
サラエボ空港ターミナル
日本から冬のバルカン半島へ

日本からバルカン半島への直行便はありません。
中東やトルコ、ヨーロッパ経由となります。
中国系航空会社やカタール航空を使うと安いチケットがありますが、
中東情勢が不安定だったこと、中国ビザがまだ免除でなかったことなどがあり
トルコ航空利用イスタンブール経由(無料半日ツアー参加)で
2024年12月22日サラエボからバルカン半島に入りました。
(サラエボIN、テッサロニキOUTで往復20万円)
*カタール航空、ドーハ経由は日程によってザグレブ往復9万円代がありましたよ!
サラエボ空港
サラエボ国際空港(Sarajevo International Airport)は、
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ市内中心部から約6kmの位置にあり、
ヨーロッパ各地と中東の主要都市へのフライトが運航されています。
1984年のサラエボ冬季オリンピック時に大規模拡張されましたが、
1990年代のボスニア紛争で被害を受け、のちに復興。
空港の下には、1993年~1995年ボスニア紛争中「サラエボ・トンネル(トンネル・オブ・ホープ)」
と呼ばれる約800メートルの秘密のトンネルが存在しました。
食料、医薬品、武器、人々の移動のための重要なライフラインでした。
現在、このトンネルの一部は「トンネル博物館」として公開されており、
訪問者は当時の状況を学ぶことができます。(こちらの記事もおすすめ!)

サラエボ空港ターミナル内
入国審査

国際空港としては小さめで飛行機を降りて少し歩いたら入国審査場になります。
窓口も3つほどしかなく、外国人専用はありません。
審査もいたって簡単で、何も聞かれずスタンプが押されました。
預け荷物・税関

レーンもたった2レーンしかありません。
複数便の荷物が同時に出てくるみたいで、一応レーンの上にどの便のものか
表示があるのですが、トルコ航空の便はどこかと共同運航だったみたいで表示が見当たらず。(汗)
自分で荷物を見極めてピックアップするしかありませんでした。
税関には職員はおらず、あっという間に到着ロビーへ。
建物の半分は到着ロビー、半分は出発ロビー(チェックインカウンター)になっているようでした。

両替
ATMの機械は複数台あり、銀行によって手数料は異なるみたいです。
私は余ったドルを持っていたので両替所で現金BAM(マルカ)を入手しました。
因みにバルカン半島ではドルよりユーロを持っていった方が何かと役立ちます。
レートはやはり空港なので良くはありませんでした。日本円も両替可とのことでビックリ。
例えば
●空港レート100円が1.014 (手数料込み)なので 50BAM→5070円
●(12月24日)ATMで引き出したATMレート87.22円 手数料200円 50BAM→4561円
空港からバス移動を考えている人はバスは現金のみ(5BAM 約440円)
なので空港で小銭は確保しておきましょう。

銀行の窓口ではなさそうな感じ。
レートの電光掲示もなく
レートはカウンターの横に
コピーした一覧表が貼られているのみ。
SIMカードは購入していないので価格はチェックしていません。すみません。
BH TELECOM DD SARAJEVOが入っているみたいです。
私は今回は日本でairaloのヨーロッパ42か国10GB37ドル(e-SIM)を購入しました。
紹介コードを入力すると3ドル割引になります!→ 「KEIKO8595」
何故選んだかは、他社ではなかなかボスニア・ヘルツェゴビナまで網羅しているものがなかったから。
空港バス乗り場へ

ターミナル建物を出たらとにかくまっすぐ突き当りまで歩きます。
空港バスは市内から到着した時は建物の前で止まりますが、そこから乗車はできません。
タクシー乗り場、一般の車の駐車場を抜けて小さな看板が見えるところまで。
看板が小さくて遠くから見えなかったので私は当初迷ってしまいました。


バスの時刻は空港ホームページから 最新のものをチェックしておきましょう
出発20分前くらいに運転手が来て乗せてくれました。
カードをタッチする機械もありますが、現金のみです!
現金を持ってない人は空港ターミナルまで両替に走ることに・・
おつりは用意されていました。
混んでいなかった為、終点の旧市街Bascarsija(バスチャルシージャ)まで30分。
降ろされたのは旧市庁舎前です。(ストライプ柄の建物ですぐにわかります。)
(市内から空港へ向かう時は乗り場は異なるので注意!)

市内中心地に入ると一般のバスと同じバス停で下車できます。
運転手に知らせて降ろしてもらいましょう。
タクシーを利用するなら
空港バスの時間とタイミングが合わずタクシーを利用するなら
ターミナル出口に目安の料金表があるので事前にチェックしておきましょう。
