
巡礼中の食事ってどんな感じ?と気になりませんか?
できるだけ出費を抑えたいバックパッカーの多くは公営宿を利用し、
そこで自炊することが多いです。
私も当初そのつもりでしたが、連れになった仲間がほぼ毎日外食していたので
私もそのスタイルで過ごしました。
そんな経験も含めてカミーノでの食事事情をお伝えします。
夕食 アルベルゲ(巡礼宿)で自炊
多くの巡礼宿(公営&私営とも)には台所や
ちょっとした飲食をできるスペースがあります。
大人数を収容できる巡礼宿は台所も広々としていて使いやすいですが
修道院のあとを利用したような古い建物は
台所も狭く、遠慮しながら使うような感じでした。

公営宿食堂 自炊不可

公営宿 食堂。キッチンあり自炊可。
食器や調理器具が備え付けになっているところもあればないところもあります。
調味料をおいてくれてるところもあれば自前の時もあります。
食堂はあってもキッチンはスタッフのみが使えて自炊はできず、
その代わりに有料で食事の提供をしているところもありました。

私営宿のキッチン
又、キッチンにある
巡礼者たちが残して行ったものは
勝手に使えるので
パスタなど残っていればラッキーです。
私見ですが必ず自炊しているのは韓国人をはじめアジア人。そして南米系の人。
地元スペインやヨーロッパの人は外食が多いような気がしました。
巡礼路上にコンビニはありませんが、
大抵雑貨屋があり
そこで野菜や果物、菓子パン類、酒飲料品、
缶詰やパスタ、日用雑貨などが手に入るので
不便なことはなかったです。
スペインはチーズやワインが豊富なのでそれらと
缶詰の中身を並べただけでも美味しいです!豪華!

*飲料水に関して
スペインは日本と異なる硬水です。(マドリードは軟水らしいです)
ペットボトルの水を買おうと思えば
炭酸入り(con gas)も現地ではポピュラーなので気を付ける必要があります。
炭酸なしはsin gas。
連れのスペイン人が水道水をガバガバ飲んでいたので
私もペットボトルを買いそびれた時はそのまま水道水を飲んでいました。問題なし。
硬水でもお腹を壊さない人はわざわざ水を買わなくても大丈夫。
しかし、知り合った日本人で普段ローフードを食べてる子は舌が敏感みたいで、
水の臭いが気になるといってペットボトルの水を飲んでいました。
ですからご自分で判断されるといいでしょう。
朝食
朝食は前日にパン等を買っておき、出発前に食べて出かけてもいいですが
食堂がない所はまだ皆が寝ているところで電気をつけるわけにもいきません。
私達はカフェで食べていました。
カフェなんて朝6時頃からやってるの?と思われるかもしれません。
でも巡礼路では巡礼者向けに早朝から開けてくれている店が多かったです。
定番はフランスパンを軽くトーストしたところに
オリーブオイルをかけて食べるパンコナセイテ(pan con aceite)!
これに必ず毎朝足腰のためのサプリを採っていました。(トップの写真)
スペインのサプリやビタミン剤はすごく大きなタブレットで、
それを水に入れると炭酸泡のようなものが出てきます~
スペイン朝食チュロスは北スペインではほとんど見かけませんでした。
昼食
お昼はカフェや雑貨店でサンドイッチ(ボカディージョ)等を
買ってピクニックもいいですね^^



カフェでのんびり休憩しながらのランチもいいです。
多くのカフェでは巡礼者向けの定食を提供しています。
大体が10~15ユーロでした。
前菜、主菜、ドリンク、デザート・・
前菜にはサラダかパスタがよくありましたがパスタはおススメできません。
スペインにはアルデンテという言葉がないのか?
と思うくらいどこも茹ですぎのぶよぶよだからです><”
休憩のお茶


