
「オフリド」(Ohrid)は、北マケドニアにある歴史的な都市で、オフリド湖のほとりに位置しています。
街は中世の教会や修道院が多く、「バルカンのエルサレム」とも呼ばれることも。街と湖はユネスコの世界遺産に登録されていています。
そんなオフリドにティラナからバスで向かいました。移動方法と年始のオフリド観光についてお伝えします。(2025年1月現在の情報)
冬場は全体的に観光スポットは早い時間に閉まり、月曜は休みが多いのでご注意を!
- バスチケットの取り方
- 東バスターミナル(Terminari Lundor Autobuseve)出発
- ティラナから国境までの道
- 国境からオフリドまでの道
- オフリド湖とは
- オフリド バスターミナル
- 観光スポット
- Robevci Family House(国立博物館)
- 聖ソフィア教会(東方正教会)
- サミュエル要塞
- ペリヴレプトスの聖母教会:Church of the Virgin Mary Peribleptos(東方正教会)
- 古代劇場 Ancient Macedonian Theatre of Lychnidos
- 聖パンテレイモン教会/プラオシュニク遺跡
- 聖ヨハネ・カネオ教会
- オフリドの宿:Iris Agata
- スーパーマーケット
- 動画
バスチケットの取り方
今回のバスは Get by bus のサイトで予約しました。
ティラナを午前中に出る便は2つあります。(両方とも17€)
●8:00発→11:00(旧市街に近いClassic company前)着。
●9:45発→12:35(オフリドバスターミナル)着。


私は翌日のバスが早朝、バスターミナル発だったので宿をターミナル近くにしました。
それで後者の9:45発のバスを選択。
もし宿が旧市街に近い人なら前者の方が便利です。すぐに観光を始められます。
そしてまず宿に荷物を置いてから観光に出ましょう。
なぜなら旧市街は神戸の町のように急な坂が多く、スーツケースを持っての観光は困難です。
荷物預かりアプリでも預かってくれそうなところは見つけられませんでした。
旧市街に比べ、バスターミナルに向かう道は地図だけ見ていると坂道のように感じるかもしれませんが
緩い登りの道なので距離は有りますが徒歩でも苦にはならないと思います。
もう一つの理由は午前のうちに到着した方が観光する時間が増えるからです。
特に冬場は観光スポットの営業時間は16時までor 日没までとなっているところが多いので要注意。
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さて、予約は簡単で、クレカで決済が完了するとすぐにメールが送られてきます。
添付ファイルを印刷しておくとよいでしょう。(予約はアプリでも確認できます。)


東バスターミナル(Terminari Lundor Autobuseve)出発

GoogleマップではTerminari Lindor I Autobusave(East Bus Terminal)、チケットはLunderとなっていて、正しい綴りはLindorなのかLunderなのか不明です。
*ターミナルの様子は前回の記事やYouTubeも参考になさって下さい。
今回のバスはミニバスでした。バスに行先の表示がなく、それらしきバスを見つけて
運転手さんに「オフリド?」と聞いても「オリ―」と聞こえ確信が持てません”(-“”-)”
仕方ないので同乗しそうな若い人に聞いたらオフリドで間違いない、と言われ安心しました。
現地(アルバニア語?マケドニア語?)ではオフリドとは発音しないみたいです。
チケットの案内にはターミナル使用料が必要かも、と書いてありましたが東ターミナルは不要です。
そして荷物預けもバルカン半島にしては珍しく請求されませんでした。
次に、席に余裕があったので二人席(左側)を選びましたが、できれば右側の席をお勧めします。
なぜならオフリドに近くなると広大な湖の風景が見られるのですが、
写真撮影は右側の席でないと難しかったからです!
ティラナから国境までの道
出発してすぐに田舎風景になり、1時間ほどでエルバサンという街を通過しました。
大きな街でもないのにここでも交通量が多く婦人警官が交通整理をしていました。
街を抜けると今度は道路に並行して鉄道線路が見えるようになりました。
こんなところに鉄道路線なんてあったっけ?よく見てみると橋や駅は老朽化がひどくて現役のように見えません。
調べてみるとアルバニア鉄道は共産時代に整備されたものの経済的問題や政治の変化により維持管理が困難になり
今は一部の路線しか運行していなくて本数も少ないそうです。なるほど。
自動車移動が一般的な社会で政府は道路整備のみに力を入れているもよう。
日本人からしたら折角ある線路を放置しているのは勿体ないし、
公共交通機関が発達してないゆえに各地で慢性的な渋滞が発生・・西欧から鉄道技術を導入すればいいのに。


