもあるようです。
滞在許可や居留証を持っていても外国人入国不可の国もあり、
出国だけ認めている国もありました。(でも飛行機が飛んでなければ出られない)
そして規制前に有効であった入国VISAはほとんどの国で無効となっています。
例え入国できるとしても…
例え規制が緩和されている国であっても
まずはビジネスマンや訪親者からの緩和で
入国前に健康診断の証明書や宣誓書を用意する必要ありのところが多いです。
そして入国後は滞在場所への届け出や
2週間くらいの「自主隔離」や「強制隔離」があるなど
とても旅行としていけるような状況ではありません。(-_-メ)
現在旅に行けそうな国はある?
【世界の動きまとめ】日本、入国規制緩和の第1弾はベトナムから。第2波の警戒強める中国。withコロナにサステナブルを求める世界の観光地
上のリンクから引用させていただきました。
ギリシャではこれまでアテネ空港のみを開いていたが、6月15日よりテッサロニキ空港も再開した。ヨーロッパ、イスラエル、日本、オーストラリア、ニュージーランドからのフライトがすでに再開されている。低リスク国と見なされる29カ国の渡航者には新型コロナウイルスの検査をランダムに行い、高リスク国とみなされるイギリスやベルギーなどからの渡航者には全員検査を実施している。7月1日には全国の空港で国際線の再開を予定している。
タイ:
7月から日本や中国、韓国、ベトナムなどから再開されそうだ。またタイで医療を受診することを目的とした医療観光者の受け入れを再開させることも検討している
この他トルコやエジプトも規制緩和に向けて検討がされているとか。
*状況は日々変化するので各国大使館HP等で確認してくださいね。
運よく旅行を終えて帰国できたとしても
外国人が日本へ入国するには厳しい規制があります。
指定国で14日以上滞在していた人は入国拒否等。
一方日本人は帰国はできますが空港から家までの道のりが長そう・・・
↓厚生労働省HPより
全ての国または地域を出発し、日本に到着する航空機及び日本の港に入港する船舶に乗って来られた方については、検疫法に基づく隔離(入院)・停留が必要となる場合があるほか、検疫所長が指定する場所(自宅等)において14日間の待機をお願いすることとなります。また、ご自宅等へは公共交通機関を使わず、ご家族やお勤めの会社等による送迎でのお帰りをお願いすることとなります。
加えて、入国した日の過去14日以内に入管法に基づく『入国制限対象地域』に滞在歴のある方については、全員にPCR 検査が実施されます。
そのような状況を踏まえたうえで、渡航、帰国を検討いただくようお願いします
帰国した皆さまへ(厚生労働省5月27日)
安易な出国はおすすめできません
上記をご覧になればわかると思いますが
行くのも大変、戻ってくるのも大変!なのが現況ですね。(涙)
私の知人はよく仕事でインドに行っていますが
今回インドで足止めを食らって今も現地に滞在しています。
(国を出るに出られない状況)
彼はインドのエキスパートで慣れているから
長期滞在にも耐えていますが、これが不慣れな旅行者ですと
とんでもないことになりますね。
又、ある記事で見かけたケースは:
コロナがまだアメリカで蔓延していない頃
旅行を予定していた人がキャンセルするのはもったいないからと行くことにしたそうです。
運よく入国できたものの滞在中に規制が強化され出国できなくなり大慌て。
思わぬ滞在延長による宿泊・食費増加で大変な思いをされたとか!
少し無謀でしたね………( ;∀;)
日本人は特殊な文化を持つ民族
日本は諸外国と比べて死亡率が少ないです。
その原因として言われているのが日本人の生活習慣と食習慣。
日本人が当たり前と思ってしてきた無意識行動が感染拡大を予防しているというのは納得です。
外国は
- 土足文化
- 握手、ハグする文化
- 大部屋で家族何人も一緒に寝る習慣
- シャワーだけの文化
- 頻繁にうがい手洗いをしない習慣(お手拭きなどもない)
- マスクに慣れていない
- パンをちぎるなど手を使って食事をすることが多い。
- 外食も多い(カフェやバルを常用、屋台文化の国も)
このような文化・習慣はコロナになったからと言って急に変わるとは考えにくいです…
さて、一般的に海外へ行こうとすればまず飛行機の中から3密状態が始まります。
コロナ下ではマスクを外していたり大声で会話する人が隣の席だと
到着までドキドキ~ですね(>_<)
そして現地に到着すれば↑のような日本と異なった環境なので
感染リスクは高まるだろうし、
日本で多少免疫があった人でも
日本と異なった「型」の強力コロナで感染するかもしれません。
規制緩和直後には安い航空チケットが出たり
宿泊もディスカウント料金で泊まれることがあるかも??
なんて期待してしまいますが
冷静に考えるとリスクを冒してまで行くのはいかがなものか。(涙)
航空業界はどこも死活問題…
世界各国の旅行&観光業界は瀕死の危機に直面しているのは想像にかたくありません。
ヴァージン・オーストラリア航空やコロンビアのアビアンカ航空
は経営破綻し、お馴染みのタイ国際航空も会社更生手続きが行われたそうです。
ヨーロッパ系の大手も大幅なリストラが行われる模様。
あのシンガポール航空でさえ設立以来の赤字になったとは
飛行機好きには悲しいことです。(;´Д`)
案外大手よりも格安のLCCが残るかもしれませんが
そうなると旅のスタイルも大きなスーツケースをゴロゴロから
身軽で荷物の少ない、そして機内食サービス等ないのが当たり前
という方向へ更に多くの人がシフトしていくかもしれませんね。
まとめ
以上のようなことから
現在も海外旅に出かけるには無理があるようです。(涙)
年内は自由に動けない感じもしますが
来年の今頃は自由に旅に出られていることを願います。(#^^#)