道中、上記の写真のようなカフェが町や村ごとにあって
お茶休憩やトイレ休憩ができます。(朝食、軽食もあり)
カフェには本当に毎日お世話になりました。
特に悪天候の日は「次のカフェまでとりあえず頑張ろう!」と
思って歩いていましたから。^^
ある日、雨の中を何時間も歩いた後に入ったカフェで
コーヒーを注文しただけなのに
温かいスープとマリア様のストラップを

心に沁みたスープ
プレゼントしてもらったことがありました。大感激!!
心に沁みました・・・(;´∀`)
後ろに写っている手は
スタンプ(セジョ)を押してくれてるところ。
ピンチョスも!
スペインにはピンチョス=おつまみ、というものがあります。
小腹の空いたときにはうってつけです。
各バル(Bar)によって
載っている具材はことなります。
スペインが初めてなら是非一度は試してもらいたいです。
めちゃくちゃ凝っていて、めちゃくちゃ美味しいです。
お値段も手ごろだし、一人で巡礼している人には
1つずつ注文できるので有難い分量です。
お酒を飲める人には最高でしょう。
巡礼宿で有料の夕食
アルベルゲによっては別料金で夕食を用意してくれるところがありました。
各国からの巡礼者と一緒に食事をとるのもいいですね。


巡礼者のために心を込めてオスピタレイロ(宿主人)が手作りしてくれることが多く
どれも美味しかったです。(15ユーロ前後)
ご当地グルメを味わう
私の巡礼パターンは早朝7時前には出発して午後1時か2時ごろ次の目的地に到着、
荷をほどいてシャワー洗濯をしてから本格的な食事をしていました。
その時間になるまでにカフェには朝食も含め3回ほどは立ち寄っていたと思います。
昼食としては食べずにおつまみ程度のものを食べていました。

ブルゴスの名物 モルシージャ。豚の血入りソーセージ。生臭くなく美味しかったです。
毎日3時頃からゆっくり食事。
夕食との兼用で外食していました。
外食で楽しみなのは、
そこのご当地グルメも味わえるということです。
私はお酒が飲めませんが、飲める人なら
巡礼が進んでいく毎に各州の名産ワインが楽しめるようでした。

ガリシア地方名物プルポ・ア・フェイラ。茹蛸のぶつ切りにオリーブ油とパプリカをかけたもの。シンプルだけど身がやわらかくて美味。

ガリシア地方の魚料理
ベジタリアンフードについて

ベジレストランの前菜
巡礼者の中には
ベジタリアンやビーガンの人もいるでしょう。
私の連れの一人はベジタリアンでした。
日本よりスペインの方がベジ飯があるのかと思いきや、
意外にも少なかったです。
マドリードや南スペインではどうかわかりませんが、
巡礼道でベジタリアン専用のお店は大都市を除いてほぼなかったです。
ということで私の連れは毎日定食の前菜はサラダ!
(上にゆで卵かツナが載ってることが多いので取り除く)
主菜は肉系なので、
そこはお店の人にお願いしてボリュームのあるサラダに変えてもらったり
結構注文で苦労していました。

特注豆腐サラダ
北スペインでおススメなのはホワイトアスパラ、アーティチョーク。
缶詰でもあるから自炊派の人でもOKです。
中部レオンあたりはポロネギ(=puerroプエロ)の産地だったので
グリルしたネギも美味しかったです。
フライドポテトやピーマン(=pimientoピミエント)もありますから
菜食の人も外食、大丈夫ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
スペイン料理は日本人の口に合うので旅しやすいと思います。
和食が恋しくなる人はフリーズドライ食品を持って行けばいいでしょうが
私は一度も恋しくはなりませんでした!!それくらい美味しいから。
又、巡礼時の費用についてですが、巡礼スタイルは人それぞれで
公営宿だけ使い、自炊するなら1日15~20ユーロ
私営宿やポーターサービスを使ったり、カフェでお茶や外食もするなら
1日30~40ユーロくらいかかると思ったらいいでしょう。
旅の参考になったら嬉しいです。Buen Camino!!