道中、土砂崩れの復旧現場の横を通ったり、大きな道路が建設中だったりで
バスはだんだん遅れ気味になっていきました。
国境越え
出発から2時間強、12時ごろ出国審査場に到着しました。
出る時はとても簡単、下車することなくあっという間に終了。
入国も出国もスタンプの押印がなくて残念でした。
次に北マケドニアの入国。
ここの渋滞が酷かったです!!長蛇の列でいつ終わるかわからない感じ。
運転手さんが列を間違えたか何かで審査官に怒られてるし”(-“”-)”
とにかく車内でずっと待つこと小一時間。
やっと審査官が乗り込んできてパスポート回収、10分ほどでスタンプが押されて戻ってきました。
他ブログではバルカン半島諸国での国境越えはそんなに時間がかからないと見かけましたが
私の今回の旅では国境越えに時間がかかるケースが多くありました。
13時15分再出発。この時既にオフリド到着予定の12時45分が過ぎてました(涙)
アルバニア滞在の感想行く前に得ていた情報では、アルバニアはかつて共産主義体制下にあり、秘密警察による監視社会で、 家族間でも密告が行われるような閉鎖的な国だとされていました。 「ヨーロッパの北朝鮮」と呼ばれることもあり、北部地域では「ザドルカ」や「血の掟(カナン)」といった伝統的な慣習が 今も一部に残っていると聞いていました。 また、近隣のコソボや北マケドニアでは、アルバニア系住民が民族的なアイデンティティを掲げた運動を展開し、 暴力事件や違法行為に関与したとされる報道も目にしてきました。 さらに、タバコや武器の密輸、石油関連施設の環境問題、大都市での交通渋滞など、さまざまな課題を抱えている国という印象があり、 正直に言うと、「どんな人たちがいるのだろう?」という不安もありました。 実際の滞在中にも、現地の課題や社会の影の部分が見える場面はありましたが、 それ以上に強く感じたのは人々の温かさと日常の穏やかさでした。 街は想像していたよりも発展していて、滞在中はとても快適に過ごせました。 何より、嫌な思いをするようなことは一切なく、たくさんの人に親切にしていただきました。 宿のオーナーさんは明るく気配りのできる方で、ガイドさんも丁寧かつ誠実。 街中で道を尋ねても、誰もが親切に対応してくれました。アジア人に対する偏見のようなものも一切感じませんでした。 また訪れたいかと聞かれれば、迷わず「Yes」と答えます。 次回は、ドゥラスやシュコドラ周辺での登山、そしてジロカストラの歴史ある街にも足を運んでみたいです。 |
国境からオフリドまでの道
北マケドニアに入り暫く走るとストルガという街で停車。トイレ休憩ではありません。
首都スコピエ行きの人はここで別のバスに乗り換える為に下車するのです。
Googleマップでは閉業となっています。
確かにターミナルというには閑散としていて単なる空き地みたいなところでした。
でも乗り継ぎのバスは既に待機していたのでそこは問題なさそうでした。
その後は一路オフリドへ。右手には雄大なオフリド湖が見えてきました。
オフリド湖とは

オフリド湖はヨーロッパで最も古く、最も深い湖のひとつです。
約300万年以上の歴史があり、「古代湖」と呼ばれています。
琵琶湖と比べてみましょう。
どちらも古い湖ですが、琵琶湖が広く浅くなのに対して、オフリド湖は3倍くらい深いことがわかります。
実際湖岸に立ってみると琵琶湖は浅瀬が広がっているところがあり「湖」と感じれますが
ここはいきなり深くなっていて波も高く、「海」のように感じました。
項目 | オフリド湖 | 琵琶湖 |
---|---|---|
所在地 | 北マケドニア・アルバニア | 日本(滋賀県) |
面積 | 約358 km² | 約670 km² |
最大水深 | 約288 m | 約104 m |
平均水深 | 約155 m | 約41 m |
形成時期 | 約300万~500万年前(古代湖) | 約400万年前(古代湖) |
水の透明度 | 非常に高い | 比較的高い(場所による) |
流入河川 | 主要な河川なし(地下水供給が主) | 約118の流入河川 |
オフリド バスターミナル

オフリドに到着したのは1時間15分遅れの13時。
写真のSマークのところにATMの機械があります。
ターミナルの規模は小さくて、中にはカフェが1軒、チケット販売窓口、待合椅子、有料トイレがあるだけです。
目の前にタクシー乗り場があります。(詳しいターミナル内部の動画は次回に投稿しますね)
オールドバザール(旧市街)入口まで約1.3キロ、徒歩15分位。
そこからかの有名な「聖ヨハネ・カネオ教会」までは起伏のある道1.6キロ、約20分もかかります。
観光スポット

観光スポットにたどり着くにはまずバザールの通りを通過することになります。
いろんなショップ、スーパー、レストラン、土産物屋、両替所が軒を並べています。
突き当たってオフリド湖が見えると石畳の道が見えいよいよ歴史ある教会等に続きます。
オフリドはローマ人、ビザンチン人、スラヴ人、オスマン帝国によって支配されていた
ほぼすべての歴史的時代の痕跡が残っていますが
街全体がレンガ色の屋根で統一されているので、
オスマン帝国色よりキリスト教色をより感じる雰囲気となっています。



Robevci Family House(国立博物館)
19世紀の貿易商の屋敷を利用した博物館で、
ロヴェツィ家は、19世紀の裕福な商人階級の家系で、オフリドやバルカン地域で影響力を持っていました。
初代の家は、1861年に火災で焼失しましたが、1863年に再建され、現在の姿となります。
建築は伝統的バルカン建築(3階建て)オスマン時代のマケドニア風民家の典型で、
広い木造バルコニー、石と木を組み合わせた美しい外観が特徴。
20世紀に入り、ロヴェツィ家から国へ寄贈され、国立博物館の一部として公開されるようになりました。
1. 考古学展示(地下・1階)
オフリドとその周辺地域で発掘された古代マケドニア、ギリシャ、ローマ、ビザンティン時代の遺物。
2. ロベヴ家の暮らし(2階)
実際の居住空間を再現、19世紀の裕福なマケドニア家庭の生活様式がわかる内容。
豪華な応接室、婚礼室、刺繍入りの民族衣装、家具、木彫細工、オリジナルの木製天井装飾や暖炉
3. 美術・宗教芸術(別室)
一部ではオフリドの教会から収集されたイコン(聖画像)や宗教工芸品も展示。地元の聖職者や修道士が使った典礼具、写本なども。
*2025年1月現在建物は改装中で私は見学することはできませんでした。


聖ソフィア教会(東方正教会)

中世(9C~11C)の東方正教会の教会でビザンチン様式の建物。レンガと石を組み合わせた構造が特徴。
内部には11世紀から13世紀のフレスコ画が多く残されており、
ビザンチン美術として非常に貴重だと言われています。
オスマン帝国時代にはモスクとして使われていた時期もありその間フレスコ画は塗りつぶされていたとか。
今は復旧されており「オフリド地域の自然および文化遺産」(世界遺産)の一部として登録されています。
*入館料 150デナリ。ユーロ払いは3€。
サミュエル要塞
10~11世紀初、ブルガリア帝国皇帝サミュエルによって建てられた要塞。
ほぼ2世紀にわたって時の荒廃に晒されていましたが、2000年に保存修復の取り組みが始まり、
要塞の全域で体系的な考古学的発掘が行われ、中央部分の城壁と塔が修復、保存、修復されたそうです。
詳細はHPで。
非常に眺めがよいそうですが寒い上に時間も限られていたので登ることはしませんでした。

ペリヴレプトスの聖母教会:Church of the Virgin Mary Peribleptos(東方正教会)

*元は聖母マリアに捧げられた教会だったが聖クリメントの遺骸がここに移された為、名前も「聖クリメント教会」と呼ばれることもあり、下記の聖パンテレイモン教会(別称:聖クリメント教会)と混同してわかりにくい。
中世ビザンティン絵画の最高峰を体感できる場所で、オフリドの美術館のような教会と称される教会。
1295年建造。この教会が特に有名なのは、内部に描かれたフレスコ画です。(内部写真はリンクから)
マイケルとエウトイミオス兄弟という画家による作品で、
この2人はビザンティン美術の黄金時代(パレオロゴス朝ルネサンス)を代表する画家とされています。
聖母マリア、キリスト、聖人たち、天使たちが非常に表情豊かに描かれており、
「感情表現のあるビザンティン画」として高く評価されています。
隣接してイコンギャラリーがあります。
冬期期間: 10月1日から4月30日。9:00から14:00、月曜休。夏期期間: 5月1日から9月30日。9:00から17:00、月曜休。
*今回は年始で教会もギャラリーも閉まっていて見学できませんでした。
地図で見ると聖ソフィア教会からすぐなのですが、坂道が急すぎて息切れ!
でもここからのオフリド湖や街並みの景色は最高でした(#^.^#)
古代劇場 Ancient Macedonian Theatre of Lychnidos

紀元前2世紀頃にギリシャ様式で建てられた劇場で、当初は演劇や詩の朗読、音楽公演などが行われていました。
ローマ帝国時代には剣闘士の戦いや公開処刑など、より残酷なイベントにも使われるようになりました。
西暦4世紀初頭、オフリドに来た最初のキリスト教宣教師が25,000人をキリスト教に改宗させ、
市内の異教の建物がすべて破壊されたときにおそらく劇場もこれらの破壊の被害を受け、
その座席や他の建物の資材は後に初期キリスト教のバシリカや
その他多くの建物建設に使用されたと考えられています。
オスマン帝国時代はローマ的な遺構が嫌われたため、劇場は意図的に埋められました。
1980年代に偶然発見され、発掘・保存活動が行われたことで、現在の姿に。
今は野外ステージとして復活、夏には「オフリド・サマー・フェスティバル」などの
文化イベントで、演劇・音楽・ダンスの公演が行われています。
聖クリメント教会を少し下ったところにあるのですぐにわかります。
聖パンテレイモン教会/プラオシュニク遺跡

この地域はフリド旧市街の丘の上に位置し、古代からの宗教的中心地とされています。
考古学的にも非常に価値が高く、歴史層が重なっています。
聖パンテレイモン教会(聖クリメント教会)
聖クリメント建設の聖パンテレイモンに捧げられた教会。
聖パンテレイモンは、キリスト教初期の殉教者であり、癒しの奇跡を行った医者の聖人で
東方正教会では病人や弱者の守護聖人として信仰されています。
元々9世紀に建てられ、その後オスマン帝国時代にモスクに改修され破壊されました。
現在の教会は、2000年代初頭に再建されたもの。発掘された古代遺構やモザイクが保護されています。
観光地でありながら、今でも宗教儀式やミサが行われる現役の教会。
建物は典型的な中世ビザンティン建築で、石とレンガを組み合わせた美しいファサードが特徴。
修復するプロジェクトではスルタン・メフメト・モスクの遺跡を事前に撤去した後で行われました。
礼拝堂内部(写真撮影禁止)は1930年代から40年代にかけて描かれたイコン(聖画像)や、
古代の壁画の断片が融合されていて美しいです。

⇚最近なくなった司教さんのお墓も
★聖クリメントは、キリル文字を広めた人物であり、スラヴ文化とキリスト教の発展に大きく貢献しました。
この教会は、彼がブルガリア帝国の支援を受け自ら設計・建設し、教えた学校の跡地でもあり、
中世のスラヴ世界初の大学的存在とされています。
礼拝堂の床からガラス張りで地下に残る遺跡や聖クリメントのお墓(石棺)が見ることができます。
プラオシュニク
聖堂のすぐ隣に広がっています。2020年代以降も保存作業や学術調査が続けられており
フェンスや簡易的な柵で囲まれていて外から一部見えるものの、内部への立ち入りは制限されています。
観光用の整備はまだ部分的で、年始でなくても見学できない雰囲気が漂っていました。
プラオシュニクにある巨大バジリカ(プラオシュニシュカ ポリコンク教会)は
初期キリスト教のバジリカで、4世紀後半または 5世紀前半に建てられた三廊式の教会跡。
古代スクピ(現在スコピエ)が破壊された6世紀(518年)の地震で被害を受け破壊されたと考えられています。
精巧なモザイク床が確認されており、当時の宗教建築の高度な技術がわかるそうです。
これらのモザイクの鳥や動物全般の描写は、
装飾的な性格やキリスト教の典礼における象徴的な意味合いがあると言われています。
ローマ時代の建物の土台 さらに古い層には、ローマ帝政期の公共施設・邸宅とみられる遺構もあり、
その他、墓地 古代から中世にかけての墓が多数、一部には石棺や十字の彫刻が見られるようです。
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*この教会と遺跡に入る門は開いていましたが年始で入口の料金所は閉まっていました。
現地民、観光客は勝手に入場、教会も本来はお金を取るところをこの日は無料にしていました。
もしバジリカも見れるならラッキーだと思います!
聖ヨハネ・カネオ教会

13世紀建造と推定される断崖絶壁の上に立つ教会で、眼下にはオフリド湖が広がります。
青い湖と山々に囲まれた背景が印象的で、オフリドの最も有名な写真スポット!!
中世ビザンティン建築とアルメニア様式が融合した建物で
オスマン帝国時代にも破壊されず、ひっそりと守られてきました。
小規模ながら調和のとれた十字型のレイアウトに、八角形のドーム。
外壁は素焼きレンガと石を組み合わせた美しいデザインです。
内部は比較的シンプルで、いくつかのフレスコ画(14世紀頃のもの)が残されています(現在修復済)。
観光地としても開放されており、内部に入ることも可能(有料・季節による)ということでしたが
冬だからか閉まっていました。(涙)
映画ビフォア・ザ・レイン(字幕版)1996年にも出てきた場所で見学したい!と思っていたのですが残念。
↓北マケドニアにおける宗教、民族問題を扱った映画。
アルバニア人少女を庇ったマケドニア人が身内に殺され、助けられた少女も家族の掟を破ったがゆえに兄に殺されるという悲しい内容。
オフリドの宿:Iris Agata
オフリドは有名観光地なので宿の値段も高めです。
外国人旅行者でバス移動している人は旧市街から離れたバスターミナルを利用するのですが、
ターミナル近くに手頃なホテルや民泊は少ないです。
よさそうな民泊が見つかってもチェックイン&アウトの時間制限があるので
早朝出発の私は時間に融通の利く↓の宿:Iris Agataを利用することにしました。

ターミナルから徒歩5分!立地最高!スーパーも近くに数軒あります。
ターミナル出入口の左手、横断歩道を渡ってまっすぐ歩きます。
暫くすると写真にある「ZOBI]という看板が見えるのでその隣の建物。
建物横に柵があるので手て開け、突き当りまで歩きます。白い扉があり、白い扉を開けるには暗証番号が必要。
私は番号がわからなかったので他フロアの住民の人と一緒に中に入りました。
1階左側、ブザーを鳴らして入室。宿のオーナーは常駐していません。事前に到着予定時間を伝えておきます。
チェックインしたら宿の鍵をくれ、建物の白い扉の暗証番号を教えてくれます。若い女性で親切でした。
支払いはユーロ、キャッシュのみ。4人部屋 12€(約1980円)でした。

とても清潔に保たれており、食器等も完備。ただ一般の住居をリフォームした作りで狭いです。
玄関入ってすぐに個室ベッドルーム1つ、キッチン、その奥左手にトイレ&シャワー、右手に4人部屋1つ。
入口右手奥にサンルームのような空間があります。4人部屋はエアコン完備で夜も暖かく過ごせました。
デメリットは洗面&トイレシャワーが一体型でひとつしかないので、最悪6人でシェアすることに。
カーテンはあるものの、誰かがシャワーすると床はびしょびしょ。
4人部屋は男女混合のみ。ベッドにカーテンはなく丸見え・・
オフリドは1泊のみのブルガリアへの通過地点だったのでこの宿で十分でした。
朝6時半にチェックアウト、事前に申し込んでおき部屋の鍵はベッドに残しておくだけで済みました。
スーパーマーケット



日本と変わらないスーパーがあちこちにありました。ターミナルから旧市街入口に行く道沿いだけでも4軒。
もちろんバザールの近くにもあります。カード支払いもOK!
参考価格は以下の通りです。1デナリ=約2.6円で計算。
●水500ml:22(58円) ●フルーツジュース220ml:19(50円) ●ヨーグルト150g:40(105円) ●バナナ1本:10(26円) ●梨1個:19(49円) ●カップ麺(パスタ):90(236円) ●クロワッサン1個:28(74円) ●クッキー1パック:88(230円) ●ハイネケンビール500ml:55(145円) ●ワイン1本:180~700(470~1800円) ●米500g:169(444円) |
動画
次回、オフリドバスターミナルの様子、首都スコピエの様子について動画をアップしますので
そちらも参考にしてくださいね。